コラム

【初心者にもおすすめ】キーワードアドバイスツールの使いかた&活用方法

広告運用
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リスティング広告の運用やSEO対策において、正しいキーワード選定は不可欠です。この記事をご覧いただいている皆さんの中にも、キーワードツールに触れたことのある方は多いのではないでしょうか?分析ツールは関連キーワードを分析し、広告クリエイティブやコンテンツに役立てることができます。

今回は、Yahoo!広告が提供している「Yahoo!キーワードアドバイスツール」を使って具体的にできること、使用方法と活用のしかたについて解説します。キーワードツールの利用を検討されている方、すでに利用しているけれど今イチ自信がないという方も、ぜひお役立てください!

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1.広告運用からSEO対策まで使えるキーワードアドバイスツール

Yahoo!広告のキーワードアドバイスツールとは:
自社の取扱商品や関連するキーワード、またはURLを過去の媒体実績にもとづいて分析することで、推測値やキーワード候補を提示するツール。

基本的に、Google広告のキーワードプランナーと同じと考えてよいでしょう。

具体的には、任意のキーワードで出稿した場合の広告表示回数やクリック率、クリック単価(CPC)などの推測値や、競合性を知ることができます。これらのデータから、キーワード候補の抽出や除外すべきキーワードの検討をしたり、出稿にあたってどの程度予算をかけるべきか把握したりできます。

キーワードアドバイスツールはYahoo!広告のアカウントがあれば無料で利用できるのもうれしいポイント。Yahoo!での露出を検討しているのであれば、マストで使いたいツールです。

高機能な無料ツール「キーワードプランナー」の使い方を解説します!

2.キーワードアドバイスツールの基本的な使いかた

それでは、キーワードアドバイスツールの使いかたをご紹介していきます。

2-1.キーワードアドバイスツールを立ち上げる

  1. Yahoo!広告にログインします。
  2. 管理画面最上部にある [検索広告] → [ツール] を選択します。
  3. [キーワードアドバイスツール] をクリックします。


出典:Yahoo!広告 公式ラーニングポータル

2-2.キーワードを調査する

キーワードアドバイスツール画面で、各項目を入力します。

出典:Yahoo!広告 公式ラーニングポータル

  1. キーワード、URL
    「キーワードまたはフレーズ」欄に商品やサービスに関連するキーワードやフレーズ、「ウェブサイトのURL」欄にURLを入力します。調べたいキーワードがある場合はキーワードを、キーワード候補を調べたい場合はURLを選びましょう。(いずれかの入力は必須、または両方でもOK)
  2. 希望入札価格 ※任意設定
    1クリックあたりの上限金額を1〜80,000円の間で入力します。おおよその入札価格が決まっている場合は設定しましょう。未入力の場合は、キーワード抽出の時点でのインプレッション最大獲得数から自動で算出されます。(この入札価格をもとに各数値を算出)
  3. マッチタイプ
    マッチタイプは [完全一致] または [部分一致] のいずれかを選択します。(選択内容に応じて推測データを算出)
  4. 推定対象期間
    推測したい対象期間を選択します。
  5. キーワードを拡張
    「キーワードを拡張」は、デフォルトではチェックが入っており、入力したキーワードの推定データに加えて関連するキーワードが抽出されます。チェックを外すと関連キーワードの抽出はされません。
  6. 広告掲載方式
    どの媒体に掲載するかを指定します。[検索を含むすべての広告掲載方式] は、Yahoo!やYahoo!関連ページ、提携サイトでの検索結果と、キーワードに基づく広告表示がされた場合のデータを推測します。[検索のみ] は、Yahoo!検索結果画面にのみ広告表示された場合を推測します。

①〜⑥が入力できたら、⑦ [キーワードを抽出] をクリックします。

2-3.キーワードの抽出結果を確認する


キーワードの抽出結果では、選択したマッチタイプに応じた以下の6項目が確認できます。

  • キーワード:入力した条件から抽出されたキーワード候補(100行まで)
  • 推定CPC:希望入札価格をもとに予測された平均CPC
  • 推定クリック率:推定のクリック数と表示回数から算出されたCTR(%)
  • 推定インプレッション数:希望入札価格から算出された、指定期間内の表示回数
  • 推定クリック数:希望入札価格から算出された、指定期間内のクリック回数
  • 推定コスト:希望入札価格から算出された、指定期間内でかかるYahoo!広告の広告費用

結果をもとにキーワードを追加する場合は、追加したいものにチェックを入れて [キーワード追加] をクリックすると「キーワード作成」画面に遷移します。また、抽出結果は [抽出結果をダウンロード(CSV)] からデータ保存して分析に役立てたり、キャンペーンエディターへインポートするためのファイルを作成したりする場合に活用できます。

3.抽出結果の活用方法

キーワードの抽出結果を広告運用やSEO対策に活用する方法を、いくつかピックアップしてご紹介します。

3-1.【広告運用】入札を強化するキーワードを判断する

効率を重視してクリック数を獲得したい場合はビッグワードを避け、推定CPCが低く、推定クリック率の高いミドルワードまたはスモールワードを選択します。なるべく多くのユーザーに表示させたい場合は、推定インプレッション数の高いキーワードで自社商品と関連性の高いものを選ぶとよいでしょう。

3-2.【広告運用】おおまかに広告費を見積もる

任意のキーワードで出稿した場合、どのくらいコストがかかるのかを把握します。推定コストで任意の期間で出稿した場合の推測金額が表示されるので、費用感が掴めます。

3-3.【SEO対策】関連キーワードでコンテンツを作成する

抽出したキーワードをもとにSEO対策のコンテンツを作成することで、検索結果の上位表示を狙えます。推定インプレッション数の多いキーワードと関連するキーワードをテーマにした記事をそれぞれ制作し、内部リンクでつなげることで網羅性が高まり、コンテンツの強化を図ることができます。

ただし、関連キーワードは検索ワードによって正しい答えは異なってきます。関連キーワードがユーザーにとって利便性があるか、客観的に判断しながら進めましょう。

4.キーワードアドバイスツールの注意点

ツールから算出された結果は、あくまで予測値です。実際には競合などの状況や広告クリエイティブ、リンク先のLPの内容も含めて判断されます。その点を踏まえて、参考として全体的な傾向を掴むために活用しましょう。

また、抽出結果に表示されたキーワードは、出稿の際、広告審査にかける必要があります。結果に表示されたからといって、掲載が保証されているわけではないので注意しましょう。

5.まとめ

Yahoo!広告のキーワードアドバイスツールの基本的な使い方と活用方法についてご紹介しました。他のキーワードツールと同様に、リスティング広告におけるキーワード選定以外に、SEO対策でのキーワード戦略やコンテンツ作成の予測に役立てることができます。また、Yahoo!広告のアカウントさえあれば、無料で利用できるのもうれしいところ。

今回ご紹介した以外にも幅広く活用できるので、少しずつ使いこなしていきましょう。

キーワード選定がリスティング広告のカギ!成功するキーワードの選び方

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本記事の著者

アドフレックス編集部

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