コラム

ランディングページの作成方法!正しい手順からポイントまで、まるごと紹介

クリエイティブ 広告運用
この記事は4分で読むことができます

ランディングページを作成することになったけれど、何から始めればいいの?
Web広告からLPへの流入はあるものの、なかなかコンバージョンに至らない……
とお困りの方へ。

Web広告運用には不可欠な、ランディングページ(LP)の作成方法について、分かりやすく解説していきます。この記事を読めば、ランディングページ作成の流れやコツを掴めるようになります。ぜひ参考にしてみてください!

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1.ランディングページ(LP)とは

ランディングページ(LP)を日本語にすると、「ユーザーが着地するページ」となります。ランディングページには、広義/狭義での意味があります。

  • 広義:検索結果や広告経由で最初にアクセスするページ
  • 狭義:ユーザーに行動を促す目的で作成するページ

この記事では、狭義の意味でのランディングページ(LP)について、解説していきます

1-1.ランディングページの特徴

ランディングページ(LP)は、縦長で目をひくデザインが特徴的で、ページ内のリンク数は限られています。1枚のページで完結させることで、ユーザーの興味を逸らすことなく伝えたい内容をダイレクトに訴求します。

1-2.ランディングページのメリット

ランディングページ(LP)は、行動を促すことを目的としています。売りたい商材に関する情報だけにフォーカスすることで、比較・検討の迷いが生じにくくなります。

また、ホームページと比較すると、LPは1つの商材に特化しており、情報量も少ないため、効果検証が容易でPDCAサイクルが回しやすいです。

1-3.ランディングページのデメリット

ランディングページ(LP)は、1枚のページで完結しています。SEO対策では「ユーザーニーズを満たすだけの情報量があるかどうか」で判断されるため、ランディングページはページ数不足とみなされます。そのため、SEO対策による効果は見込みにくく、オーガニック検索からの流入(自然流入)で集客したい場合には、不向きと言えます。

2.ランディングページの作成方法

では、ランディングページ(LP)の作成方法を、順を追って解説します。

2-1.目的を決める

最初に、ランディングページ(LP)を作る目的を決めます。その理由は、目的や内容によって、ページの設計方法が異なるためです。主な目的として、「商品購入」「資料請求」「ホワイトペーパーのダウンロード」「メルマガ登録」などが挙げられます。このような目的を決める際、KPI(評価指標)も設定しておきましょう。目的と合わせて具体的な数値を定めておくと、効果検証がしやすくなります。

2-2.ターゲットを決める

次に、ランディングページ(LP)へ訪問させたいターゲットを決めます。ターゲットに興味・関心を湧かせて行動を促すには、インサイト(心理)を理解する必要があります。

「どのような悩みを抱えているのか?」
「どのようなものを必要としているのか?」
など、隠れた心理を考慮した上で、作成へと進みます。

ターゲット像は、ページの訴求方法からデザインに至るまで、全体に大きく影響します。なるべく、具体的に設定しましょう。

2-3.構成を決める

目的とターゲットが決まったら、ランディングページ(LP)で何を、どのような順番で伝えていくか、構成(ワイヤーフレーム)を決めていきます。商談やプレゼンでは、相手が理解できるように内容や流れが組み立てられています。それと同じように、LPを作成する上でも構成は重要です。(構成の組み立て方については、後ほど解説します。)

2-4.コンテンツを作成する

構成が完成したら、コンテンツ(コピー)を作成します。コピーは、ユーザーの興味・関心をひくような、魅力的なものを考えましょう。コピーのクオリティが、ページを最後まで読んでもらえるどうか、コンバージョンに至るかを左右します。

コピーを作成する際はユーザー目線を意識して、商品・サービスを購入することで得られるメリットを伝え、期待感が持てるように書くのがコツです。

2-5.デザインを組む

次に、デザインに進みます。ターゲットの嗜好に合ったフォントと文字サイズ、色味、画像を使ってデザインしていきましょう。それ以外に、操作性や読みやすさなど、UIを意識することも重要です。デザインで迷った時は、ランディングページ(LP)を集めたギャラリーサイトなどを参考にするとヒントが得られます。

2-6.コーディングする

デザインが完成したら、Webページとして閲覧できるよう、コーディングします。コーディングを行う場合は、ページを細かく区切り、改修しやすいように土台を作っておきましょう。ランディングページ(LP)は作成したら終わりではなく、効果検証をしながら改修を重ね、最適化(LPO)していくものです。そのため、改修を前提としたコーディングを行ってください。

2-7.公開する

Webページが完成したら、ページの表示速度や動作に問題がないか、確認します。問題がなければ公開しましょう。

3.ランディングページの構成内容

ランディングページ(LP)の作成方法が理解できたところで、次に、LPがどのような要素で構成されているのかを見ていきましょう。構成は大きく「ファーストビュー」「ボディ」「クロージング」の3つに分類できます。


出典元:家計簿プリカオフィシャルサイト

ここでは、こちらのランディングページ(LP)を参考にしながら、構成について解説します。

3-1.ファーストビュー

出典元:家計簿プリカオフィシャルサイト

ファーストビューとは、ページを開いて最初に目に飛び込んでくる部分のことをいいます。このファーストビューの良し悪しで、ページを最後まで読んでもらえるかが決まります。ターゲットの興味・関心を惹く、魅力的なデザインや内容にしてください。

3-2.ボディ:共感やベネフィット訴求

出典元:家計簿プリカオフィシャルサイト

ボディ部分では、共感やベネフィット訴求をします。ベネフィットとは、ユーザーが得られる利益や効果という意味です。ユーザーが抱えている悩みや要望に共感を示すことで「私の悩みを理解してくれる」、ベネフィット訴求によって「有益な情報が書いてある」と思ってもらえ、ユーザーとの距離が縮められます。ユーザーとの距離を縮めることで、ページ滞在時間も増え、コンバージョンにつなげやすくなります

3-3.ボディ:説得

出典元:家計簿プリカオフィシャルサイト

ボディ部分では説得も必要です。共感やベネフィット訴求だけでは「なぜ私の悩みを解決できるのだろう?」と疑問を持たれてしまいます。そのため、共感やベネフィットに対する説得文も加えましょう。データや数値を使って根拠を示すと、説得力が増します

3-4.ボディ:信頼

出典元:家計簿プリカオフィシャルサイト

共感やベネフィットで距離を縮め、説得によってユーザーの心を動かした後は、信頼(安心感)を訴求しましょう。例えば、利用者の声を紹介するのは、信頼の訴求におすすめの手段です。利用者の性別や年齢、職業などの属性に加えて、BeforeとAfterでのポジティブな変化を掲載することで、商材に対する信頼性が向上します。

3-5.クロージング

出典元:家計簿プリカオフィシャルサイト

最後はクロージングです。商品購入や資料請求などのCTAボタンを設置しましょう。ボタンから遷移するWebフォームは、入力項目が分かりやすい、複雑ではないなどストレスがかからない内容にすることで、より多くのコンバージョンを狙います。

4.作成にあたってのポイント

ランディングページ(LP)を作るにあたって、5つのポイントがあります。

4-1.魅力的なファーストビューを作る

ターゲットの興味・関心をひくファーストビューを作成しましょう。ユーザー心理に刺さるキャッチコピーやメインビジュアルにします。また、受賞歴などがある場合は、エビデンスとしてファーストビューに載せておくと信頼性が高まります。

また、ついやってしまいがちなのが、訴求したい内容すべてを1枚のLPに込めること。雑然とした印象を与えてしまい、どこに注目すればいいのかが分からなくなってしまいます。一番訴求したい要素を絞り込み、明瞭・簡潔を心掛けて作成していくことが大切です。

4-2.ユーザー目線でコンテンツを作る

ユーザー目線でコンテンツを作ることも大切です。ユーザーがどのような悩みを抱えているか、何を叶えたいかなど、インサイトを明らかにしていきます。ユーザー心理を理解した上でコンテンツを作成すれば、ニーズに応えることができ、成果にもつながりやすくなります

4-3.ユーザビリティにこだわる

ユーザビリティにこだわったページ作成を心がけましょう。文字やボタンの位置は分かりやすいか、表示速度が遅くないかなどをテストしてください。ユーザビリティを考慮しないサイトは、ストレスを感じて離脱してしまいます。そのため、公開前にデバイスごとの操作性は確認しておきましょう。

4-4.広告とのずれがない内容にする

ランディングページ(LP)は、Web広告のリンク先ページとして使用されるものです。そのため、広告内容と違和感のないものにしましょう。違和感があるだけで、ユーザーは離脱してしまいます。ビジュアルや広告文など、統一感をもって作成しましょう。

4-5.更新できる仕様にしておく

ランディングページ(LP)作成時は、ページのエリアを細かく区切ってください。LPは一度作ったら終わりではなく、効果をもとに改修を加え、改善していくものです。エリアを区切っておくことで、指定箇所を改修しやすくなります。

Web制作会社にLP作成を依頼する場合、作成後の更新作業まですべてを任せることもできますが、更新業務は内製化にして、効率化を図る方法もあります。社内で簡単に更新できる仕様にしておけば、ランディングページ最適化(LPO)も楽に行えるようになります。

5.ランディングページの制作手段

ランディングページ(LP)を作成するには、主に3つの手段があります。

5-1.インハウス運用(内製化)をする

自社でランディングページ(LP)を作成すれば、制作費用が安く抑えられる、スケジュール調整がしやすい、細かな修正も可能など、メリットはたくさんあります。

構成からデザイン、コーディングまですべて自社で行うには大きな負担もありますが、LP作成ツールなどを活用すれば、業務効率化が図れます。しかし、社内にプログラミング知識を持つ人材がいない場合は、現実的ではありません。

5-2.フリーランスに依頼する

クラウドソーシングやSNSを活用して、フリーランスのライターやデザイナーを探すのも1つの方法です。しかし、人によって得意・不得意があり、実力も異なるため、「想像と仕上がりが違う」などのトラブルになることも。フリーランスに依頼する場合は、事前にポートフォリオを確認するなど、齟齬がないようにしましょう。

5-3.Web制作会社に依頼する

LP制作に強いWeb制作会社に依頼すると、安心できます。経験値の高いプロフェッショナルのため、コストが高くなりがちですが、的確なアドバイスが受けられ、期待するゴールまで導いてくれるでしょう。

LPを作成するには、デザインやプログラミングなどの専門知識、経験値が求められます。Web制作会社を選ぶときは、類似する商材での制作事例があるか、確認しておきましょう。

まとめ

今回は、ランディングページ(LP)の作成方法やポイントについて、ご紹介しました。LPは、基本な手順からポイントまで理解した上で作成するのが成功の秘訣です。

また、LPは作成したら終わり、ではなく、効果測定をしながら最適化(LPO)を図る必要があります。ぜひ、この記事を参考にLP作成にトライしてみてください。

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本記事の著者

アドフレックス編集部

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