ニュースリリース

「生理痛体験研修」を実施。日本テレビ「news every.」に取り上げられました。

女性の立場を知る機会に。研修で得た体験を会社の制度設計に活用

マーケティング領域を中心に企業の事業成長を支援する株式会社アドフレックス・コミュニケーションズ(本社:東京都港区、代表取締役:桑畑治彦、以下アドフレックス)は、社内研修の一環として「生理痛体験研修」を実施、2023年3月8日(水)放送の日本テレビ「news every.」で紹介されました。

研修では奈良女子大学の佐藤克成准教授とその研究チーム協力のもと、生理痛を疑似体験できるVR装置「月経痛体験システム」を体験。男性社員24名、女性社員5名が参加しました。

研修実施の背景

弊社では「会社をよくするプロジェクト」として、働き方や女性のキャリアなど様々なテーマを議論し、社員の意見を取り入れながら制度化する取り組みがあります。そんな中、女性の生理痛を男性も体験する仕組みがあることを知り、「少しでも女性の立場を知る機会になれば」という想いで研修実施に至りました。

研修実施の背景

研修内容

痛みを疑似体験するため任意参加としましたが、男性社員24名、女性社員5名が参加。冒頭、奈良女子大学の佐藤克成准教授より、生理痛を疑似体験できるVR装置「月経痛体験システム」についてご説明いただきました。

「月経痛体験システム」とは
腰痛、頭痛、貧血、感情の不安定など、多様な月経症状から子宮や周りの血管の過剰な収縮により生じる腹痛に着目し、EMS(電気筋肉刺激)による腹筋の収縮で月経を再現した、月経痛の疑似体験装置。

「月経痛体験システム」とは
体験希望者は電極パットを腹部に貼り、4段階の電流の強さ(40%、60%、80%、100%)を順に体験。痛みに個人差があるため、無理のない範囲で各自が体験しました。
研修内容
体験を終えた男性社員からは、「月経痛の中で仕事をする苦労を理解できていなかった」「女性へのサポートの必要性を更に感じた」といった声があがり、女性社員からは「装置と同じくらいの痛さ」「もっとひどい痛さを感じることがある」と様々でした。

今後の取り組み

今回の体験研修を実施したことで、各社員が生理痛について考えるきっかけにもなりました。そこで生理痛に関する制度を作れないか社内で呼びかけたところ、様々なアイディアが集まりました。すぐに実施できそうなものはすでに制度化を進めており、今後も積極的に制度化を検討してまいります。

日本テレビ「news every.」にて紹介されました

本研修の取り組みが2023年3月8日放送の日本テレビ系ニュース・情報番組「news every.」にて取り上げられました。ぜひご覧ください。

講師プロフィール

奈良女子大学 研究院工学系 准教授
佐藤克成(さとうかつなり)

2006年東北大学工学部卒業。2011年東京大学大学院情報理工学系研究科修了。2013年奈良女子大学講師となり、現在に至る。
温冷感を中心とした触感情報の記録と再現技術、ヒトの感性に着目したVR技術に関する教育研究に従事。

アドフレックス・コミュニケーションズについて

AI×コンサルティングを強みとし、デジタルマーケティング領域において様々な用途に合わせたサービス・プロダクトを用い、クライアント企業の課題解決や事業拡大を支援しています。日本初上陸のAIパーソナライゼーションプラットフォームやCDPを織り交ぜ、ビジネスパートナーとして企業の事業拡大に貢献しています。