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【三井住友カード株式会社様との特別対談】金融業界にみる AI × デジタルマーケティング #MarkeZine Day Special ①

12月10日(火)に行われたMarkezine Day Special『最先端AIが切り開く、デジタルマーケティングの可能性』(主催:株式会社翔泳社 MarkeZine編集部 協賛:アドフレックス・コミュニケーションズ)は盛況のうちに終了いたしました。

今回3つのセッションのうち、弊社執行役員 髙橋と三井住友カード株式会社 久保氏によるトークセッションの一部をレポートいたします。

AIに対する抵抗感

キャッシュレス化やデジタルシフトが進む中、金融業界においてもデジタルマーケティング施策の重要性が高まっています。一方で、広告表現の規制やWEB広告媒体の集中による広告単価の高騰など、業界ならではの問題も避けては通れません。

粒度の細かい分析と運用を求め、運用にAIを導入するご提案をすることが多いのですが、「AIに対する現場の不安がまだまだある」と久保氏から、率直な意見をいただきました。
”AIは良い面がある一方、一定のレベルでは人が判断する局面が多いというところで、AIに任せきりになってしまうことで問題が出るのではないのか”と。

アドフレックスでは設計やコンサルティングといった意思決定部分はヒトが、機械学習による粒度の細かい運用にはAIを導入するというビジネスモデルである点を、事例を用いて紹介しました。

AIとヒトが生み出す、デジタルマーケティングのシナジー

最後に、今後の展望を久保氏にお伺いしました。

「現時点では、主にリスティング広告のコンディションは、キャッシュレス市場の追い風、アドフレックス様の緻密な運用でかなり好調です。ですが、単にAIを導入したからという単純な関係ではなく、AIツールを導入する際、しっかりとした体制を築いてもらい、我々事業主側の担当者も一緒になって参画したことが改善に繋がったと考えています。今後もAIとアドフレックス様、担当者の私が三位一体となってシナジーを作っていければと思います。」(久保氏談)

次回

「デジタルマーケティングや広告代理店の中心になってくるのはAI」と言い切る弊社ディレクター 大谷とデータサイエンティスト 柳下によるトークセッションの一部をレポート
【アフターレポート】ヒトとAIが関わるデジタルマーケティングのあるべき姿 #MarkeZine Day Special ②