MARKETING COLUMN マーケティングコラム

リスティング広告のクリック単価相場は?相場の調べ方やクリック単価の改善ポイントを解説

スティング広告のクリック単価の相場は、業種やキーワードによって大きく異なります。しかし、狙うキーワードの相場を知らずに広告運用をすると、予算オーバーや広告表示機会の損失につながるのです。

 

本記事では、リスティング広告のクリック単価の相場とキーワード別の相場の調べ方、クリック単価を最適化する6つの方法を解説します。

1.リスティング広告とは

リスティング広告とは:

GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、ユーザーの検索キーワードに応じて表示する広告。

自然検索の上部に広告が表示されるため、クリック率が比較的高いです。

【例】

Googleで「リスティング広告 代理店」と検索した場合、上の画像のようにリスティング広告を扱う代理店に関する広告が表示される。

ユーザーの注目を惹くため、製品販売や問い合わせ、資料請求などのコンバージョンを起こす目的でリスティング広告は利用されます。

1-1.リスティング広告の課金方式

リスティング広告の課金方式は、ユーザーがクリックしたときに料金が発生する「クリック課金方式」です。広告を出稿したり、広告が表示されたりするだけでは、料金は発生しません。

あくまでも成果が出た場合に限り、料金が発生するため、費用対効果の高い広告として注目を集めている。

2.リスティング広告のクリック単価とは

リスティング広告のクリック単価は、広告1回クリックあたりの料金です。

【例】

クリック単価120円の広告が100回クリックされた場合、広告費として12,000円発生する。

クリック単価はキーワードやクリエイティブの質など、さまざまな要因があわさって決まります。

3.広告表示順位とクリック単価の決まり方

リスティング広告の運用において、最低限理解するべきなのが「広告表示順位」と「クリック単価の決まり方」です。

 

広告表示順位の仕組みを知るだけでも、クリック単価を下げられます。以下では、それぞれの決まり方について解説します。

3-1.広告表示順位が決まる仕組み

リスティング広告の表示順位は、上限クリック単価と品質スコアのかけ合わせで決まります。

  • 上限クリック単価:広告主が設定するクリック単価の上限額。
  • 品質スコア:広告やランディングページなどの内容を検索エンジンが評価するもの。10段階評価で決まる。

具体的なイメージができるように、例を用いて解説します。

広告主上限クリック単価品質スコア品質スコア表示順位
A社140円8140×8=1,1201位
B社140円7140×7=9802位
C社200円4200×4=8003位

上図で注目したいのが、A社とC社です。

  • A社:広告品質が高いため、最も掲載順位が高い結果を得られている。
  • C社:最も高い上限クリック単価を設定しているが、品質スコアが低いために、表示順位は3社の中で最も低い。

この例から分かるように、単に上限クリック単価を高くするだけでは上位表示できない可能性があるのです。

3-2.クリック単価の決まり方

上限クリック単価=クリック単価ではありません。クリック単価は以下の計算式で算出されます。

  • クリック単価 = 自社広告の1つ下のランクの広告のランク ÷ 自社広告の品質スコア + 1

つまり、広告の品質スコアがクリック単価に大きな影響を及ぼします。先に紹介した例を用いながら、具体的なクリック単価の算出法を見ていきましょう。

  • A社:980 ÷ 8 + 1 = 124円
  • B社:800 ÷ 7 + 1 = 115円

リスティング広告運用においては、上限クリック単価と品質スコアの最適化を測り、効果の最大化を目指す必要があります。

4.リスティング広告のクリック単価相場

リスティング広告のクリック単価は、業界やキーワード、広告品質などのさまざまな要因があわさって決まります。一般的にクリック単価の相場は80〜1,000円と言われています。

 

以下の表は、海外企業による調査で判明した業界別のGoogleリスティング広告のクリック単価相場です。

業界クリック単価相場
自動車258円
BtoB350円
Eコマース122円
教育252円
金融保険361円
家庭用品309円
法律709円
不動産249円
テクノロジー399円

※1ドル=105円で換算

参考:Google Ads Benchmarks for YOUR Industry [Updated!]|WordStream

 

BtoBや法律など製品サービス単価の高い業界は、クリック単価の相場が高くなる傾向にあります。ただし、これはあくまでも業界別の相場であり、実際はキーワード状況や広告品質などによってクリック単価は変わります。

5.クリック単価の相場の調べ方

Google 広告におけるキーワードごとのクリック単価相場の調べ方をご紹介します。Yahoo!広告の場合も、ほぼ同じ手順で確認できるため、ぜひ参考にしてください。

5-1.Google 広告を開く

Google 広告を開いたら、画面右上にある [ツールと設定] をクリックし、 [キーワードプランナー] を選択します。

5-2. [検索のボリュームと予測のデータを確認する] をクリック

画面右にある [検索のボリュームと予測のデータを確認する] を選択します。

5-3.調べたいキーワードを入力

[検索のボリュームと予測のデータを確認する] の欄に、相場を調べたいキーワードを入力し、 [開始する] をクリックします。

5-4. [予測] を選択

画面左にある [予測] をクリックします。

5-5.クリック単価の相場を確認

平均クリック単価の確認をします。また、クリック数や表示回数などの予測の確認も可能です。

6.リスティング広告のクリック単価を最適化する6つの方法

リスティング広告の費用対効果を高めるためには、クリック単価の最適化をするのが有効です。上限クリック単価を下げるのも有効ですが、それだけでは広告表示機会の損失へとつながります。

 

以下では、クリック単価を最適化する6つの方法を解説します。

  • 上限クリック単価を下げる
  • 品質スコアを上げる
  • キーワードを見直す
  • 広告表示オプションを設定する
  • 除外キーワードを設定する
  • アカウント構造を最適化する

6-1.上限クリック単価を下げる

シンプルな方法ですが、上限クリック単価を下げることで、クリック単価の相場を下げられます。ただし、上限クリック単価は広告ランクに大きな影響を及ぼす要因の1つです。

 

必要以上に上限クリック単価を下げた場合、広告ランクの低下を招くリスクがあります。上限クリック単価を下げる際は、順位を維持するボーダーラインを見極めなければいけません。

6-2.品質スコアを上げる

すでに解説したように、リスティング広告の表示順位は上限クリック単価と品質スコアのかけ合わせで決まります。つまり、品質スコアを高めれば、競合よりも低いクリック単価で上位表示を狙えるのです。

 

品質スコアの改善策としては、魅力的な広告文やキーワードと関連性の高いランディングページの作成などが挙げられます。

どの改善施策をするとしても、ユーザーの検索意図を把握し、心をつかむクリエイティブの作成を意識することが大切。

品質スコアの改善ポイントについては、下記記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらも参考にしてください。

6-3.キーワードを見直す

検索ボリュームの多いキーワードやコンバージョン率が高いキーワードは、クリック単価が高くなる傾向にあります。

クリック単価が高い場合、競合数が多いキーワードを中心に選定している可能性が高い。

キーワード選定はリスティング広告の成功の鍵を握るため、顧客ニーズを満たしつつボリューム数の少ないキーワードを探してみましょう。

 

リスティング広告のキーワード選定方法については、下記記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

6-4.広告表示オプションを設定する

適切に広告表示オプションを設定すると、広告品質の向上およびクリック単価の最適化へとつながります。

広告表示オプションとは:

広告主の電話番号や住所、サイトURLなどを広告文の下部に表示する機能。広告の視認性が高くなるため、コンバージョン率の増加が期待できる。

広告表示オプションについては、ぜひ下記記事もご参考にしてください。

6-5.除外キーワードを設定する

除外キーワードとは:

特定の検索語句を広告表示対象から外す機能。

リスティング広告の運用にしばらく取り組むと、コンバージョン率の低いキーワードや意図しない検索語句で表示されるキーワードが出てきます。

 

このようなキーワードは、クリックだけされてコンバージョンにはつながらないため、余計な広告費だけがかかります。そこで除外キーワードに設定して、適切なターゲットへの広告配信と費用対効果の向上を目指します。

リスティング広告の運用において、除外キーワードは成果に関わる重要な機能。

ぜひ下記記事も参考にして、適切な除外キーワードの設定をしてください。

6-6.アカウント構造を最適化する

リスティング広告のアカウント構造が最適であれば、適切なユーザーに広告表示できるようになり、広告品質が高まります。現在、GoogleとYahoo!ともに、シンプルなアカウント構造を推奨しています。

 

アカウント構造については、下記記事で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。

7.プロの手を借りてリスティング広告の費用対効果を最大化する

リスティング広告運用を代理店に任せると、十分なノウハウと経験にもとづいた運用がされるため、成果につながりやすいです。また、運用担当者の業務が軽減されるメリットもあります。

 

「社内に適切な人材がいない」や「すぐに成果を出したい」と考えている企業は、代理店の力を借りることも検討してはいかがでしょうか。代理店への依頼費用相場は広告費の20%です。

まとめ

リスティング広告のクリック単価相場は、業種やキーワードによって大きく異なります。しかし、クリック単価の相場を知っておくことで、広告費や広告表示機会の最適化ができます。

 

キーワードプランナーやキーワードアドバイスツールを使えば、クリック単価の相場は確認可能です。まずは狙うキーワードの相場を知り、広告運用をしてみましょう。

 

データを蓄積したら、記事で紹介したポイントを踏まえ、クリック単価の改善に取り組んでください。

 

>>リスティング広告って実はもっと改善できる(無料ダウンロード)


この記事をシェア

はてなブックマーク
株式会社アドフレックス・コミュニケーションズ会社ロゴ adflex communications, Inc.

アドフレックス編集部

アドフレックス・コミュニケーションズ公式アカウントです。

BACK TO TOP
adflex