コラム

パーソナライズド広告とは?メリットとデメリット、注意点を解説

広告運用
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WebサイトやECサイト、YouTubeなどの閲覧中に、自分の好みに合った広告が頻繁に表示されるようになりました。これが、パーソナライズド広告です。

パーソナライズド広告は、ユーザーと広告主の双方にメリットがあります。広告の特徴や配信の仕組み、利用する際の注意点などを確認してマーケティングに活用しましょう。

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1.パーソナライズド広告とは

パーソナライズド広告とは:
ユーザー1人ひとりの興味や関心に合わせて表示される広告。

最も活用されているのがECサイトですが、ほかにもWebサイトやSNS、動画サイトなどでも目にするようになりました。

1-1.パーソナライズド広告の仕組み

パーソナライズド広告は、ユーザーが過去に検索したキーワードや地図、現在の位置情報などをもとに、個人の興味・関心を予測して配信されます。

【例】
Googleで「クレジットカード」で検索すると、その後しばらくは閲覧する先々でクレジットカードの広告が表示される。

SNSの場合は、ユーザーが投稿した内容や閲覧履歴などから興味や関心を予測して広告を配信しています。YouTubeの場合は、サイト内の検索履歴や視聴履歴を利用するケースが多いです。

なお、パーソナライズド広告の配信で利用される項目は、興味や関心だけではありません。年齢や性別、子供の有無などの属性も予測したうえで、ユーザーごとに最適な広告が配信されます。

2.パーソナライズド広告のメリット


パーソナライズド広告の主なメリットは、以下の3つです。

  • 広告主とユーザーの双方にメリットがある
  • 費用対効果が向上する
  • SNSユーザーにリーチできる

2-1.広告主とユーザーの双方にメリットがある

パーソナライズド広告は興味や関心を予測して配信先を決めるため、設定したターゲットだけではなく、それ以外の潜在顧客にもアプローチすることが可能です。

ユーザーは自分の興味や関心に沿った広告が表示されるため、初めて知る製品やブランドに触れることができます。パーソナライズド広告は、ユーザーに新たな選択肢を提供する広告と捉えてもいいでしょう。

2-2.費用対効果が向上する

自社の製品に全く興味がないユーザーへの配信コストを削減できるのは、パーソナライズで得られる大きなメリットと言えます。活用次第では、費用対効果を飛躍的に向上させることも可能です。

2-3.SNSユーザーにリーチできる

ユーザー自身が興味のあるものだけを見ているSNSで、無作為に広告配信してもほとんど効果は得られません。しかし、パーソナライズド広告なら、ターゲットの興味や関心に合致した広告を配信できるため、マスメディアを使うよりも効率的に自社の製品をアピールできます。

3.パーソナライズド広告のデメリット


パーソナライズド広告には、多用しすぎると新規顧客の獲得が難しくなるというデメリットがあります。特定のジャンルに興味を持つユーザー層は、大きく変化しません。そのため、広告配信を繰り返すほどに頭打ちが近づき、最終的に目立った効果が得られなくなる恐れがあります。

ターゲットへのアプローチ強化という意味で効果はありますが、認知拡大や新規顧客の獲得を重視するのであれば、別の手法を模索したほうがいいでしょう。

4.パーソナライズド広告が使えるプラットフォーム


パーソナライズド広告が使える主なプラットフォームは、以下の3つです。

  • Google
  • Amazon
  • ABEMA

4-1.Google

Google 広告では、以下のような情報を利用して、YouTube、Gmail、Discover などにパーソナライズド広告を配信できます。

  • 過去の検索キーワード
  • サイトやアプリへのアクセス履歴
  • 年齢や性別などのユーザー属性
  • 地域情報 など

4-2.Amazon

大手ECサイトの代表格であるAmazonも、パーソナライズド広告を配信しています。Amazon内だけでなく、外部サイトにも配信できるのが特徴です。なお、Amazonでは、下記の情報を使ってパーソナライズド広告を配信できます。

  • Amazonでの購買履歴
  • Amazonのコンテンツや広告が含まれているサイトの閲覧履歴
  • Amazonツールの利用状況 など
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4-3.ABEMA

ABEMAでは、チャンネルを合わせると配信中の番組が流れる「リニア放送」で、パーソナライズド広告を配信できます。予測に利用されるのは、以下のような情報です。

  • 視聴している番組のジャンル
  • 年齢や性別などの人口統計学的要素
  • 趣味嗜好
  • 接触回数 など

5.パーソナライズド広告の注意点


メリットの多いパーソナライズド広告ですが、ユーザー目線で見ると、いつ、どのように、どのようなデータを取得されているのか分からない、と不安になります。同じような広告が何度も表示されれば、自分の行動を監視されているように感じることもあるでしょう。場合によっては、広告主に対してネガディブな感情を持ってしまいます。

近年では、国が主体となってプラットフォームに対する情報開示の動きも活発化し、データの取り扱いに罰則を規定する動きも見られます。今後もこの動きは強化される傾向にあるため、従来の戦略が突然使えなくなる可能性はあるでしょう。

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6.まとめ

今回の内容をまとめると、以下になります。

  • パーソナライズド広告とは、ユーザーの興味や関心合わせて表示される広告である
  • パーソナライズド広告は、広告主とユーザーの双方にメリットがある
  • ユーザーのプライバシーに配慮して活用する必要がある

パーソナライズド広告を活用すれは、従来の方法では難しかったユーザーへのアプローチも実現します。ぜひこの機会に、マーケティング戦略に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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アドフレックス編集部

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