H.M

シニアコンサルタント

人に活かされ、人を活かす。ユーザー分析で成果に繋げる広告マーケティング

マーケティング一筋で、業界を変えて新たな挑戦へ

前職でのお仕事内容と、転職のご経緯について教えてください!

高校の頃から「マーケティング」に興味があり、大学でも当該領域を専攻して学んできました。大学卒業後は、新卒で経営コンサル企業に就職して、主に経営・人事周りを掛け合わせた領域で、経営者の方々とのやり取りなどを通して業務改善を行うといったお仕事をしていました。数年が経ち、別の業界でも自分の力を伸ばしたいと考えるようになり、PR、広報、広告企業への転職を志す中で、アドフレックスと出逢いました。

ご入社の決め手は何でしたか?

採用過程で社員の方と面談をした時に、20代でマネージャーを担当される方とお話して、「この人みたいに仕事ができるようになりたい」と強く思ったことです。会話の中で、仕事への向き合い方やスタンスなど、話の内容や言葉ひとつひとつにたしかな説得力が感じられて、20代後半という若さでそういうものをここまでしっかりと身につけられているのがすごい、自分もそうなりたいと思いました。

人間心理に触れる「広告」という媒体

アドフレックスでの業務内容についても教えてください!

現在は、既存顧客を対象とした広告運用を担当しています。お客様に現状の課題をヒアリングして、目指す方向性について確認しながら、実際の検証実績などと照らし合わせつつ、今後どうすれば良いのかを「Web広告」を通して具体化していくというのが、主な仕事内容です。

元々マーケティングに興味があったというMさん。「広告」独自の面白さはありますか?

「広告」はそもそもマーケティングの重要な一部を担うものです。広告のあるところには必ず「人」が存在していて、それを作る側の人も、それに触れる側(ユーザー)の人も居るというところがまず面白いと思います。

たとえば、ショッピングモールにいくと様々なポップアップを目にしますが、『100円です!』と書かれたもの一つとっても、黒文字よりも赤文字で書かれている方が「安いのかな?」と錯覚しやすいといったことが、日常でもよくありますよね。そういうことを、作る側としてユーザーの心理を考えながら作っていく。より適切なターゲットに適切に届けることができれば、人を動かすことに繋がります。

深い…!可能な範囲で、具体的にどのようなことを考えていらっしゃるのかを教えて頂けますか?

例えば、ダイエット用の広告を作る場合、「誰に」「どういった表現で」出すのかをまず考えます。人が何かを買うには理由が必要で、単に『10キロ痩せて見た目をすっきりできますよ!』と言っても弱いんです。だから、どこまで言えばユーザーのモチベーションが上がって購入に繋がるのかをよく考えなくてはなりません。

具体的には、ターゲットが男性であれば、モテの要素を使って「モテる自分を実現しましょう!」。女性であれば、ファッションへの関心が高い方が多いので「着たい服が着れるようになる!」といったように、実際広告を見た方の気持ちが動かされて、広告をクリックすることに繋がるものを作っていく、みたいな感じですね。

面白そうなだけに、難易度も高そうです。分析のコツはありますか?

まずは、ユーザーが何を求めているのかを自分自身でしっかりとイメージすることですね。そして、実際にその人達が見ているものに自分も多く触れてみる。たとえば、美容意識が高いユーザーなら、そういう方々が普段どういう行動をしているのか、何を見ているのかといったことを、実際のデータなどを参照しながら、自分でも検索して見ていきます。そうすると、その人達がどのような広告に触れて、どういった経路で物を探すかということまでわかってきます。そして、「恐らくこういう心理状態なんじゃないかな」という部分が想像できるようになります。

プロだ。困難を感じる場面はありますか?

BtoBなので、お客様も会社を背負っておられますし、私も「アドフレックスとして」対峙しています。自分が会社の代表として振る舞うということは、私の個人的なミスがアドフレックスの信用問題に直接関わってくるということです。また、お客様の背後にある会社のご意向まで考慮する必要もあります。こういう所は、常に難しいなと思っています。

また、だからこそ「個人的に」お客様の期待値をどれだけ超えていけるのかも課題ですね。この人なら大丈夫だと思われる人材にならないといけませんが、常に「アドフレックスとして」評価を受けるからこそ、個人的な評価やフィードバックは得難いです。

アドフレックスで目指す未来

アドフレックスの社内メンバーや、尊敬する方についてお聞かせください!

アドフレックスには、真面目でひたむきに頑張る方が多いですね。お客様の要望としっかり向き合って、自分が大変な時でも協力を忘れず、余力のある時には他メンバーを積極的にサポートしてくれるメンバーが多いと思います。

入社のきっかけになった、当時憧れたマネージャーは、1年前に直属の上司になりました。その方の元に就いてから、やはり私自身も、自分の力を発揮しやすくなったと感じます。特にありがたいのは、僕を信用して仕事を任せてくれるところ。新しいことや、今はまだできないことにもチャレンジさせてくれて、それで最終的にうまくいかなければ全ての責任を取ろうと即座に動いてくれる。私が落ち込んでいる時にも気にかけて向き合ってくださり、考えや悩みを聞いてくれるところもカッコいいなと思います。

ストイックさが随所に滲み出るMさん。ご自身について、自慢できる所も教えてください!

何だろう…!一つは、何事もコツコツと頑張れるところだと思います。裏表なく素直に発言することは大切にしつつ、学べるところはどんどん学んでいるつもりです。以前言っていただけたのは、「何か問題が起きたときに、被害が最小限ですむようにあらかじめ手を打っているよね」でした。僕は、仕事というものは単純化すれば「お手洗いのスリッパ用意」のようなものだと考えています。一見「スリッパを用意するだけ」の行為でも、少なすぎたり多すぎたりすると機能しません。トイレや個室の個数、そこを使う人数などを考慮して、例えば「必要なスリッパの個数は4」と最適解を見つけます。また、お手洗いに関連すると、例えば用を足す男性の立ち位置をうまく固定させる工夫を施すことで、かかる清掃費用を浮かせることもできます。このように、あらゆる仕事には理由や工夫が大切だと思いますし、そういうアイデアを常に考えるようにしています。

素敵です。今後アドフレックスでやりたいこと・目指したいキャリアなどはありますか?

キャリアプランのようなものは、実はないんです。ただ、昔から一貫して組織では中心的な立場を担うことが多かったので、ここでもいずれそうなれたらいいなとは思っています。大学の頃は、100人規模のサッカーサークルの代表として「どうしたら皆にとって快適な環境を作れるだろう」「メンバーに楽しんでもらえるには何をするべきだろう」といったことを常に考えていました。人をまとめるのはもちろん大変ですが、そういう時こそ周囲の優しさや支えを実感して、自分の置かれた状況を一層ありがたく思えます。アドフレックスでも、自分のチームを持つなど、責任ある立場で試行錯誤することで、わたし自身更に大きく成長できて、チームにも貢献できるのではないかと考えています。

アドフレックスに入社される方へ

今後アドフレックスへ入社される方に向けて、メッセージをお願いします!

ぜひ、仕事は楽しみましょう!楽しむコツは、まずは何であれ、沢山の経験をすることだと思います。最初は自分一人ではできないこともあるでしょうし、お客様から厳しいご要望をいただいてそれに応えられないこともあるかもしれません。そういう大変なことや失敗、感情の浮き沈みもふくめ、沢山の経験をすることが、好きなことや自分の得意を見つけることに繋がって、仕事が楽しくなると思います。ぜひ頑張ってください。

力強いお言葉、ありがとうございます!最後に、Mさんのご趣味も教えてください!

一つは、大学時代のサークルから繋がりますが、サッカーです。今でも1ヶ月に2回は人を集めてサッカーをする機会を作っています。あとは、旅行も好きですね。大学時代には合計で21か国を旅したり、カナダに1年留学したりしました。今は国外ではなく国内の旅行がメインですが、1ヶ月か2か月に1回くらいは行きます。

さらっと濃いコンテンツが頻発するMさん!今後のご活躍も期待しております!