【2022年最新版】主要Google 広告の種類と特徴、ターゲティング内容を解説
Google 広告と一口に言っても、リスティング広告やディスプレイ広告、動画広告などさまざまな種類があります。
広告運用で成果を出すためには、各広告の特徴を理解したうえで、自社ビジネスに最適なものを選択しなければいけません。
そこで本記事では、各Google 広告の特徴やターゲティング種類について解説します。
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目次
1.Google 広告とは
Google 広告とは:
Google社が提供する広告出稿サービス。リスティング広告やディスプレイ広告、動画広告など豊富なフォーマットの広告を提供している。
以前は「Googleアドワーズ(AdWords)」という名称でしたが、2018年より名称が変更されています。
2.主要Google 広告6種類の特徴を解説
Google 広告には主に6つの広告種類があります。それぞれの広告の特徴を理解したうえで、自社に最適な広告種類を選ぶ必要があります。
以下では、6種類のGoogle 広告の特徴を解説します。
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- YouTube
- ショッピング広告
- モバイルアプリインストール広告
- ローカル検索広告
2-1.Googleリスティング広告
課金方式 | ・クリック課金 ・インプレッション課金 |
---|---|
メリット | ・購買意欲の高い層に訴求できる ・予算設定がしやすい ・簡単に購入できる |
注意点 | ・画像や動画などを広告に入れることはできない |
向いている用途 | ・売上増加 ・見込み客の創出 |
Googleリスティング広告とは:
ユーザーの検索ワードに応じて、広告を検索画面上部に表示する広告を指す。上限クリック単価と広告品質スコアのかけ合わせで表示順位は決まる。
リスティング広告は検索画面の上部に表示されるため、確度の高いユーザーにアプローチ可能です。そのため、製品販売や問い合わせ、資料請求などコンバージョン目的の広告運用に最適です。一方、広告に画像や動画などは入れられないため、ブランディング目的には向いていません。
リスティング広告では、広告主が上限クリック単価を設定でき、中小企業でも導入しやすいです。簡単に始められる一方、クリックされる広告を作成できなければ、成果にはつながりません。
検索ワードに潜むユーザーの意図を把握し、それを広告に反映することが大事。
リスティング広告については、下記記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
参考記事
2-2.Googleディスプレイ広告(GDN)
課金方式 | ・クリック課金 ・インプレッション課金 ・コンバージョン課金 |
---|---|
メリット | ・幅広い層にアプローチできる ・自社や製品の認知度を高められる ・クリック単価が比較的安い |
注意点 | ・ユーザーの離脱率が高い ・コンバージョンにつながりにくい |
向いている用途 | ・認知度向上 ・ブランディング |
Googleディスプレイ広告とは:
Googleが運営するGmailやYouTubeなどのサービスに出稿できる広告を指す。
上記以外にも、Googleは200万以上のWebサイトや動画、アプリと提携しているため、多くの人にアプローチできます。
リスティング広告との主な違いは、以下の2点です。
- 幅広い層に訴求できる
- 動画や画像を表示できる
広告配信するユーザー層が幅広い点には注目しましょう。リスティング広告は、ユーザーの検索ワードに応じた広告表示をするため、購買意欲の高いユーザーにのみアプローチできます。
一方、ディスプレイ広告では幅広い層に広告が表示されます。そのため、認知度向上やブランディングに向いていますが、コンバージョン目的の運用には向いていません。
2-3.YouTube(Google動画広告)
課金方式 | ・視聴課金 ・クリック課金 ・インプレッション課金 |
---|---|
メリット | ・多くの見込み顧客層にアプローチできる ・ビジュアルで訴求できる ・比較的安い単価で広告配信できる |
注意点 | ・コンバージョンにつなげるのが難しい |
向いている用途 | ・認知度向上 ・ブランディング ・購買意欲の醸成 |
Google動画広告では、利用率が極めて高いYouTube上に動画広告を出稿できます。広告フォーマットの種類は多々あり、主に以下3つの目的に合わせて最適なフォーマットを選べます。
- 認知度アップ
- 見込み客の関心を高める
- 消費者の行動を促す
映像や音声で訴求できる性質上、YouTube動画広告は宣伝やブランディング、購買意欲の醸成に最適な施策の一つです。
一方で、多くの方が動画広告をスキップした経験があるように、コンバージョンにつなげるのが難しいデメリットがあります。スキップを防ぐためにも、ターゲティングの最適化およびターゲットのニーズを満たす動画制作が必要です。
YouTube動画広告については、下記記事で詳しく解説しているので、ぜひご参照ください。
参考記事
2-4.ショッピング広告
課金方式 | ・クリック課金 |
---|---|
メリット | ・購買意欲の高いユーザーにアプローチできる ・クリック単価が安い |
注意点 | ・出稿キーワードを決められない ・フィード作成の工数が多い |
向いている用途 | ・製品販売 |
Googleショッピング広告とは:
検索結果画面のショッピング枠に製品写真や価格などを表示する広告。
たとえば、上の画像のように「デスクチェア」を検索したユーザーに、デスクチェアの製品写真や価格を表示できます。ユーザーは製品写真と価格を理解したうえでクリックするため、購買意欲が非常に高く、購入に直結しやすいです。
Googleショッピング広告については、下記記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらもご参考にしてください。
参考記事
2-5.モバイルアプリインストール広告
課金方式 | ・クリック課金 |
---|---|
メリット | ・膨大なオーディエンスにリーチできる ・運用の手間がかからない ・配信設定が簡単 |
注意点 | ・特になし |
向いている用途 | ・インストール獲得 |
モバイルアプリインストール広告とは:
Google PlayもしくはApple App Storeのアプリページにユーザーを誘導する広告を示す。広告の配信先は、検索画面やGoogleディスプレイネットワーク、YouTubeなど。
ユーザーが広告をクリックすると、Webサイトもしくはアプリストアへ誘導されます。Googleが誇る膨大なオーディエンスに配信できるため、インストール数の増加や認知度向上が見込めます。
広告出稿準備は簡単に行える、かつ広告は自動運用されるため、手間がかからないのもメリット。
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2-6.ローカル検索広告
課金方式 | ・クリック課金 |
---|---|
メリット | ・能動的なユーザーにアプローチできる ・競合よりも上位表示される |
注意点 | ・競合が多いと上位表示が難しい |
向いている用途 | ・来店数の増加 ・電話による問い合わせ数の増加 |
ローカル検索広告とは:
店舗の近くにいるユーザーが特定のキーワード検索をしたとき、店舗情報が表示される広告を示す。
「池袋にあるコーヒー店」のような検索をした確度の高いユーザーに広告が表示されるため、来店や問い合わせ数の向上を見込めます。
通常の検索結果画面では、知名度や掲載情報の充実度などで掲載順位が決まります。一方、ローカル検索広告を利用すれば、競合よりも上位表示されるため、来店につながりやすいです。
3.Google 広告のターゲティング全12種類
Google 広告の運用において、ターゲティングを使いこなすことは重要です。最適なターゲティング設定をすれば、コンバージョンにつながりやすいユーザーに広告配信でき、予算の最適化や効果の最大化を見込めるのです。
以下では、Google 広告のターゲティング種類について解説します。
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3-1.オーディエンスターゲティング
オーディエンスターゲティングとは:
ユーザー属性や行動などにもとづいて、広告配信をする機能。
オーディエンスターゲティングの種類は以下の通りになります。
ターゲティング種類 | 概要 |
---|---|
ユーザー属性 | 地域や年齢、性別、端末の種類でターゲティング |
アフィニティカテゴリ | ライフスタイルや趣味、習慣でターゲティング |
ライフイベント | 大学卒業や引っ越し、結婚などのライフイベントでターゲティング |
購買意欲の高い層 | 類似商品を調べているユーザーや購入意欲の高いユーザーでターゲティング |
カスタムセグメント | 指定のキーワードやWebサイトURL、アプリでターゲティング |
データセグメント(旧リマーケティング) | 自社Webサイトやアプリに訪問したことがあるユーザーや、類似するユーザーでターゲティング |
参考記事
3-2.コンテンツターゲティング
コンテンツターゲティングとは:
ディスプレイ広告の配信先を指定する機能。
コンテンツターゲティングの種類は以下3つがあります。
ターゲティング種類 | 概要 |
---|---|
トピック | 特定のトピックのページに広告配信 |
プレースメント | 指定のWebサイトに広告配信 |
コンテンツキーワード | 指定のキーワードに関連するコンテンツに興味あるユーザーに広告配信 |
3-3.その他のターゲティング
オーディエンスとコンテンツターゲティングのほか、以下3種類のターゲティングがあります。
ターゲティング種類 | 概要 |
---|---|
曜日と時間帯 | 指定の曜日と時間帯に広告を配信 |
地域 | 指定の地域に住むユーザーに広告配信 |
デバイス | 指定のデバイスを持つユーザーに広告配信 |
参考記事
4.Google 広告のタグ2種類
Google 広告の運用においては、データの分析と改善を繰り返し、常にパフォーマンスの最適化を測る必要があります。
データ収集においては、以下2つのタグの設置が必須です。
- グローバルサイトタグ
- イベントスニペット
それぞれのタグについて解説します。
4-1.グローバルサイトタグ
グローバルサイトタグをWebページに設置すると、ユーザー情報や流入元などを計測できます。グローバルサイトタグは計測したい全てのページに設置しなければいけません。
4-2.イベントスニペット
イベントスニペットを設置すると、ユーザーがどの広告を通してコンバージョンしたのか分析できます。単独で使用はできず、グローバルサイトタグと組み合わせる必要があります。
Google 広告タグの設置方法は、下記記事で詳しく解説しているので、ぜひご参考にしてください。
参考記事
5.まとめ
Google 広告には、複数のキャンペーンとターゲティングがあります。まずは各キャンペーンとターゲティングの特徴を理解し、自社ビジネスに最適な選択をする必要があります。
ぜひ本記事で紹介した内容をもとに、どのGoogle 広告を利用するのか検討してみてください。
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