【2022年】メールマーケティングツール5選を徹底比較!選定ポイントも解説
メールマーケティングツールは、メールの作成から配信、解析までワンストップで可能にする便利なツールです。しかし、市場には多くのメールマーケティングツールが出回っているため、選定に迷っている方も多いでしょう。
そこで本記事では、おすすめのメールマーケティングツール5選の特徴やMAツールとの違い、ツールの選定ポイントを解説します。
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目次
1.メールマーケティングとは
メールマーケティングとは:
メールで顧客とコミュニケーションを取り、購買意欲の醸成や問い合わせなどの行動を誘発するマーケティング手法。
メールマーケティングと一口に言っても、リターゲティングメールやステップメール、メルマガなどさまざまな手法があります。
どの手法を実施するとしても、メールマーケティングでは各顧客にとって最適なタイミングで、課題や悩みを解決できるコンテンツを届けることが重要です。
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2.メールマーケティングツールとは
メールマーケティングでは、顧客一人ひとりに合わせたメール配信が必要となります。手動でメールマーケティングを実施すると、工数や時間がかかるだけではなく、誤送信や情報漏えいのリスクも発生します。
メールマーケティングツールを使えば、メールの作成から配信、分析までの効率化が可能です。以下では、メールマーケティングツールの主な機能とMAツールとの違いを解説します。
2-1.主な機能
メールマーケティングツールの主な機能は、以下の通りです。
- HTMLメール作成:視覚的に訴えかけられるHTMLメールを簡単に作成
- テンプレート:よく使う文面をテンプレート登録
- セグメント配信:顧客情報などで絞り込んでメール配信
- ステップメール配信:シナリオに沿ったメールを自動配信
- 予約配信:メールの配信日時を予約設定
- ABテスト:配信メールを2つのパターンに分けて配信し、パフォーマンスを測定
- レポート:開封率やクリック率などを測定
- グラフ化:レポートの内容をグラフとして表示
メールマーケティングツールを使えば、メールの作成・配信・効果測定・改善まで一貫して行えます。
2-2.MAツールとの違い
MA(マーケティングオートメーション)ツールとは:
メール配信機能は当然ながら、SEOやランディングページ作成、広告管理などのデジタルマーケティングに関する業務の効率化・自動化を支援するツール。
メールマーケティングツールがメール機能に特化しているのに対し、MAツールはマーケティング業務全般に対応しています。
MAツールのほうが費用は高額ですが、細かなアクセス解析まで行えるため、以下のいずれかに該当する方におすすめです。
- マーケティング業務全体の効率化を推進したい
- 見込み客の詳細な管理と分析がしたい
まずは自社で必要な機能を明確にしたうえで、メールマーケティングツールとMAツールのどちらを導入するのかを検討するようにしましょう。
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3.おすすめのメールマーケティングツール5選
メールマーケティングツールは数多くあるため、ツール選びに迷う方もいるはずです。以下では、おすすめのメールマーケティングツール5選の特徴を解説します。
3-1.配配メール
- 主な機能:セグメント、ステップメール、HTML5メール作成、迷惑メール対策、予約配信、ABテスト
- 配信上限数:無制限
- 料金:要問い合せ
- 無料トライアル:あり
出典:配配メール
配配メールは導入実績9,000社以上のメールマーケティングツールです。配信・効果測定・改善までワンストップで行えます。操作画面はシンプルで分かりやすいため、初めての方でも簡単に使いこなせるはずです。
ステップメールやセグメント配信、ABテスト、細かな情報解析など機能性は豊富であり、メール配信ツールとMAツールの中間的存在と言えます。
導入前後には丁寧なサポートがあるため、デジタルマーケティングに精通していない企業でも安心して利用可能です。
3-2.ブラストメール
- 主な機能:HTML、ターゲット配信、デコレーションメール、迷惑メール対策
- 配信上限数:3,000件~
- 料金:3,000円/月~
- 無料トライアル:7日間
出典:ブラストメール
ブラストメールは、契約者数12,000以上の簡単・シンプル・低価格が売りのメールマーケティングツールです。HTMLエディタを利用すれば、専門知識がない方でも、簡単操作でデザイン性の高いメールを作成できます。
メールマーケティングに必要最低限の機能を搭載しており、ステップメールやABテストなどには対応していません。そのぶん毎月3,000円から利用できるため、個人や中小企業におすすめのツールです。
3-3.Benchmark Email
- 主な機能:HTMLメール、セグメント配信、ステップメール配信、ABテスト、ランディングページ作成
- 配信上限数:無料版は250通/月、有料版は無制限
- 料金:1,530円/月~
- 無料トライアル:あり
Benchmark Emailは世界50万社の企業が利用するメールマーケティングツールです。プロのデザイナーが作成した500種類以上のテンプレートが用意されているため、初めての方でも簡単に洗練されたデザインのHTMLメール作成ができます。
また、無料版でもステップメール配信機能が利用できます。メルマガ配信とステップメール配信だけを行う予定なら、本ツールは有力な候補となるでしょう。
3-4.b→dash
- 主な機能:クロスチャネルシナリオ、セグメント配信、Web閲覧履歴メール
- 配信上限数:-
- 料金:要問い合せ
- 無料トライアル:デモ画面あり
出典:b→dash
b→dashはノーコードでデータの取込・加工・統合・抽出・活用ができるデータマーケティングツールです。データパレットやWeb接客、レコメンドなどの豊富な機能が備わっています。
メール配信機能としては、LINEやSMSなどの多様なチャネルでメール配信できる点が特徴です。また、b→dash内に蓄積したデータに基づき、細かで精度の高いセグメント配信もできます。操作画面は洗練されており、誰でも直感的な操作で使いこなせます。
3-5.HubSpot Marketing Hub
- 主な機能:HTMLメール作成、メールの自動パーソナライズ化、ABテスト
- 配信上限数:無制限
- 料金:5,400円/月~
- 無料トライアル:あり
出典:Marketing Hub|HubSpot(ハブスポット)
HubSpotのマーケティングハブは、ブログやランディングページ、リード管理などのデジタルマーケティングに必要な機能が揃ったオールインワンのMAツールです。
メールマーケティング機能では、テンプレートを活用して、成果につながるメールの作成ができます。また、顧客の購買プロセスのステージに応じて、パーソナライズしたメールの自動作成も可能です。
ABテストや細かな分析ができるアナリティクス機能もあり、効率よくメールマーケティングの改善ができます。
4.自社に最適なメールマーケティングツールを選ぶポイント
数あるメールマーケティングツールの中から自社に最適なツールを選ぶためには、これから解説する3つのポイントを検討する必要があります。
4-1.必要な機能を明確にする
まずはメールマーケティングをする目的を明確にし、目的を達成するために必要な機能を考えます。
【例】
BtoB企業が購買意欲の醸成を目的にするのなら、ステップメール配信機能を備えたツールが有効。
ステップメールで徐々に顧客の購買意欲を高められると、購買へとつながるでしょう。
このように自社の業種や製品サービス、顧客などを踏まえたうえで、実施するメールマーケティングの手法と目標を決めます。そうすると、必要となるメールマーケティングツールの機能も明らかになるのです。
4-2.メールの配信上限数を確認
メールマーケティングツールの中には、月の配信上限数を定めているものがあります。配信上限数があるツールは低コストで利用できますが、月に多くのメール配信をする場合はおすすめできません。
自社で保有するメールアドレス数と配信プランから、月あたりの大まかな配信数を確認しましょう。配信上限数を超える場合、超過料金が発生します。
あらかじめ大量のメール配信が必要と判明しているのなら、配信数無制限のツールを導入する方が割安。
4-3.費用
メール配信ツールは、無料で使えるものから高額なものまで多岐にわたります。
必要な機能やメール配信上限数を明確にしたら、条件を満たす複数製品を比較して、予算内に合ったメールマーケティングツールを導入しましょう。
5.メールマーケティングを成功させるポイント
メールマーケティングツールやMAツールは、メールマーケティングを支援する強力なツールです。しかし、どれほど優れたツールを導入しても、基本的な戦略が整っていなければ成果にはつながりません。
以下では、メールマーケティングを成功させる3つのポイントを解説します。
5-1.ターゲットを明確にする
メールマーケティングの目的は、メールで顧客に価値ある情報を届け、購買意欲の醸成や問い合わせなどにつなげることです。しかし、顧客によって求める情報は異なります。
メールマーケティングでは各顧客にとって最適なタイミングで、価値あるコンテンツを届けなければいけない。
そのためにも、まずはターゲットを明確にしましょう。マスをターゲットにすると、コンテンツ内容が曖昧になり、誰にも刺さらないメールとなります。
自社で保有する顧客情報をもとに、具体的なターゲットと抱える課題を明確にしてから、メールマーケティングに取り組みましょう。
5-2.件名作りに注力する
メールマーケティング成功の鍵を握るのは開封率です。メールを開封してもらえなければ、購入や問い合わせなどにつなげられません。
開封率に大きな影響を与えるのが件名です。件名は書籍や記事のタイトルと同様の働きがあります。
件名で顧客の興味を惹ければ、高い開封率に期待できる。
開封率を高めるポイントは、件名の先頭の方にメール内容の趣旨と関連するキーワードを含めることです。
件名の9〜13文字以内にキーワードを含めつつ、開封したくなる件名を作成しましょう。
5-3.ABテストを繰り返す
メールマーケティングでは、ABテストを繰り返し、精度を高める必要があります。
【例】
ABテストで2つの異なる件名をエンゲージメントの低いセグメントに配信し、開封率が高い件名でターゲットにメール配信する。
メールマーケティングにおいてABテストは欠かせない存在なので、ABテスト機能があるツールの導入もおすすめです。
参考記事
6.まとめ
メールマーケティングで成果を出すためには、顧客一人ひとりに合わせたメール配信が必要です。
手動でのメール配信も可能ですが、大きな工数がかかり、誤送信のリスクもあります。そこでおすすめしたいのが、メールマーケティングツールです。
メールマーケティングツールを導入すれば、メールの作成から配信、解析までワンストップで行えます。メールマーケティング業務の効率化だけではなく、最短距離での目標達成も期待できるため、ぜひ導入を検討してみてください。
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