パラメータとは?概要から活用方法までをおさらい
「パラメータ」という言葉はさまざまな分野で使われますが、Web広告においては、Webブラウザからサーバーに送られるプログラムを意味します。この記事では、パラメータの概要からパラメータの種類、Web広告におけるパラメータの活用法などを解説します。「今さらだけど、パラメータって何?」と思われている方は、参考にしてください。
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目次
1.パラメータとは?
「パラメータ(parameter)」とは、日本語で「変数」や「媒介変数」と訳され、数学や統計学では、変数値や媒介変数、統計量などを意味します。その他、IT分野においては「ソフトウェアやシステムの処理の内容を決める、外から与えられる値」をパラメータと呼んでいます。
2.Web広告におけるパラメータの種類
Web広告におけるパラメータとは「URLパラメータ」のことを指し、Webブラウザからサーバーに送られるプログラムを意味します。プログラムは、サーバーに対する指示書のようなものと考えてください。ブラウザから送られてくる指示書の内容に従って、サーバーは必要なデータをピックアップし、ブラウザに返す仕組みになっています。
URLパラメータには「アクティブパラメータ」と「パッシブパラメータ」の2種類があり、それぞれ用途が異なります。
2-1.アクティブパラメータ
アクティブパラメータは、ブラウザからサーバーに送るパラメータの内容によって、コンテンツの内容が変わるタイプのものになります。アクティブパラメータは、ECサイトなどの動的ページで使われます。
例えば、「https// abc.com」というURLのECサイトがあったとして、このURLを開くとショップのトップページが表示されます。そして、このURLの末尾に「?shoes=brown」というパラメータが付くと茶色の靴のページが、「?boots=black」が付くと黒いブーツのページが表示されるように、パラメータの違いで表示されるページが変わります。
2-2.パッシブパラメータ
パッシブパラメータは、アクティブパラメータのように、パラメータ値によってコンテンツの内容が変わることはありません。パッシブパラメータは、情報収集が目的の場合に使用されます。
例えば、ユーザーのアクセス数を把握する、流入経路を調べるといった場合などに使われます。ちなみにパッシブパラメータは、パラメータの有無に関係なく、表示される内容が同じであることから「ダミーパラメータ」とも呼ばれます。
3.Web広告におけるパラメータの活用方法
パラメータをWeb広告で活用する場合、いくつかの方法があります。ここでは、具体的な活用方法を2つご紹介します。
3-1.Web広告の効果測定を行う
Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールでWeb広告の効果測定を行う際、パラメータが活用されます。例えば、リスティング広告のリンク先URLにパラメータを付与しておくことで、どの広告から流入・コンバージョンしてきたのかが把握できるようになります。
例えば、以下のようなパラメータを設定すると、ユーザーがどのような経由でWebサイトに流入しているか把握できます。
- ?utm_source=Google:Google広告経由の流入
- ?utm_source=index:トップページからの流入
- ?utm_source=mail:メール経由での流入
このように、細かい解析を行う場合、パラメータを活用すると大変便利です。
3-2.MAツールを使った閲覧者の特定
集客や顧客管理などのマーケティング活動を可視化・自動化するマーケティングオートメーションツール(MAツール)でも、パラメータが活用されています。
MAツールを使ってメルマガ配信を行う際、リンクのURLにユーザー一人一人のIDがパラメータとして自動で付与されます。こうすることで、誰がURLをクリックしたのかが特定できるようになります。また、ブラウザのCookieにユーザーのIDが登録されるので、後日そのユーザーが同じWebサイトを閲覧した場合も、MAツール上で把握できます。
参考記事
まとめ
今回は、パラメータの概要からWeb広告における活用方法について解説しました。パラメータは、効果測定や解析を行う際に不可欠と言えます。一方で、パラメータの使い方によってはGoogleに重複コンテンツと判断されてしまうことも……。
例えば、ECサイトで色違いの商品にパラメータを設定すると、コンテンツ内容がほぼ同じとなるため、重複コンテンツとみなされてしまいます。こういった注意点も理解したうえで、パラメータを効果的に活用しましょう。
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アドフレックス編集部
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