MARKETING COLUMN マーケティングコラム

【入門】リスティング広告とは?初心者でも理解できる仕組みや費用、メリットを徹底解説!

【この記事のポイント】

  • リスティング広告の基礎を知りたい方必見
  • リスティング広告ならではのメリット・デメリットを把握
  • 費用や掲載順位の決まり方、広告の始め方まで完全網羅

GoogleYahoo!の検索結果画面に配信するリスティング広告は、あらゆる企業にとって重要な施策となっています。

 

実際に、「2021 日本の広告費」によると、日本のインターネット広告費の37%はリスティング広告が占めているのです。

 

リスティング広告を使用するべき理由は、課題やニーズが明確化した顕在層にリーチすることで、短期間で売り上げや問い合わせなどにつなげられるためです。

 

自社サービスの認知度拡大やコンバージョン数を上げたい場合などは、リスティング広告が有効な施策となります。

 

本記事ではリスティング広告の基礎知識から、始める手順、運用ポイントまで分かりやすく解説します。

リスティング広告を改善したい方へ

10年以上の業界経験から得られた知見をもとに、弊社アドフレックスが実践している「リスティング広告最適化の秘訣」を無料公開します。

  • 自社のリスティング広告を改善したい
  • どんな改善方法があるのか知りたい
  • 具体的な改善事例を知りたい

といったマーケティング担当者の方はぜひダウンロードのうえ、ご活用ください。

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1.リスティング広告とは

リスティング広告とは:

検索エンジンで任意のキーワードを検索したときに検索結果に連動する形で表示される広告のこと。リスティング広告という呼び方が一般的だが、検索連動広告と呼ぶこともある。

リスティング広告は、ユーザーの検索結果に関連する内容の広告が表示されます。

 

例えば、「英会話」と検索したユーザーには、英会話教室やオンライン英会話の広告が配信されるわけです。悩みや課題の解決法を探している顕在層に広告配信できるため、     コンバージョンにつながりやすいといえます。

1-1.リスティング広告が掲載されるエリア

リスティング広告が掲載されるエリアは、検索結果の上部もしくは下部です。

 

上記画像はキーワード「英会話」で検索したため、ユーザーが興味関心を持っている英会話についてのリスティング広告が配信されています。また、リスティング広告は自然検索よりも上部に表示されるため、高いクリック率の達成が可能です。

1-2.媒体

出典:statcounter

 

リスティング広告の代表的な媒体として、Googleが提供する「Google 広告」、Yahoo! JAPAN(Yahoo!)が提供する「Yahoo!広告」があります。

 

statcounterで調査したところ、2022年11月時点の国内検索エンジンのシェアはGoogleが76.4%、Yahoo!は14.7%を占めています。          

 

GoogleYahoo!の両方でリスティング広告を出稿することで、国内の検索エンジンの9割以上のカバーが可能です。

日本国内のユーザーを対象に広告を出稿したいのであれば、2つの検索エンジンを押さえておけば十分でしょう。

1-3.広告のフォーマット

リスティング広告のフォーマットは以下3つの要素で成り立っています。

  • 見出し:最も目立つ要素。3つ設定できる
  • 説明文:商品やサービスの詳細な宣伝をする
  • URL:広告をクリックした際の遷移先URL

3つの構成要素のなかで、特に重要なのが見出しです。見出しは、ほかの要素よりも大きく、青文字で表示されるため、非常に目立ちます。

 

ユーザーが初めに目にするのが見出しのため、ユーザーの検索語句やニーズを反映させるようにしましょう。

 

なお見出しや説明文には文字数の上限など、媒体ごとに規定があります。見出しや説明文が簡潔にまとまっていないと、どのようなサイトなのかが分かりづらく、ユーザーがアクセスしにくい可能性もあるので注意が必要です。

 

参考:Google 広告のポリシー

参考:広告掲載基準:もくじ|Yahoo!広告ヘルプ

1-4.自然検索(オーガニック検索)との違い

検索エンジンの検索結果には、リスティング広告以外に自然検索(オーガニック検索)が表示されます。自然検索とは、検索結果に表示されるWebサイトのうち、リスティング広告を除いた部分のことです。

 

リスティング広告も自然検索も見出し、説明文、URLがテキストで記載されている点は同じですが、以下のような違いがあります。

リスティング広告自然検索
掲載費用費用がかかる無料
掲載順位ある程度コントロール可能SEO対策で可能

リスティング広告と自然検索の大きな違いは、費用の有無です。

 

リスティング広告はユーザーにクリックされるとコストが発生しますが、自然検索はどれだけクリックされてもコストはかかりません。

 

また、リスティング広告は広告ランクという指標によって掲載順が決まります。広告ランクはお金をかければある程度コントロールできるため、出稿者が狙いを持って上位表示させることができます。

 

一方の自然検索は、SEO(検索エンジン最適化)対策を行い、検索エンジンから評価されることで上位ページに表示されるのが特徴です。

 

その他、リスティング広告はどの検索キーワードに対してどの広告を表示させるかを意図的に決められます。

リスティング広告はお金をかけることでスピーディーに上位表示ができ、自然検索は表示自体にコストはかからないものの、上位表示させるまでには時間も労力もかかる、という違いがある。

1-5.ディスプレイ広告との違い

リスティング広告と並ぶ代表的な広告手法の1つに「ディスプレイ広告」があります。

 

これは、Webサイトの広告枠に表示される広告のことで、Googleが提供する「GDN(Googleディスプレイネットワーク)」、Yahoo!が提供する「YDA(Yahoo!ディスプレイ広告)」が代表的です。

 

例えば、以下はYahoo! JAPANのトップページの画像ですが、この右端に表示されている広告がディスプレイ広告です。

ディスプレイ広告はリスティング広告とは異なり、テキストだけではなく画像が表示されることもある点が特徴です。

 

なお、ディスプレイ広告は、どのようにターゲティングするかによって以下の2種類に分けることができます。

  • ユーザーの興味や関心に基づき「人」に対してターゲティングを行う。
  • Webサイトの属性に基づき「コンテンツ」に対してターゲティングを行う。

リスティング広告とディスプレイ広告では仕組みやフォーマット、掲載場所、ターゲットユーザーが異なるため、併用されるケースもあります。それぞれの特徴を理解し、適した手法を選びましょう。

2.リスティング広告のメリット

リスティング広告を利用するメリットは以下4つです。

  • 購買意欲など、ポテンシャルの高い顕在層にアプローチできる
  • 少額から始められる
  • ゴールや予算に合わせて運用が調整できる
  • リアルタイムでの改善が可能

以下では、それぞれのメリットについて解説します。

2-1.購買意欲など、ポテンシャルの高い顕在層にアプローチできる

リスティング広告の一番のメリットは購買意欲の高い顕在層にアプローチできる点でしょう。具体的には、ユーザーの検索ワードと関連する広告が表示される仕組みです。

 

検索をしている=そのキーワードに何かしらの興味や関心がある」と考えられるため、意欲が高いといえます。また、ユーザーは課題解決のために検索を行っています。

例えば、「ニキビ 化粧水」で検索するユーザーは「ニキビに悩んでいて、毎日使う化粧水でニキビを改善したい」もしくは「化粧水でニキビを予防したい」というニーズを持っています。

 

そのようなユーザーに、ニキビの予防/改善ができる化粧水の広告を表示すれば、「これが私に必要な製品だ!」と思い、広告をクリックしてくれるわけです。

検索結果にニーズと合致する解決策をリスティング広告として表示できれば、ユーザーは広告をクリックし、そのまま購買や問い合わせをしてくれる可能性が高くなる。

2-2.少額(1000円)から始められる

「Web広告って高額なコストが必要になるのでは?」といったイメージがあるかもしれませんが、リスティング広告は少額から始められます。

 

リスティング広告においては最低出稿金額が決まっておらず、自社の予算に合わせて決められる点が魅力の一つです。

 

例えば、11万円を1ヵ月投下する想定であれば、月の予算は30万円が目安です。

 

このように、リスティング広告は1クリック当たりの費用・1日の予算・月の予算を自由に設定でき、クリックされた分だけしか費用は発生しません。

 

リスティング広告をお試しで利用したい企業にとっても、予算を確保してスピーディーに効果を実感したい企業にとってもおすすめの広告手法ではないでしょうか。

2-3.ゴールや予算に合わせて運用が調整できる

リスティング広告は、「クリック単価 × クリック数」によって費用が決まります。しかし、クリック単価はさまざまな要素を踏まえて決まる仕組みとなっているため、入札段階で把握できません。

 

そこで、このような時にGoogle 広告の「キーワードプランナー」や Yahoo!広告の「Yahoo!キーワードアドバイスツール」をといった分析ツールを活用することで、ある程度の予測値を把握することができます。

上限クリック単価や1ヵ月の広告費用などの予測値が分かるため、広告運用のゴールや予算に合わせた運用が可能。

2-4.リアルタイムで改善が可能

リスティング広告には専用の管理画面が用意されており、リアルタイムで広告の成果をチェックすることができます。そのため、結果が思ったよりもよくない場合は、広告を一時停止して改善策を講じる、といったことも可能です。

リアルタイムでの対応をすることでロスを最小限に抑えられるため、費用対効果も高まりやすい。

3.リスティング広告のデメリット

リスティング広告にはたくさんのメリットがある一方で、下記3つのデメリットも存在します。

  • 運用に知識が必要
  • 時間と手間がかかる
  • 画像や動画などのように視覚にアピールできない

ここでは、3つのデメリットについてご紹介します。

3-1.運用に知識が必要

リスティング広告の運用には、専門知識が必要不可欠です。とりあえず配信するだけであれば初心者でもなんとかなるかもしれませんが、広告は出稿後も定期的に成果を計測し、必要に応じて改善する必要があります。

最適なタイミングで最適な改善を行うには、広告の知識や運用ノウハウ、広告の管理画面の理解などが求められる。

3-2.時間と手間がかかる

リスティング広告は、自然検索と比べてスピーディーに検索結果に上位表示することができますが、製品の購入やお問い合わせ、資料請求など、目的とする成果(コンバージョン)をアップさせるには、質の高い運用が成功の鍵を握ります。

 

そのため、運用には膨大な時間と運用工数がかかってしまうのです。

ユーザーのニーズや検索エンジンのアルゴリズムも日々変化していくため、これらに対応する時間と工数も必要になる。

3-3.画像や動画などのように視覚にアピールできない

リスティング広告は「テキスト広告」とも呼ばれるように、文字だけでしか訴求できません。画像や動画などのビジュアルでアピールできないため、認知度の拡大やブランディングなどには向いていません。

 

売り上げや資料請求などが目的ならリスティング広告、認知度拡大やブランディング、第一想起率アップが目的ならディスプレイ広告を選びましょう。

4.リスティング広告運用に向いている企業と向いていない企業を解説!

リスティング広告の運用に悩んでいる方に向けて、リスティング広告が向いている企業と向いていない企業について解説します。

4-1.リスティング広告に向いている企業

以下のいずれかに該当する場合、リスティング広告の運用が向いています。

  • 売り上げの増加をしたい
  • リード(見込み客)を獲得したい
  • 新規顧客を獲得したい
  • 競合が少ない(クリック単価が低いため)
  • 顧客単価が高い
  • 水道や鍵修理などの緊急性の高い商材を扱っている

特に、BtoB製品や金融商品、不動産などの顧客単価が高い商材を取り扱う企業は、リスティング広告との相性が良いです。

 

顧客単価の高い商材は、リスティング広告のクリック単価も高くなる傾向にありますが、1回の成約で広告費用を回収できます。

 

例えば、100万円のBtoB商品をリスティング広告で宣伝したとしましょう。

 

クリック単価5,000円の広告が20回クリックされ、そのうち5人がコンバージョンし、2名が製品購入につながったとすると、広告費10万円に対し売り上げは200万円となります。

 

このように顧客単価と粗利が高い商材を扱う場合、費用対効果の高い運用を見込めるのです。

4-2.リスティング広告に向いていない企業

以下のいずれかに該当する場合、リスティング広告の運用に向いていません。

  • 検索語句の乏しい(もしくは検索ボリュームが少ない)製品を取り扱っている
  • ターゲットがGoogleYahoo!検索で情報収集をしていない
  • 客単価と粗利が低い商材を扱っている

検索語句が乏しい場合、つまりターゲットが検索エンジンで情報収集をしていない場合は、そもそもリスティング広告でターゲットにリーチできないため、オフラインの施策で指名検索を増やすことを優先したほうがいいでしょう。

 

また、客単価と粗利が低い商材は、リスティング広告で費用を回収するのが難しい状況です。

 

例えば、1120円のどら焼きをリスティング広告で宣伝しても、粗利が低いため、費用対効果が非常に悪くなります。

 

一方、サプリメントのように粗利が低くとも、リピート率の高い製品は、長期的に見れば費用対効果が高まるため、リスティング広告に向いています。

5.リスティング広告にかかる費用は?

リスティング広告の費用について押さえておくべきポイントは以下の3つです。

  • 課金形態
  • 予算コントロール
  • 予算の決め方

以下では、それぞれのポイントについて解説します。

5-1.クリック課金

リスティング広告の課金形態は、広告がクリックされるたびに発生するクリック課金型(CPCCost Per Click)であり、月額費用は「クリック数 × クリック単価(CPC)」で決まります。

 

例えば、月にクリック単価100円の広告が1,000回クリックされた場合、月額費用は「100 × 1,000 = 10万円」となります。

 

ちなみに広告が表示されてもユーザーがクリックしない限り、料金は発生しません。

5-2.予算コントロール

リスティング広告の予算コントロール性は非常に高い傾向です。

 

リスティング広告は、予算の設定や支出の限定など、広告主が最大限に広告効果を得るために詳細な管理が可能です。

 

また、特定のキーワードや検索フレーズなどをターゲットにしたキャンペーンを行うこともできます。

 

これにより、広告の予算を有効に活用して、望む結果を得られるでしょう。

5-3.月にどのくらい費用を投下すればいい?予算の決め方

リスティング広告における予算の決め方は、主に以下の3つです。

  • 目標成果から逆算
  • クリック単価から費用を算出
  • 損益分岐点から算出

ここでは、まだリスティング広告運用の具体的な目標が決まっていない方に向けて、クリック単価から費用を算出する方法をご紹介します。

出典:ラッコキーワード

まずはリスティング広告で出稿したいキーワードを選定します。

 

予算の目安が知りたいという方は、自社商材に関するキーワードを洗い出し、ラッコキーワードで関連ワードを抽出してみましょう。

次にGoogle 広告の管理画面にログインし、 [ツールと設定] > [キーワードプランナー] の順にクリックします。

続いて「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を選択してください。

調査したいキーワードを入力し、 [開始する] をクリックします。

画面左側にある [予測] をクリックすると、費用やコンバージョン数などの目安が確認できます。

 

上記画像の場合、12,400円、月に7.5万円の予算だと広告を2.3万回表示でき、306のコンバージョンを獲得できるという推測です。

 

予算の目安を把握してから、リスティング広告の運用をするかどうか決めたい方は、ぜひこの方法を試してみてください。

 

予算の決め方については、以下記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらもご参照ください。

6.掲載順位は広告の品質×入札価格で決まる

リスティング広告の掲載順位は、入札単価(上限クリック単価)と広告品質を掛け合わせた広告ランクによって決まります。

 

広告ランクが高いほど掲載順位も上がる仕組みになっています。

 

入札単価とは、1回のクリックに支払える最大の金額のことです。広告品質とは、広告の品質を1~10のスコアで評価した指標で、主に以下3つの要素で決まります。

  • 推定クリック率:広告がクリックされる可能性
  • 広告の関連性:広告とユーザーの検索意図の関連性
  • LPの利便性:検索意図とLPの関連性やLPの利便性

広告品質が掲載順位に大きな影響を与えるため、予算の限られた企業でも上位表示できる可能性は十分にあります。その例を見ていきましょう。

広告主

入札単価

広告品質

広告ランク

掲載順位

A

120

9

1,080

1

B

150

6

900

2

C

80

10

800

3

上記表は、各広告主の入札単価と広告品質、掲載順位をまとめたものです。

 

まずA社とB社を比較してみると、入札単価はB社が150円と高いですが、広告品質はA社の方が高く、結果的に広告ランクもA社に軍配が上がっています。

 

一方、C社は広告ランク10と素晴らしい数値を出していますが、入札単価が80円と圧倒的に低いため、掲載順位は3位という結果に終わっています。

 

この例から言えることは、リスティング広告の運用においては上限クリック単価と広告品質の最適化をしなければ、配信機会の損失が起きるということです。

 

どちらか片方に特筆するのではなく、両方のバランスをとるようにしましょう。

リスティング広告を出稿する際は、むやみに入札単価を上げるのではなく、広告品質も高めるよう取り組む必要がある。

7.リスティング広告を配信する上で覚えておくべき用語

これからリスティング広告を運用する担当者に向けて、基本的な用語をまとめました。ぜひ運用時の参考にしてください。

用語

概要

検索クエリ

ユーザーが検索する際に使用する語句やフレーズ

表示回数/インプレッション数(IMP)

広告が表示された回数

インプレッションシェア

広告が表示可能だった回数のうち、実際に広告を表示できた回数の割合

クリック数

広告がクリックされた回数

クリック率

  • 広告が表示された回数のうち、ユーザーにクリックした回数
  • クリック数 ÷ 表示回数で算出

平均クリック単価(CPC)

広告1クリックあたりにかかる平均費用

コンバージョン

ユーザーが製品購入や問い合わせなどの特定のアクションをすること

コンバージョン率

  • WebサイトやLPに訪問したユーザーのうち、コンバージョン至ったユーザーの割合
  • コンバージョン数 ÷ クリック数(セッション数なども可)で算出

コンバージョン単価

  • コンバージョン1件あたりを獲得するのにかかる平均単価
  • 費用 ÷ コンバージョン数で算出

8.リスティング広告の始め方を解説!

ここでは実際に、リスティング広告の配信方法についてGoogle 広告を例に解説します。初めてリスティング広告を運用しようとしている方は、参考にしてください。

8-1.アカウントを作成する

リスティング広告の運用にあたり、Google 広告のアカウントを作成する必要があります。アカウントの作成はGoogleアカウントが必要となりますが、作成自体に費用はかかりません。

出典:Google 広告(以下同様)

 

まずGoogle 広告にアクセスして、 [今すぐ開始] をクリック

スマートアシストにおけるキャンペーンの作成が始まりますが、スマートアシストは簡単に広告キャンペーンを作成できる一方、詳細な設定はできないため、 [エキスパート モードに切り替える] を選択してください

8-2.キャンペーンを作成する

アカウントができたら、キャンペーンを作成します。キャンペーンとは、簡単にいうと広告を管理する際に使用する単位のことです。

【例】

本社と支社、予算別、地域別など商品やサービス、ターゲット違いなどで分けることができる。

先ほどの続きを見ていきましょう。まずは下記より、リスティング広告を運用する目標を選択します

  • 販売促進
  • 見込み顧客の獲得
  • ウェブサイトのトラフィック
  • 商品やブランドの比較検討
  • ブランド認知度とリーチ
  • アプリのプロモーション
  • 来店数と店舗売上の増加
  • 目標を指定せずにキャンペーンを作成する

今回は「見込み顧客の獲得」で進めていきます。

続いてキャンペーンタイプの選択画面が表示されます。リスティング広告の場合は、「検索」を選択しましょう。

下記項目より、目的の達成方法を選択します。なお目的の達成方法とは、コンバージョンのことです。

  • ウェブサイトへのアクセス
  • 電話件数
  • 実店舗への来店
  • アプリのダウンロード
  • リードフォームを送信する

今回は「ウェブサイトへのアクセス」を選択します

次にキャンペーン名を入力します。キャンペーン名は、運用する上で分かりやすい名称がよいでしょう。

 

ディスプレイ広告を配信しない場合は、「Google ディスプレイネットワークを含める」のチェックを外します。

リスティング広告で重要なポイントは、自社と関連性の高いユーザーに広告を配信することです。

 

自社との関連性が低いユーザーに広告を配信すると、費用対効果悪化の原因となります。そこでここは、ターゲットの住む地域や言語などを設定し、広告を配信するユーザーの範囲を絞りましょう。

次に1日の平均予算と重点を置く指標を入力します

8-3.広告グループを作成する

広告グループ名と広告を配信するキーワードを設定します。

 

広告グループには、共通のテーマやターゲットを設定している広告やキーワードがまとめられています。広告グループの名称を決めたうえでキーワードを検討しましょう。

 

また、キーワードのマッチタイプの設定も行います。キーワードのマッチタイプは、広告を表示させる際ユーザーの検索キーワードに対して、どのくらい厳密な一致を求めるのかを指定します。

 

厳密さを求めると、ニーズに合致しているユーザーに対して広告を表示できますが、対象となるユーザーが少なくなります。

 

一方で、厳密さを無視してしまうと自社の商品やサービスに興味を持っていないユーザーにまで表示される可能性があるため、バランスを取る必要があります。

8-4.広告文を作成して配信する

右側のプレビュー画面で確認しながら、見出しや説明文、URL設定をして広告を作成します。    

 

ユーザーが何を求めて検索しているのかを十分に検討したうえで、ユーザーの興味をひくような広告見出し・説明文を作成することがポイントです

 

最後に支払い情報を入力すれば、Google 広告の審査へと移ります。審査が終了次第、広告は配信されます。

9.リスティング広告の運用ポイント

リスティング広告を運用する際は、下記ポイントを押さえましょう。

  • 施策のゴールである目的を明確化する
  • 競合他社の出稿状況を分析する
  • リスティング広告とSEOを同時並行で進める
  • CV(コンバージョン)につながりやすいキーワードを絞り込む
  • 成果につながりにくいキーワードは除外設定する
  • ターゲティングを最適化する
  • ランディングページを最適化する

それぞれのポイントについて見ていきましょう。

9-1.施策のゴールである目的を明確化する

まずはリスティング広告を運用する目的を明確にしましょう。

 

目的を明確にすることで、ターゲットとするペルソナや選定するキーワード、ターゲティング設定などが判明します。

 

また、リスティング広告を長期運用すると、当初の目的から運用方法がずれる可能性があります。しかし、初めに明確なゴールを設定すれば、一貫した運用ができ、成果につながりやすくなるのです。

9-2.競合他社の出稿状況を分析する

リスティング広告で競合他社の出稿状況を分析するべき理由は、自社の強みや弱みを把握し、コンバージョン率を高める運用を実施するためです。

 

競合他社の広告の訴求内容を分析し、自社ならではの強みを見つけていきましょう。競合他社の出稿状況の確認手順は以下の通りです。

  • 出稿するキーワードを選定
  • シークレットモードにして、さまざまなデバイスや時間帯でキーワードを検索
  • 競合のオフィシャルサイトで施策チャネルを確認
  • ECサイトやSNSなどで自社と競合の口コミをチェック
  • Excelやスプレッドシートに情報をまとめる

競合調査の目的は、自社の強みと弱みを発見することのため、ECサイトやSNSなどの口コミは有益な情報源となります。

 

競合分析で判明した自社の強みは積極的に訴求し、弱みは工夫してカバーしましょう。競合分析をしてから、広告やLPを作成するのがおすすめです。

9-3.リスティング広告とSEOを同時並行で進める

リスティング広告は、効果の即効性が高いものの、依存性が高い傾向にあります。

 

リスティング広告を運用し続ける限り、費用は発生する性質上、売り上げの悪化などで広告費が減少すると、広告経由の売り上げも落ちるという悪循環に陥ります。

 

リスティング広告だけに頼るのは危険性が高いため、ほかの施策にも注力しましょう。

 

数ある施策のなかでも、おすすめなのがSEOです。

 

SEOで成果を出すためには、半年以上継続してコンテンツ発信が必要となりますが、一度上位表示できたら長期間にわたって安定した集客効果を見込めます。

 

また、SEOは上位表示するための広告費用が発生しないため、中長期的にみると費用対効果がきわめて高い施策です。

 

リスティング広告とSEOを併用することで、SEOの効果が出ない期間はリスティング広告でカバーし、最終的にはSEOとリスティング広告で大きな集客ができるようになります。

9-4.CV(コンバージョン)につながりやすいキーワードを絞り込む

リスティング広告の強みは、購買意欲の高い顕在層にアプローチできることです。

 

この強みを生かすために、CVにつながりやすいキーワードを選定するようにしましょう。

 

一般的に、指名キーワード(自社名や商品名)や修理などの緊急性の高いキーワードはコンバージョンにつながりやすい傾向です。

 

また、ロングテールキーワードも狙い目の一つ。

 

ロングテールキーワードとは、34語からなる検索ボリュームの少ないキーワードのことです。

 

「東京 ゴルフ レッスン 安い」や「オンライン 英会話 ビジネス 安い」などのようにユーザーのニーズが明確であり、かつ競合数が少ないため、予算の少ない企業はロングテールキーワードを中心に広告出稿するのがおすすめです。

 

また、運用データを定期的に確認し、コンバージョン率の高いキーワードを見つけたら、そのキーワードの入札単価を引き上げましょう。

9-5.成果につながりにくいキーワードは除外設定する

除外キーワード設定とは、広告を配信しないキーワードを設定する機能のことです。

 

除外キーワード設定をすれば、成果につながりにくいキーワードへの配信を防げるため、費用対効果や広告品質の改善を見込めます。

 

例えば、大人向けのゴルフレッスンを宣伝する場合、「子供」や「本」などを除外キーワードとして設定できるでしょう。

 

また、クリック率が低いキーワード、クリック数は多いもののコンバージョン率が非常に低いキーワードを除外設定にします。

 

除外キーワード設定は正しく使えばパフォーマンスの最適化ができますが、誤った設定をすると大きな機会損失を招いてしまいます。

 

一度に大量のキーワードを除外設定にするのではなく、広告管理画面でキーワードごとのパフォーマンスの確認をしながら、一つずつ除外キーワード設定をしましょう。

9-6.ターゲティングを最適化する

リスティング広告のターゲティングとは、広告を配信するユーザーを絞る機能のことです。

 

ターゲティング設定をすることで、自社と関連性の低いユーザーへの広告配信を防げるため、費用対効果や広告パフォーマンスの最適化へとつながります。

 

ターゲティングを最適化するためには、自社商材の典型的なユーザー像「ペルソナ」を作成しましょう。

 

ペルソナは、顧客インタビューや営業・カスタマーサポートなどの顧客と直接接点を持つ部署へインタビューをし、一人の顧客が想起できるまで具体的に作成しましょう。

 

作成したペルソナの情報をターゲティング設定に反映させます。

 

また、ペルソナのニーズや行動は変化するため、定期的にペルソナを見直す必要があります。

9-7.ランディングページを最適化する

リスティング広告の役割は、あくまでも集客です。集客した見込み客を顧客に変える役割は、ランディングページが担います。

 

どれだけ集客をできていても、ランディングページが最適化できていなければ、成果にはつながりません。まずはランディングページの最適化をして、顧客化する基盤を整えましょう。また、リスティング広告運用前に、商材ごとのランディングページを制作しておくことをおすすめします。

 

例えば、ビタミンCサプリの広告をクリックして、製品ページではなく、オフィシャルサイトのトップページが表示された場合、多くの方が離脱するでしょう。

 

また、製品ごとにランディングページを作成すれば、広告との関連性やユーザーの利便性が高まり、広告品質の向上を見込めます。

 

まずは広告との関連性が高いランディングページを作成しましょう。

 

運用開始後は、Google アナリティクスやヒートマップツールを用いて、ページ内のユーザー行動を分析し、キャッチコピーやCTAボタンの設置位置などを調整します。

10.リスティング広告の運用方法

リスティング広告は、大きく分けて3種類の運用方法があります。ここでは、それぞれの運用方法について解説します。

 

必ずしも自社ですべて運用しなければならないわけではありません。専門知識を持たない初心者でも運用は十分可能ですので、参考にしてください。

10-1.自分で運用する

リスティング広告の運用方法1つめは、自分ですべて運用するというものです。運用方法やノウハウなどを学ぶ必要がありますが、運用方針や改善策の立案など自身の判断で決めることができます。

予算が大きくなるほど担当者にかかる負担も大きくなるため、10万円以下の比較的低予算の場合などに適している。

10-2.自動化ツールを活用する

リスティング広告には、運用を自動化するツールやレポート作成を自動で行ってくれるツールなどがあります。インバウンドでリスティング広告を運用したい企業、自社にリスティング広告に精通した人材がいない企業、代理店に依頼する予算の確保が難しい企業に適しています。

複数のアカウントを運用していて、運用の効率化を図りたい時などにもおすすめ。

10-3.広告代理店に依頼する

リスティング広告の運用をプロである広告代理店に依頼する方法です。代理店であれば、自社の知識不足やリソース不足は関係なく、運用をスペシャリストに一任できるため、成果も出しやすいでしょう。

ただし、運用手数料(原則広告費の20%)も発生するため、コストは事前に確認しておく必要がある。

11.リスティング広告運用の成功事例

リスティング広告の具体的な運用をイメージできるように、ここからは2つの成功事例をご紹介します。

11-1.事例①:CVが昨年同月比で約83%アップ

株式会社日比谷花壇は、店舗やECなどで多角的にフラワー事業を展開する企業です。

 

同社はリスティング広告の運用を最適化するために、リスティング広告最適化AIOptmyzr(オプティマイザー)」を導入しています。

 

Optmyzrの数ある機能のなかでも、特に同社に貢献しているのがルールエンジン機能です。

ルールエンジン機能とは

自由度の高いカスタム戦略を作成できる機能で、「インプレッションシェアが100%未満のキーワードには、1ページ目推定CPC2倍入札を上げる」などの細かな設定とその自動化ができる。

株式会社日比谷花壇の場合、キーワードの特性によって入札の強弱をつけることで、コンバージョン率83%アップを達成しているのです。

 

【導入事例】株式会社日比谷花壇様、リスティング広告最適化AI「Optmyzr(オプティマイザー)」でCV83%アップ!

11-2.事例:導入後にCV2.6倍、CPA27%改善

とある医療機器メーカーは、GoogleYahoo!が提供する自動最適化とOptmyzrの活用により、コンバージョン率2.6倍増、獲得単価27%改善を実現しています。

 

具体的な運用方法をご紹介しましょう。

 

リスティング広告の運用においては、広告を配信するキーワードの手入れが重要です。

 

Optmyzrのキーワードレコメンド機能は、高精度のAIがコンバージョンを見込める/見込めないキーワードの提案をします。

 

運用担当者はAIによる提案の許可/拒否を選択するだけなので、高速でPDCAを回すことに成功。

 

自動入札機能で精査されたキーワードに媒体の自動入札機能を適用することで、コンバージョン数の増加につながったわけです。

 

【導入事例】医療機器メーカー様、媒体の自動最適化とリスティング広告最適化AI「Optmyzr(オプティマイザー)」の併用によりCV2.6倍、CPA27%改善!

12.リスティング広告のよくあるご質問と回答

Q:そもそもリスティング広告とは?どういう仕組?

A:検索エンジンで任意のキーワードを検索したときに検索結果に連動する形で表示される広告のことです。更に詳しい内容もまとめていますので、ぜひご覧ください。

どこよりも詳しいリスティング広告の実践ガイド

Q:リスティング広告にかかる費用は?

A:クリック課金制「クリック数 × クリック単価(CPC)」で金額が決まります。最適な費用の計算方法については、下記をご覧ください。

初心者必見!リスティング広告の最適な費用の計算方法をパターン別に解説

Q:リスティング広告をやるなら、GoogleとYahoo!のどちらがオススメですか?

A:各媒体で設定内容やアプローチ可能なユーザー層が異なります。自社に最適な媒体を選ぶことが重要です。こちらの記事で、詳しい説明をしています。 

GoogleとYahoo!のリスティング広告を徹底比較!おすすめはどっち?


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