コラム

【2022年】メールマーケティングツール5選を徹底比較!選定ポイントも解説

基礎知識
この記事は4分で読むことができます

メールマーケティングツールは、メールの作成から配信、解析までワンストップで可能にする便利なツールです。しかし、市場には多くのメールマーケティングツールが出回っているため、選定に迷っている方も多いでしょう。

そこで本記事では、おすすめのメールマーケティングツール5選の特徴やMAツールとの違い、ツールの選定ポイントを解説します。

リスティング広告を世界標準のAIで改善させる

マーケティング活動で重要なリスティング広告。現状実績を改善し、さらに成果を伸ばすことに苦戦しているマーケティング担当者は多いです。弊社ではリスティングAIを活用した、まったく新しいご提案が可能です。

  • リスティング広告のコンバージョン数を確実に改善させたい
  • 人の手で実績を改善し続けるのが困難
  • リスティング広告のプロフェッショナルに課題解決の相談をしたい
まずは、無料公開の「リスティング広告最適化の秘訣」をご確認ください。 資料ダウンロードは
こちらから

1.メールマーケティングとは

メールマーケティングとは:

メールで顧客とコミュニケーションを取り、購買意欲の醸成や問い合わせなどの行動を誘発するマーケティング手法。

メールマーケティングと一口に言っても、リターゲティングメールやステップメール、メルマガなどさまざまな手法があります。

どの手法を実施するとしても、メールマーケティングでは各顧客にとって最適なタイミングで、課題や悩みを解決できるコンテンツを届けることが重要です。

参考記事

2.メールマーケティングツールとは

メールマーケティングでは、顧客一人ひとりに合わせたメール配信が必要となります。手動でメールマーケティングを実施すると、工数や時間がかかるだけではなく、誤送信や情報漏えいのリスクも発生します。

メールマーケティングツールを使えば、メールの作成から配信、分析までの効率化が可能です。以下では、メールマーケティングツールの主な機能とMAツールとの違いを解説します。

2-1.主な機能

メールマーケティングツールの主な機能は、以下の通りです。

  • HTMLメール作成:視覚的に訴えかけられるHTMLメールを簡単に作成
  • テンプレート:よく使う文面をテンプレート登録
  • セグメント配信:顧客情報などで絞り込んでメール配信
  • ステップメール配信:シナリオに沿ったメールを自動配信
  • 予約配信:メールの配信日時を予約設定
  • ABテスト:配信メールを2つのパターンに分けて配信し、パフォーマンスを測定
  • レポート:開封率やクリック率などを測定
  • グラフ化:レポートの内容をグラフとして表示

メールマーケティングツールを使えば、メールの作成・配信・効果測定・改善まで一貫して行えます。

2-2.MAツールとの違い

MA(マーケティングオートメーション)ツールとは:

メール配信機能は当然ながら、SEOやランディングページ作成、広告管理などのデジタルマーケティングに関する業務の効率化・自動化を支援するツール。

メールマーケティングツールがメール機能に特化しているのに対し、MAツールはマーケティング業務全般に対応しています。

MAツールのほうが費用は高額ですが、細かなアクセス解析まで行えるため、以下のいずれかに該当する方におすすめです。

  • マーケティング業務全体の効率化を推進したい
  • 見込み客の詳細な管理と分析がしたい

まずは自社で必要な機能を明確にしたうえで、メールマーケティングツールとMAツールのどちらを導入するのかを検討するようにしましょう。

参考記事

3.おすすめのメールマーケティングツール5選

メールマーケティングツールは数多くあるため、ツール選びに迷う方もいるはずです。以下では、おすすめのメールマーケティングツール5選の特徴を解説します。

3-1.配配メール

  • 主な機能:セグメント、ステップメール、HTML5メール作成、迷惑メール対策、予約配信、ABテスト
  • 配信上限数:無制限
  • 料金:要問い合せ
  • 無料トライアル:あり

出典:配配メール

配配メールは導入実績9,000社以上のメールマーケティングツールです。配信・効果測定・改善までワンストップで行えます。操作画面はシンプルで分かりやすいため、初めての方でも簡単に使いこなせるはずです。

ステップメールやセグメント配信、ABテスト、細かな情報解析など機能性は豊富であり、メール配信ツールとMAツールの中間的存在と言えます。

導入前後には丁寧なサポートがあるため、デジタルマーケティングに精通していない企業でも安心して利用可能です。

3-2.ブラストメール

  • 主な機能:HTML、ターゲット配信、デコレーションメール、迷惑メール対策
  • 配信上限数:3,000件~
  • 料金:3,000円/月~
  • 無料トライアル:7日間

出典:ブラストメール

ブラストメールは、契約者数12,000以上の簡単・シンプル・低価格が売りのメールマーケティングツールです。HTMLエディタを利用すれば、専門知識がない方でも、簡単操作でデザイン性の高いメールを作成できます。

メールマーケティングに必要最低限の機能を搭載しており、ステップメールやABテストなどには対応していません。そのぶん毎月3,000円から利用できるため、個人や中小企業におすすめのツールです。

3-3.Benchmark Email

  • 主な機能:HTMLメール、セグメント配信、ステップメール配信、ABテスト、ランディングページ作成
  • 配信上限数:無料版は250通/月、有料版は無制限
  • 料金:1,530円/月~
  • 無料トライアル:あり

出典:Benchmark Email

Benchmark Emailは世界50万社の企業が利用するメールマーケティングツールです。プロのデザイナーが作成した500種類以上のテンプレートが用意されているため、初めての方でも簡単に洗練されたデザインのHTMLメール作成ができます。

また、無料版でもステップメール配信機能が利用できます。メルマガ配信とステップメール配信だけを行う予定なら、本ツールは有力な候補となるでしょう。

3-4.b→dash

  • 主な機能:クロスチャネルシナリオ、セグメント配信、Web閲覧履歴メール
  • 配信上限数:-
  • 料金:要問い合せ
  • 無料トライアル:デモ画面あり

出典:b→dash

b→dashはノーコードでデータの取込・加工・統合・抽出・活用ができるデータマーケティングツールです。データパレットやWeb接客、レコメンドなどの豊富な機能が備わっています。

メール配信機能としては、LINEやSMSなどの多様なチャネルでメール配信できる点が特徴です。また、b→dash内に蓄積したデータに基づき、細かで精度の高いセグメント配信もできます。操作画面は洗練されており、誰でも直感的な操作で使いこなせます。

3-5.HubSpot Marketing Hub

  • 主な機能:HTMLメール作成、メールの自動パーソナライズ化、ABテスト
  • 配信上限数:無制限
  • 料金:5,400円/月~
  • 無料トライアル:あり

出典:Marketing Hub|HubSpot(ハブスポット)

HubSpotのマーケティングハブは、ブログやランディングページ、リード管理などのデジタルマーケティングに必要な機能が揃ったオールインワンのMAツールです。

メールマーケティング機能では、テンプレートを活用して、成果につながるメールの作成ができます。また、顧客の購買プロセスのステージに応じて、パーソナライズしたメールの自動作成も可能です。

ABテストや細かな分析ができるアナリティクス機能もあり、効率よくメールマーケティングの改善ができます。

4.自社に最適なメールマーケティングツールを選ぶポイント

数あるメールマーケティングツールの中から自社に最適なツールを選ぶためには、これから解説する3つのポイントを検討する必要があります。

4-1.必要な機能を明確にする

まずはメールマーケティングをする目的を明確にし、目的を達成するために必要な機能を考えます。

【例】

BtoB企業が購買意欲の醸成を目的にするのなら、ステップメール配信機能を備えたツールが有効。

ステップメールで徐々に顧客の購買意欲を高められると、購買へとつながるでしょう。

このように自社の業種や製品サービス、顧客などを踏まえたうえで、実施するメールマーケティングの手法と目標を決めます。そうすると、必要となるメールマーケティングツールの機能も明らかになるのです。

4-2.メールの配信上限数を確認

メールマーケティングツールの中には、月の配信上限数を定めているものがあります。配信上限数があるツールは低コストで利用できますが、月に多くのメール配信をする場合はおすすめできません。

自社で保有するメールアドレス数と配信プランから、月あたりの大まかな配信数を確認しましょう。配信上限数を超える場合、超過料金が発生します。

あらかじめ大量のメール配信が必要と判明しているのなら、配信数無制限のツールを導入する方が割安。

4-3.費用

メール配信ツールは、無料で使えるものから高額なものまで多岐にわたります。

必要な機能やメール配信上限数を明確にしたら、条件を満たす複数製品を比較して、予算内に合ったメールマーケティングツールを導入しましょう。

5.メールマーケティングを成功させるポイント

メールマーケティングツールやMAツールは、メールマーケティングを支援する強力なツールです。しかし、どれほど優れたツールを導入しても、基本的な戦略が整っていなければ成果にはつながりません

以下では、メールマーケティングを成功させる3つのポイントを解説します。

5-1.ターゲットを明確にする

メールマーケティングの目的は、メールで顧客に価値ある情報を届け、購買意欲の醸成や問い合わせなどにつなげることです。しかし、顧客によって求める情報は異なります。

メールマーケティングでは各顧客にとって最適なタイミングで、価値あるコンテンツを届けなければいけない。

そのためにも、まずはターゲットを明確にしましょう。マスをターゲットにすると、コンテンツ内容が曖昧になり、誰にも刺さらないメールとなります。

自社で保有する顧客情報をもとに、具体的なターゲットと抱える課題を明確にしてから、メールマーケティングに取り組みましょう。

5-2.件名作りに注力する

メールマーケティング成功の鍵を握るのは開封率です。メールを開封してもらえなければ、購入や問い合わせなどにつなげられません。

開封率に大きな影響を与えるのが件名です。件名は書籍や記事のタイトルと同様の働きがあります。

件名で顧客の興味を惹ければ、高い開封率に期待できる。

開封率を高めるポイントは、件名の先頭の方にメール内容の趣旨と関連するキーワードを含めることです。

件名の9〜13文字以内にキーワードを含めつつ、開封したくなる件名を作成しましょう。

5-3.ABテストを繰り返す

メールマーケティングでは、ABテストを繰り返し、精度を高める必要があります。

【例】

ABテストで2つの異なる件名をエンゲージメントの低いセグメントに配信し、開封率が高い件名でターゲットにメール配信する。

メールマーケティングにおいてABテストは欠かせない存在なので、ABテスト機能があるツールの導入もおすすめです。

参考記事

6.まとめ

メールマーケティングで成果を出すためには、顧客一人ひとりに合わせたメール配信が必要です。

手動でのメール配信も可能ですが、大きな工数がかかり、誤送信のリスクもあります。そこでおすすめしたいのが、メールマーケティングツールです。

メールマーケティングツールを導入すれば、メールの作成から配信、解析までワンストップで行えます。メールマーケティング業務の効率化だけではなく、最短距離での目標達成も期待できるため、ぜひ導入を検討してみてください。

参考記事

リスティング広告を世界標準のAIで改善させる

マーケティング活動で重要なリスティング広告。現状実績を改善し、さらに成果を伸ばすことに苦戦しているマーケティング担当者は多いです。弊社ではリスティングAIを活用した、まったく新しいご提案が可能です。

  • リスティング広告のコンバージョン数を確実に改善させたい
  • 人の手で実績を改善し続けるのが困難
  • リスティング広告のプロフェッショナルに課題解決の相談をしたい
まずは、無料公開の「リスティング広告最適化の秘訣」をご確認ください。 資料ダウンロードは
こちらから
本記事の著者

アドフレックス編集部

アドフレックス・コミュニケーションズ公式アカウントです。

アドフレックス・コミュニケーションズ公式アカウントです。