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LINE広告のターゲティングを徹底解説!種類と一覧、配信面の特徴も詳しく紹介

2022.07.19

内で月間アクティブユーザーが8,900万人(202112月時点)を超えているLINE。月間アクティブ率も85%と高く、ユーザーの年齢層も幅広いという特徴があります。

 

広告運用においてもさまざまなターゲットに訴求できますが、ユーザーの層も幅広いため、適切なターゲティングを行なって効率的な運用を目指したいところです。

 

本記事では、LINE広告のターゲティング種類や活用方法、設定方法などについて詳しく解説していきます。

1.LINE広告ターゲティングの特徴

LINE広告とは:

トーク画面上部やタイムライン、LINEアプリ内など、LINEが運営するサービスに配信できるプラットフォーム。

20216月時点の国内月間アクティブユーザー数は8,900万人と他のSNSよりも圧倒的に多く、1569歳が普段利用しているSNS83.2%LINEであるという調査結果も出ています。

LINE広告は、幅広いユーザーを広告運用のターゲティングとして活用できるため、他のSNSでは難しかったユーザー層へのアプローチも可能。

年齢や性別、興味関心といった基本的な属性だけではなく、トラフィックデータや電話番号といった自社で所有している情報をアップロードしてターゲティングに活用することもできます。

 

購買意欲が高いと思われるユーザーの属性や行動を予想できるのも、LINE広告の特徴です。

2.LINE広告ターゲティングの種類

 

 LINE広告のターゲティングは、主に次の4種類に分けられます。

ターゲティングの種類

主な内容

デモグラフィックデータ配信

ユーザーの性別や年齢、地域、趣味関心などからターゲティングする方法

オーディエンス配信

ユーザーの情報を使って配信対象をセグメントする方法

類似配信

顧客情報に類似したユーザーをターゲットにする方法

その他の広告配信

  • リエンゲージメント配信
  • 友だち追加など

2-1.デモグラフィックデータ配信

年齢や性別、興味関心といったユーザーの基本属性を使ってターゲティングする方法です。属性や興味を推測してターゲティングできるため、アクションにつながりやすいユーザー層に限定した広告の配信を実現します。

 

デモグラフィックデータ配信で設定できるのは、以下の5種類です。

  • 詳細設定セグメント
    配偶者や子供の有無、テレビ使用頻度、使用している携帯キャリアなどを設定して配信できる。
  • 年齢セグメント
    14歳以下から65歳以上まで、年代別にターゲットを細かく設定して配信できる。設定できる区分は、以下の通り。

    14歳以下、15-19歳、20-24歳、25-29歳、30-34歳、35-39歳、40-44歳、45-49歳、50-54歳、55-59歳、60-64歳、65歳以上
  • 性別セグメント
    男性と女性の指定配信ができる。
  • 興味関心セグメント
    18種類のカテゴリから選択できる。「自動車」に関しては、車種を9種類から選択して指定配信することも可能。興味関心のターゲティング項目は、以下の通り。

    ゲーム、デジタル機器・家電、スポーツ、職・ビジネス、ファッション、家・インテリア・園芸、テレビ・番組、音楽、教育・学習・資格、金融、健康、エンタメ、ショッピング、書籍・マンガ、食べ物・飲み物、美容・コスメ、旅行、自動車(軽自動車/コンパクトカー/ハッチバック/セダン/スポーツカー/ステーションワゴン/ミニバン/SUV(コンパクト)/SUV(ラージ))
  • 地域セグメント
    都道府県別だけではなく、居住地や勤務地、現在地レベルでターゲティングすることもできる。

2-2.オーディエンス配信

ユーザーのアクションデータや、自社で保有している情報を使ってターゲティングする方法です。

 

特定の商品を購入したユーザーの端末識別IDを使えば、同じユーザーに再購入を促す広告を配信するといった戦略も実現できます。

 

LINE広告の管理画面で作成できるオーディエンスは、以下の9種類です。

  • ウェブトラフィックオーディエンス
    LINE Tagのトラッキング情報を使って、サイトを訪問したユーザーのオーディエンスを作成できる。各種イベントを活用してオーディエンスを作成することも可能。
  • モバイルアプリオーディエンス
    アプリ内で発生したイベントを使ってオーディエンスを作成できる。
  • IDFA/AAIDアップロード
    保有しているIDFA/AAIDデータを使ってオーディエンスを作成できる。
  • 電話番号アップロード
    保有している電話番号を使ってオーディエンスを作成できる。
  • メールアドレスアップロード
    保有しているメールアドレスを使ってオーディエンスを作成できる。
  • LINE公式アカウントの友だちオーディエンス
    LINE公式アカウントの友だち、または、ブロックしている友だちのオーディエンスを作成できる。
  • 類似オーディエンス
    すでに作成したオーディエンスと似たユーザーを探して、オーディエンスのサイズを拡張。なお、類似度は「115%」か「自動」のどちらかを選択できる。
  • 動画視聴オーディエンス
    特定の動画素材を視聴したユーザーのオーディエンスを作成できます。再生率を指定して作成することもできる。
  • 画像クリックオーディエンス
    特定のキャンペーンIDの画像をクリックしたユーザーのオーディエンスを作成できる。

 

LINE広告の管理画面からオーディエンスを作成する手順は、次のとおりです。

【オーディエンスの作成手順】

  1.  [広告アカウント] > [オーディエンスを作成したい広告アカウント名] をクリック
  2. 広告マネージャー画面左上の [] > [共通ライブラリ] から [オーディエンス] をクリック
  3. オーディエンス一覧ページの [ + オーディエンス作成] をクリック
  4. 作成したいオーディエンスを選択
  5. 各項目を入力して [保存] をクリック

2-3.類似配信

アップロードした顧客情報に類似しているユーザーに広告を配信します。類似率が高いほどアクションの確度も高まりますが、リーチできる人数は限られます。類似率が低ければ配信母数は増えますが、アクションの確度は下がります。

2-4.その他の広告配信

LINE広告のさまざまな配信機能を活用すれば、目的に応じたターゲットへの広告配信が実現します。

  • LINE公式アカウントの友だちオーディエンス配信

公式アカウントの友だちをもとにしてターゲットを作成する方法。

「ターゲットリーチ(ブロックされていない友だち)」と「ブロック中の友だち」の2種類を作成できます。エンゲージメント率の向上や、友だちに類似した潜在層への認知拡大などに役立つでしょう。

  • リエンゲージメント配信
    アプリをインストールしたまま放置しているユーザーをターゲットに配信可能。

アプリ内での行動に応じてターゲティングできるため、再起動を促すだけではなく、目的に応じた高い配信効果が期待できます。

3.高精度なLINE広告のクロスターゲティングとは

クロスターゲティングとは:

LINE公式アカウントやLINEポイントADなどで取得したデータを、広告配信に利用できる機能。

例えば、LINE公式アカウントに蓄積されているユーザーのアクションデータをリターゲティング配信に活用すれば、配信精度を高めることができます。

 

サービス間のデータを連携させて、ターゲットに最適な広告を配信したいときにも有効です。ユーザーがLINEアカウントとECサイトのIDを連携している場合は、購入頻度の高さや購入金額の多さなどで類似拡張することもできます。

 

なお、従来はLINE公式アカウントのデータをLINE広告に利用できるだけでしたが、20211月からは、LINE広告のデータをLINE公式アカウントで使えるようになっています。

3-1.クロスターゲティングの活用方法

クロスターゲティングの主な活用方法を詳しく見ていきましょう。

  • LINE広告での配信
    LINE広告では、「LINE公式アカウント」「LINEポイントAD」「Talk Head View」で取得したデータを共有して配信に利用できる。

共有されたデータを使った類似拡張やリターゲティングも可能です。公式アカウントの配信情報に接触履歴があるユーザーにリターゲティングすれば、商品購入の後押しに役立つでしょう。

  • LINE公式アカウントでの配信
    LINE広告とLINEポイントADで取得したデータを共有して、メッセージ配信に利用できます。

データを使った指定配信と除外配信も可能です。

 

例えば、LINE広告からランディングページに遷移したユーザーを指定して配信すれば、コンバージョン率の向上につながります。商品の認知拡大に利用する場合は、ランディングページに遷移したユーザーを除外して配信するといいでしょう。

    3-2.クロスターゲティングの設定方法

    LINE広告管理画面でクロスターゲティングを設定する方法は、以下のとおりです。

    1. LINE Official Account Managerにログインする
    2. LINE公式アカウントの管理画面でオーディエンスの共有設定をONにする
    3. LINE公式アカウントの管理画面で作成したオーディエンスをLINE広告で利用できるようになる

    なお、LINE広告の管理画面でオーディエンスを確認したい場合は、LINE Ad Managerにログインして [共有ライブラリ] から [オーディエンス] を選択すると、共有されたオーディエンスデータや推定サイズなどが表示されます。

    4.LINE広告の配信面

    LINE広告のターゲティングを有効活用するには、配信先の特徴と主なユーザーを確認しておくことも大切です。

    4-1.トークリスト

    アクティブユーザーが多いトークリストの最上部に配信される広告です。ユーザーが広告をタップするとランディングページに遷移します。大規模なプロモーションの展開にも有効です。

     

    出典:トークリスト|LINE for Business

     

    月間アクティブユーザー数8,900万人(2021年6月末時点)を誇るLINEのなかで、最もアクティブ性が高いのがトークリストです。普段はSNSを使わないユーザーに広告を届けることもできます。

    4-2.LINE NEWS

    LINEアプリ内のニュースタブから利用できるサービスです。

     

    LINE NEWSの記事一覧だけではなく、340を超える提携メディア(2021年4月時点)の記事一覧ページにも広告を配信できます。

    新製品情報のように即時性のある広告の配信に適している。

    出典:LINE NEWS|LINE for Business

     

    LINE NEWSの月間アクティブユーザーは、7,500万人以上(20204月時点)で、月間PV数は175億20207月末時点)です 

    4-3.LINE VOOM(旧タイムライン)

    旧タイムラインであるLINE VOOMに配信できる広告です。自社公式アカウントのブロック状況を問わず、広告を表示できます。

     

    訪問ユーザーは6,800万人以上で、その中の4,900万人以上は月に1回以上タイムライン上の広告に接触しています(20198月時点)。

    出典:LINE VOOM|LINE for Business 

     

    ユーザーは女性の方が54.4%とやや多くなっています。年代層にはとくに隔たりが見られません。

    4-4.LINEマンガ

    スマートフォン向け電子コミックサービスのLINEマンガに広告を配信できます。

     

    日本国内のアプリダウンロード数は2,800万件(2020年8月時点)を突破し、ダウンロード数ランキング1位を獲得しています。(2019年8月時点)

    出典:LINEマンガ|LINE for Business

     

    ユーザーの属性に男女差はほぼありませんが、1519歳の利用が27%2030代の利用が60%となっているため、若年層を中心とした訴求に有効です。

    4-5.LINE BLOG

    情報発信やコミュニケーションツールとして活用されているブログです。

     

    20198月時点では、2,500組以上のブログが開設されています。

    出典:LINE BLOG|LINE for Business

     

    ユーザー属性は男女比率3:7で女性の方が多く、利用者の年代層は2040代が中心です。

    4-6.LINEポイント

    サービスページのPV数は月2.8憶20206月~20208月平均値)というリーチ力の強い配信面です。

    出典:LINEポイント|LINE for Business

     

    利用者層の年代は4050代が多くなっています。また、利用者の7割が女性という特徴もあります。そのため、他のSNSではリーチしにくい年齢層が高めの女性への訴求も実現します。

    4-7.LINEショッピング

    LINEアプリから手軽にショッピングが楽しめるサービスです。

     

    20209月時点で約3,500万人の会員が登録しています。

    出典:LINEショッピング|LINE for Business

     

    ユーザー数の約7割が女性で、年代別では20代後半〜40代前半の女性に多く利用されています。

    4-8.LINEチラシ

    LINEアプリのウォレットタブからアクセスできるサービスです。商品の購入を検討している購買意欲の高いユーザーに訴求できます。

     

    スーパーやドラッグストアなどで購入を検討している層に利用される可能性が高いという特徴もあります。

    出典:LINEチラシ|LINE for Business

     

    ユーザーの男女比率は女性が75%と多く、40代以上が全体の半数以上を占めています。

    4-9.LINEクーポン

    飲食店やコンビニなど、全国約50,000店舗20209月時点)のクーポンを閲覧・利用できるサービスです。

     

    月間5,200万人(20209月時点)が利用する「ウォレット」タブや、「LINEクーポン」の公式アカウントが主な導線となっているため、お得な情報に敏感なユーザーをターゲットにした訴求に適しているでしょう。

    出典:LINEクーポン|LINE for Business

     

    ユーザーは女性が70%で、4050代の利用者が全体の6割を占めていながらも、年齢層の幅が広いという特徴があります。

    4-10.LINEマイカード

    お店の会員証やポイントカードをアプリで一括管理できるサービスです。

     

    「ウォレット」タブや「LINEマイカード」の公式アカウントが主な導線となっているため、お得な情報への感度が高いさまざまな世代をターゲットとした広告を配信できます。

    出典:LINEマイカード|LINE for Business

       

    ユーザー層は女性が約6割、男性が約4割です。ユーザーの年齢層は10代後半から50代以降まで幅が広いため、生活情報に対する感度が高いあらゆる世代への広告配信が実現します。

    4-11.LINE広告ネットワーク

    提携する外部アプリやメディアにも広告を配信できます。LINEの膨大なデータを活用したターゲティング多彩なユーザーへのリーチが可能です。

    出典:LINE広告ネットワーク|LINE for Business

     

    男女比率は男性38:女性が62で、年代別では20代以上の利用者が多くなっています。

    5.まとめ

    今回の内容をまとめると、以下になります。

    • LINE広告のターゲティングの種類には「デモグラフィックデータ配信」「オーディエンス配信」「類似配信」「その他の広告配信」がある
    • クロスターゲティングを活用した広告配信も重要である
    • 配信面の特徴やユーザー層を考慮してターゲティングをする必要がある

    ユーザー層の幅が広く、配信面も多いためターゲティングは難しく感じられるかもしれませんが、各配信先の特徴やユーザー層を把握しておけば、未経験でも効率的なターゲティングが実現します。

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    アドフレックス編集部

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