コラム

ネット集客のコツとポイントをわかりやすく解説!【SNSやリスティング広告の活用方法とは】

基礎知識
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総務省が発表した「令和3年 情報通信白書」によると、個人のインターネット利用率は83.4%、13歳から59歳に限れば9割を超える高い利用率を示しています。今後も、インターネットユーザーは増加の一途を辿ると考えて間違いないでしょう。

このような現状を踏まえて、ネット集客の本格的な取り組みを検討している方も多いと思います。しかし、ネット集客を成功させるには、実店舗とは異なる知識や考え方が必要です。

そこで今回は、ネット集客のポイントやコツを詳しく解説していきます。ホームページの作成方法やリスティング広告を使った商品のアピール方法なども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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1.ネット集客に役立つ6つの方法

ネット集客に活用できる主な方法は、次の6つです。

  • SEO対策
  • Web広告の運用
  • SNSの活用
  • SNS広告の運用
  • 直接入力
  • メールマガジン

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1-1.SEO対策

SEO(Search Engine Optimization) とは:
自社のホームページやコンテンツを検索結果の上位に表示させる施策。

ネットユーザーは検索結果上位の記事からクリックしていく傾向があるため、ネット集客には欠かせない重要な施策になります。

SEOでもっとも大切なのは「ユーザーファースト」を意識したコンテンツの作成です。ユーザーニーズに合致した有益な情報を発信すれば、検索エンジンの評価が高まり、上位に表示されるようになります。自社製品の良さだけをアピールしても、質の高いコンテンツとはみなされません。ユーザーの悩みや課題を理解したうえで、「自社の製品なら、その悩みを解決できる」という具体策を提示しましょう。

検索上位からのクリックには費用がかからないため、コストを削減しながら効率的に集客することもできます。ただし、結果が出るまでに時間がかかるので、即効性はありません。

1-2.Web広告の運用

即効性のある方法で集客したい場合は、設定したタイミングで狙ったターゲットにアプローチできるWeb広告の運用が効果的です。

  • ネット集客に役立つWeb広告の種類

ネット集客に役立つ主なWeb広告は、次の2つです。

リスティング広告
検索キーワードに連動して表示される広告です。検索結果画面の上部に広告が表示されるため、狙ったキーワードでアクセスを増やすことができます。

上記の例では、「掃除機」というキーワードに連動した広告が赤枠部に表示されています。

参考記事

【入門】リスティング広告とは?初心者でも理解できる仕組みや費用、メリットを徹底解説!

ディスプレイ広告
広告媒体が提携しているWebサイトやアプリに掲載される広告です。画像やバナーを使って、商品やサービスを視覚的にアピールできます。ターゲティング機能を活用すれば、特定のユーザーに限定した広告配信も可能です。

参考記事

ディスプレイ広告とは?リスティング広告とうまく使い分けて効果を出す!
  • Web広告の配信媒体

Web広告は、主に次のような媒体を使って配信します。

Google広告
Googleが提供しているWeb広告です。Googleの検索結果だけではなく、Gmailやlivedoor、YouTubeといった掲載サイトにも配信されるため、多くのユーザーにアプローチできます。動画広告やショッピング広告、アプリ広告といった多彩な配信方法を選択できるのも特徴です。

Yahoo!広告
Yahoo!系列のコンテンツだけではなく、クックパッドや食べログなどにも広告が配信されます。月間PVが225億を超えるYahoo!ニュースへの掲載も可能です。

Yahooユーザーは比較的年齢層が高くなっています。メインターゲットが主婦や60代前後の場合は、Yahoo!広告の利用が適しているでしょう。

1-3.SNSの活用

SNSを活用する際に注意したいのは、「商品購入や資料請求といったコンバージョンを目的にしない」ということ。SNSを販促に使うと、ユーザーにマイナスの印象を与える可能性があります。SNS はあくまでも「ユーザーとの関係性向上」を重視して活用しましょう。

ネット集客に役立つ主なSNSは、次の4つです。

  • Twitter
  • Facebook
  • Instagram
  • LINE

各SNSの特徴を詳しく見ていきましょう。

Twitter
140文字以内の短文で情報を発信するSNS です。若年層以外に30代以上のユーザーも増えてきており、他のSNSより拡散性が高いという特徴があります。リアルタイムで話題を追えるため、タイムリーな情報を発信したいときに役立つでしょう。

Facebook
実名登録が原則のSNS です。SNSのなかでもオフィシャル感が強いため、自社の公式アカウントを作成しておくことをおすすめします。近年では、BtoB企業の認知拡大やブランディングなどに使われるケースが増えています。

Instagram
写真と動画の投稿がメインのSNSです。視覚的なコンテンツで訴求したいときに適しています。メインユーザーは10代から20代で、女性ユーザーが比較的多いという特徴があります。投稿をシェアする機能はないので拡散力は高くありません。

LINE
幅広い世代に利用されている、国内最大級のSNS です。店舗や企業が運営できる「LINE公式アカウント」を活用すれば、「友だち」になったユーザーにクーポンや新製品の情報を配信することができます。LINE独自のスタンプや、アンケート機能を利用した配信効果の分析も可能です。

1-4.SNS広告の運用

SNSのアカウントを開設して運用するのではなく、費用を払って広告を配信し、ユーザーにアピールする方法です。

各SNS広告の特徴をまとめると、以下のようになります。

月間アクティブユーザ 主なユーザー層 適している商材・目的
Twitter広告 4,500万人 10代~20代 ニュース性の高い商材
Facebook広告 2,600万人 30代~40代 有益な情報の提供
Instagram広告 3,300万人 10代~20代 サービスや商品の認知
LINE広告 8,900万人 全世代 独自性の高いコンテンツ

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

Twitter広告
Twitter広告は、タイムラインや検索結果に掲載されます。フォロワー獲得からコンバージョンまで、目的に応じた広告を配信できます。ユーザーが広告をリツイートしたり、「いいね」をしたりすることも可能で、拡散性に優れています。リツイートされた広告の表示は課金対象にはならないため、ユーザーの興味を引く広告を作成すれば、低コストで商品を拡散させられます。

参考記事

Twitter広告とは?初心者でも簡単に運用できる広告の概要を解説

Facebook広告
実名登録が基本のFacebook広告は、ユーザー情報や利用情報などを活用した、精度の高いターゲティングができるのが特徴です。そのため、訴求したいユーザーにピンポイントで情報を届けられます。
目的に応じて以下の配信先から選べるのも、Facebook広告の特徴です。

  • Facebook
  • Instagram
  • Messenger
  • Audience Network

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Facebook広告とは?特徴からメリット、始め方まで詳しく解説!

Instagram広告
Facebook傘下にあるInstagram広告は、画像や動画などのビジュアルがメインです。企業アカウントとの親和性が高く、20代女性ユーザーの92%は、企業アカウントをフォローしています。Facebookと同様に、アカウント情報に基づいた精度の高いターゲティングができるのも魅力です。ただし、Instagramユーザーは動画や画像のクオリティに敏感なため、クリエイティビティの高い広告を配信する必要があります。

参考記事

Instagram広告の完全ガイド!初期設定から成功に導く運用方法まで、徹底解説

LINE広告
LINE広告は、利用機会の多いトーク一覧が表示される「トークリスト」の最上部以外に、「LINE NEWS」や「LINE マンガ」などにも配信されます。ユーザーの年齢層も幅広く、国内におけるSNS利用率はトップクラスであるLINE広告は、他のSNS広告ではリーチできない層にアピールすることも可能です。

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LINE広告とは?多彩な配信面を持つ広告プラットフォームの概要を解説

1-5.直接入力

ユーザーがブラウザにURLを直接入力して、アクセスする集客方法です。URL の掲載場所には「名刺」や「メールのフッター」などが考えられます。実店舗であれば、店舗の目立つ場所にQR コードを掲載すると効果的です。

1-6.メールマガジン

メールを一斉配信するメルマガは、集客手法としてよく使われます。企業が知らせたい情報を任意のタイミングでアプローチできるという特徴があり、顧客/見込み客などのように、ターゲティングごとにコンテンツを送り分ける、といったこともできます。

ただし、他の集客方法に比べるとコミュニケーションが一方通行になりやすく、若年層には敬遠されがちなので、利用する際は注意しましょう。例えば、若年層にはSNS、BtoBでの集客にはメルマガと使い分けるのが理想です。

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2.ネット集客成功のポイント5つ

ネット集客を成功させるための主なポイントは、次の5つです。

  • 目的を決める
  • ターゲットを決める
  • 質の高いコンテンツを作成する
  • SNSのフォロワーを集める
  • 効果の検証をする

それぞれ詳しく見ていきましょう。

2-1.目的を決める

集客の目的を明確にすれば、選択すべき施策が見えてきます。ネット集客の場合は、商品の購入や問い合わせ以外にも、SNSのフォロワーやYouTube のチャンネル登録者数を増やすなどの目的が考えられるでしょう。ホームページのアクセス数アップを目的にしてもかまいません。

2-2.ターゲットを決める

商材に適したターゲットを決めてから、集客を行なうことも大切です。例えば、40代以上をターゲットとした求人サイトの集客に、若年層がメインのInstagramを活用して成果を上げるのは難しいでしょう。このケースでは、詳細なターゲティングができるWeb広告やFacebook広告などが適しています。

2-3.質の高いコンテンツを作成する

コンテンツや商品詳細ページの質を向上させると、コンバージョンにつなげやすくなります。利便性の低いコンテンツは、商品購入や申し込みの前にユーザーが離脱する可能性が高くなるので注意が必要です。コンテンツの利便性と質を高めれば、検索エンジンに評価されやすくなるというメリットもあります。

コンテンツの質を高めるために意識したいポイントは、次の3つです。

  1. 文章
    運営するサイトの記事や商品の紹介文は、具体的に分かりやすく書きましょう。相手に伝わらない文章は、ユーザーの信頼度を大きく低下させてしまいます。
  2. フォーム
    入力必須項目は最低限にして、入力途中の離脱を防ぎましょう。入力エラーがあった場合には「申し込み」を押した時点で指摘できる仕組みにすると、ユーザーが再入力する手間を省けます。
  3. ページの表示速度
    Googleの調査によると、表示速度が1秒から3秒になるだけで直帰率が32%増加、6秒になると106%、10秒では123%に増えるというデータが出ています。モバイルからのアクセスも含め、「ネットユーザーは3秒待てない」と考えて対応する必要があるでしょう。

2-4.SNSのフォロワーを増やす

SNSのフォロワーを増やせば、自社の商品やサービスの情報を拡散しやすくなります。拡散された情報の提供元は「友人」や「他のネットユーザー」になるため、信頼度が高まりコンバージョンにつながる可能性も上昇します。

2-5.効果検証をする

Web広告やSNSを使ったネット集客施策を展開した後は、Google Analyticsなどの解析ツールを活用して、施策の効果を検証しましょう。集客ができているにもかかわらず、アクセス数やコンバージョン率が伸びづらい場合は、コンテンツの改善が必要です。費用対効果が低い場合は、配信先の変更も視野に入れてください。

参考記事

Google Analyticsとは?デジタルマーケティング戦略に欠かせないツールを解説

まとめ

今回の内容をまとめると、以下になります。

  • ネット集客にはSEO対策やWeb広告の運用などが有効である
  • 集客の目的とターゲットを明確にすることが重要である
  • 媒体の特性と商材の相性を確認することも大切である

ネット集客は、施策を展開して終わりではありません。継続的な情報発信やコンテンツの更新、課題の改善を繰り返しながら、最大限の集客効果を狙っていくことが重要です。ご紹介したポイントを参考にして、効率的な集客を実現させましょう。

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アドフレックス編集部

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