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Facebook広告とは?特徴からメリット、始め方まで詳しく解説!

Facebookは世界最大級のユーザー数を誇るSNSです。TwitterやLINEなどのSNSの中でも、実名登録制であるのが大きな特徴です。このような特徴を理解してFacebook広告を活用すれば、売上アップも期待できます。

 

この記事をお読みになっている方も、Facebook広告に興味を持っているのではないでしょうか?この記事では、Facebook広告の特徴から始め方まで詳しく解説します。

1.そもそもFacebook(Meta)とは

アメリカの主要IT企業であるMeta(旧Facebook)社は、膨大なユーザー情報を活用した広告配信サービスを提供しています。

 

Facebookは、世界でトップクラスのユーザー数を誇るソーシャルネットワークサービスです。世界のアクティブユーザー数は約29億人(2021年7月時点)、日本国内では約2,600万人(2019年4月時点)に上ります。

 

Facebook広告以外にも、2012年にInstagramを10億ドルで買収して以来、FacebookとInstagramを連携させた広告配信もできるようになりました。

 

2020年にはFacebookやInstagram内でオンラインショップを無料で、簡単に開設できる「Facebookショップ」をリリース。そのため、Facebookを活用してEC事業が行えるなど、成長し続ける企業として知られています。

月間アクティブユーザー数世界:約29億人(2021年4月時点)
日本:約2,600万人(2019年7月時点)
創業者Mark Zuckerberg
開発元Meta Platforms, Inc.
設立日2004年2月
公式サイトwww.facebook.com

2.Facebook広告の概要

Facebook広告は、どんな場所に配信できるのでしょうか?仕組みや注意点など、基本的な概要について簡単に解説します。

2-1.掲載場所

Facebook広告は、「Facebook」「Instagram」「Messenger」「Audience Network」に配信できます。

広告配信先特徴
Facebook原則実名登録制で、友達や知り合いとつながり、日々の出来事をテキストや写真、動画でシェアするSNSサービス(国内ユーザー数は2,600万人:2019年7月時点)
Instagram友達や知り合いとつながり、写真や動画で日常生活をシェアするSNSサービス(国内ユーザー数は3,300万人:2019年6月時点)
MessengerFacebookユーザー同士でメッセージのやりとりができるコミュニケーションアプリ
Audience Network
※広告配信ネットワーク
Facebookが提携しているアプリやサイトに広告配信ができる広告配信サービス

Facebook広告の最大の魅力は、FacebookとInstagramを横断して広告配信できることです。

2-2.注意点

FacebookやInstagramは、家族や友人とつながり近況報告をし合うツールです。余暇時間に利用されることが多いため、宣伝色が強すぎるものは嫌悪感を抱かれてしまいます。

 

また、連動型広告とは異なり、特定の商品やサービスの情報をユーザーは調べていません。そのため、「友人の投稿かな?」と思われるような他の投稿と並んでも違和感がない広告を配信する必要があり、テキスト量が多い画像は広告効果が得られにくいです。

2-3.仕組み

Facebook広告は表示されるタイミングでオークションが実施されます。オークションは「入札単価」「推定アクション率」「広告品質」の3つの数値を乗算して判定され、価値の高い広告が配信される仕組みです。

3.Facebook広告の5つのメリット

Facebook広告を利用すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?ここでは、Facebook広告のメリットについて解説します。

3-1.ユーザー数が多い

Facebook広告の魅力は、なんと言っても多くのユーザー数を抱えるFacebookとInstagramに広告配信ができること。総務省の調査報告書からも、世代の偏りがないこともFacebookの魅力と言えます。

3-2.ターゲティング精度が高い

Facebook広告はユーザー情報や利用情報、位置情報、ブラウザ履歴などを活用して、高精度なターゲティングが行えます。また、Facebookは他のSNS広告とは違って実名登録であるため、正確なデータを元にターゲティングできることも魅力です。ターゲティングの設定方法は以下の通りです。

 

(1) コアオーディエンス
Facebookユーザーの基本情報(年齢・性別・言語・学歴・仕事)や、エンゲージメント分析の情報(興味・関心)を利用してターゲティングできます。また、位置情報を活用したターゲティングも行えます。

 

(2) カスタムオーディエンス
Facebookユーザーが登録した電話番号やメールアドレスを解析して、自社の既存顧客を見つけて広告配信する機能です。また、特定のアクションをしたユーザーに絞り込んだ配信なども行えます。

 

(3) 類似オーディエンス
既存顧客と似た傾向があり、自社の商品やサービスに興味を持つ可能性が高いユーザーに広告配信をします。類似オーディエンスでは、既存顧客のデータを元に、システムが自動で似ているユーザーを選定します。

3-3.正確にトラッキングできる

Facebookは、さまざまなアプリのログインでも利用されています。アプリにログインするときにFacebookのユーザー情報を利用した経験のある方もいるでしょう。このようなログイン履歴もトラッキング(追跡)されており、ユーザー行動を正確に捉えることができます

3-4.入札戦略が立てられる

Facebook広告は目的に沿った入札戦略が行えます。設定できる主な項目は以下の通りです。予算オーバーになることを避けたり、ROASを管理して広告の費用対効果を最大化させたりなど目的に応じた戦略が練られます。

自動入札予算に対してコンバージョン件数を最大化
※費用対効果は厳密に追求しない。予算の全額消化を優先
最高値コンバージョンの価値を最大化
購入金額の向上に重点を置いて予算を消化
平均目標達成単価上限設定された入札単価に基づき、平均価格よりも低く抑えることを目指す
最小ROASROASを管理して広告費用対効果を狙う
最小単価掲載期間までに広告予算を消化しつつ、入札単価が最小になるように調整する
入札価格上限入札で消化できる上限金額を手動で設定

3-5.効果測定が簡単に行える

Facebookの無料広告管理ツール「Facebook広告マネージャ」を活用すれば、広告キャンペーンの作成から掲載場所の管理、パフォーマンスの確認(消化金額・インプレッション・リーチ・リンク先URLのクリック数など)まで行え、非常に便利です。広告レポートも分かりやすいのも魅力です。

3-6.10種類の広告フォーマットがある

Facebook広告では、商品やサービスの魅力をより効果的に見せられるように、10種類のフォーマットが容易されています。

 

(1)画像広告
画像1枚とテキストで構成された、ポピュラーな広告です。クリエイティブ作成に手間がかからず、誰でも簡単に投稿できます。また、どの配信スペースにも適用できます。

 

(2)動画広告
音と動きでインパクトが与えられる広告です。フィードに動画広告を差し込むと、目に留まりやすくなります。動画撮影が比較的容易になってきたことにより、動画広告を利用する企業が増えてきています。

 

(3)スライドショー広告
3~10枚の画像をスライドショー形式で見せる広告です。動画撮影が難しいという方におすすめです。商品やサービスの利用手順をスライドで紹介するものも多いです。

 

(4) カルーセル広告
複数の画像や動画を掲載できる広告です。それぞれの画像(または動画)に異なるリンクやCTAボタンが付けられます。そのため、複数の商品をアピールしたい場合に向いています。

 

(5) キャンバス広告
モバイル専用のフォーマットです。Facebookのフィードの広告をクリックすると、LPのようなコンテンツが組み込めます。外部リンクに遷移するまでは時間がかかりますが、キャンバス広告は読み込み速度の早さがメリット。ユーザー離脱を回避でき、ブランディングを強化したい場合に適しています。

 

(6) コレクション広告
画像や動画のメインビジュアルの下に商品画像を4枚載せられる広告です。画像や動画で詳細情報を確認しながら、ショッピング体験ができます。とても便利なフォーマットですが、4点以上の商品登録が必須になります。

 

(7) ダイナミック広告
過去にユーザーがサイトを訪問した履歴に応じて、個人にマッチする広告が表示されます。コレクション広告と同様、ダイナミック広告でも商品紹介ができるので販売促進効果が狙え、CVRが高い傾向にあります。

 

(8) リード獲得広告
顧客情報(名前・アドレス・電話番号・住所・会社名)を得るための広告です。外部ページに遷移をせず、Facebook内で顧客情報が収集できます。そのため、イベント集客にも向いています。

 

(9) クーポン広告
来店促進や販売促進に適した広告です。Facebook上でクーポンを発行でき、新規顧客や既存顧客のどちらの獲得にも有効です。

 

(10)イベント広告
イベント情報を周知し、集客が目的の広告です。予約申し込みもFacebook上で行うことができます。

4.Facebook広告の始め方

Facebook広告のメリットについて理解して頂けたと思います。実際にFacebook広告を利用したいと思った方もいるのではないでしょうか?次にFacebook広告の始め方をご紹介します。主なステップは、下記の6ステップです。

  1. Facebookアカウントを作成する
  2. Facebookページを作成する
  3. Facebookビジネスマネージャアカウントを作成する
  4. Facebook広告を作成する
  5. 支払方法を決める
  6. 広告審査を受ける

    それでは、それぞれの手順を詳しく解説します。

    4-1.Facebookアカウントを作成する

    1. Facebook 公式ホームページを開く
    2. [新しいアカウントを作成] をクリック

     

    3. 氏名・メールアドレス(または携帯電話番号)・パスワード・誕生日・性別を入力して「アカウント登録」をクリック

     

    4. Facebookアカウント開設の完了です
    ※トップ表示にメッセージが出る場合は「次へ」をクリック

    4-2.Facebookページを作成する

    1. 右上のボタンを押して [ページ作成] を選択

     

    2. Facebookページ(ページ名・カテゴリ・詳細)を作成して [Facebookページを作成] をクリック

    4-3.Facebookビジネスマネージャアカウントを作成する

    Facebookビジネスマネージャとは:

    FacebookやInstagramを1つの管理画面で管理でき、複数人で権限共有できる広告管理ツール。

    このツールを活用すれば、高精度な広告配信と管理が行えます。Facebookビジネスマネージャに飛び、Facebookアカウントを使ってマネージャーアカウントを作成すれば、簡単に紐づけできます。

    4-4.広告を作成する

    Facebookビジネスマネージャで広告を作成していきます。ビジネスマネージャ上で「キャンペーン」「広告セット」「広告」の順に内容を決めていき「公開する」をクリックすれば、配信準備は完了です。

    キャンペーン広告配信の目的(認知・検討・購入など)を決める
    広告セット予算・掲載期間・ターゲットの属性(年齢・地域・性別・興味・関心・言語)を決める
    広告広告の画像とテキスト、レイアウトを決める

    4-5.支払方法を決める

    Facebook広告の支払い方法は、クレジットカード決済、PayPal、オンライン銀行振り込みがあります。この中から支払い方法を決めます。

    4-6.広告審査を受ける

    広告配信と支払方法を決めると、広告審査が開始されます。広告審査に通過すれば、24時間以内に承認の可否連絡が届きます。以下の広告は掲載されないので、審査落ちしないように注意しましょう。

    • 差別的な行為や薬物やアダルトなどの禁止コンテンツ
    • 画像内のテキスト量が多すぎる
    • Facebookのガイドラインに沿った形式のコンテンツではない

      ※詳しくは「Facebook広告ポリシー」を確認してください

      5.Facebook広告の成功事例

      Facebook広告運用で成果を出すために、参考として成功事例をご紹介します。

      5-1.ワンダーマーク(高精度のターゲティングを最大限に活用)

      出典:Ambiance Paper Facebookページ

       

      雑貨や文房具製品を取り扱うワンダーマーク株式会社。小物撮影用の背景紙「Ambiance Paper」リリースのタイミングで、ブランド認知と売上アップを目指してFacebook広告を開始しました。

       

      日本在住の24歳~55歳の女性と、過去30日間に自社商品を購入した既存顧客データをカスタムオーディエンスに活用しています。また、類似オーディエンスを活用したリーチ獲得に成功し、売上が前月比で5倍にアップしました。

       

      Facebook広告特有の、高精度のターゲティングを最大限に活用した成功事例です。

      5-2.リノベ不動産(運用データを活かして予算を最適化)

      出典:リノベ不動産 Facebookページ

       

      リノベ不動産は、中古物件の購入からリノベーションまで、ワンストップで手がける不動産会社です。リノベ不動産では認知度のアップを目的に、Facebook広告を活用してきました。これまでの運用で蓄積されたデータを活用し、キャンペーン予算の最適化を図り、無駄な広告費を削減

       

      余った予算でInstagram広告の配信を始めるなど、より多くの潜在顧客へアプローチし、顧客獲得単価(CPA)50%削減に成功。運用データの活用で、広告の費用対効果を最大限にした成功事例です。

      5-3.メルセデス・ベンツ日本(パーソナライズで効果を大きく改善)

      出典:メルセデス・ベンツ日本 Facebookページ

       

      人によって好みやこだわりが分かれる自動車販売には、パーソナライズが重要です。そこで、メルセデス・ベンツ日本は、購入検討者に対してパーソナライズ機能が付いた「自動車インベントリー広告」を配信。

       

      ターゲットが関心を持ちそうな自動車情報を自動生成できるようにして、一人ひとりの好みに合った配信をしました。

       

      広告の効果は絶大で、広告導入前と比べてCTRは25%アップ、CV数は16%アップと想定以上の結果を出すことに成功しました。

      6.Facebook広告運用を効率化するツール

      Facebook広告の運用にあたって、以下のツールの導入もおすすめです。ぜひ、運用効率化にお役立てください。

      6-1.Facebook Business Suite

      出典:Facebook Business Suite オフィシャルサイト

       

      Facebook Business Suiteは、FacebookとInstagram、Messengerアカウントを一元管理できる無料ツールです。管理画面には最近の投稿や広告、運用状況が表示。

       

      メニューを使って各ページに届いたコメントの確認や、広告作成もできます。配信先を跨がず運用できるので、広告運用の効率化したい方は利用してみてください。

      6-2.Canva

      出典:Canva オフィシャルサイト

       

      Canvaは、広告クリエイティブを簡単に作成できるデザインツールです。IllustratorやPhotoshopがなくても、豊富なテンプレートからオシャレなクリエイティブが作成できます。

       

      Canvaは無料でも利用できるので、クリエイティブ作成に悩んだ際に試してみるのもありです。

      6-3.PATTERN89

      出典:PATTERN89 オフィシャルサイト

       

      FacebookやInstagramなどのSNS広告は、画像やテキスト、ハッシュタグの付け方などのクリエイティブ要素で効果が大きく変わります。

       

      クリエイティブをAIで最適化することで売上アップが狙えます。さらにFacebook広告を強化したいと場合は、このような広告最適化ツールを利用してみてください。
      >>お問い合わせはこちら

      まとめ

      Facebookは原則実名登録制のため、高精度なターゲティングが行えます。また、Facebookは各アプリのログインにも活用されており、ユーザーのトラッキング情報も収集できるといった特徴もあります。そのため、自社の商品やサービスに興味・関心のあるユーザーに絞り込んだ広告配信を可能にします。

       

      配信面も豊富で、ビジネスや目的に合ったものを選べるのも魅力です。Facebook広告を始める際は、特徴をあらかじめ理解しておきましょう。また、運用に当たって便利なツールが続々と登場しているので、広告運用の精度を上げたい方はチェックしてみてくださいね。

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