MARKETING COLUMN マーケティングコラム

初心者でも分かる!Google 広告のコンバージョン設定方法を解説

2022.04.07

Google 広告のコンバージョン設定のやり方が分からない」とお悩みのWeb広告初心者の方に向けて、コンバージョン分析に必須なタグの設定方法について、概要を含めて分かりやすく解説します。ぜひ参考にしてください。

1.Google 広告におけるコンバージョンの考え方

まずは、Google 広告におけるコンバージョン測定概要について解説します。

1-1.コンバージョンとは

コンバージョン(CV)とは:

広告を介してユーザー行動を促し、得られる成果のこと。

何をコンバージョンに設定するかは業界や商材などによって異なりますが、一般的な例として以下が挙げられます。

  • 商品の購入
  • サービスへの申し込み
  • 会員登録
  • 資料請求
  • 問い合わせ

    1-2.コンバージョンのカウント方法    

    Google 広告のコンバージョンのカウント方法は2種類あり、任意で選べます

    • すべてのコンバージョン

    コンバージョンした「回数」でカウントします。例えば、ECサイトで1人のユーザーが商品を2個購入した場合、コンバージョンは2になります。このように、すべてのコンバージョンは販売数や申し込み数をもとに計測され、小売業や予約サイトなどに最適です。

    • 1回のコンバージョン

    コンバージョンした「人数」でカウントします。1人のユーザーが商品を2個購入しても、コンバージョンは1になります。資料請求や問い合わせ、アプリのダウンロードなど、見込み顧客の獲得を目的とする場合に最適です。

    自社の商材や目的に合わせて、最適なカウント方法を選びましょう。

    1-3.コンバージョンが計測される仕組み

    Web広告では、コンバージョンを計測するために「タグ」を使います。広告をクリックしてLPを訪問する」など、何かしらの行動をユーザーがとることでタグが作動し、その行動が記録される仕組みです。ちなみに、このタグが作動することを「タグが発火する」などと言われます。

     

    コンバージョン測定には、LPなど対象のWebサイトにタグを設置しておく必要があります。

     

    Google 広告では、2種類のタグが使われます

    • グローバルサイトタグ

    計測したいサイトのページに設置する、コンバージョン測定には必須のタグです。グローバルサイトタグは、サイトに訪問したユーザーの情報や行動を詳しく追跡。正確なコンバージョン測定を可能にします。

    • イベントスニペット

    コンバージョンを計測するタグで、コンバージョンページやCTAボタンなどに設置します。イベントスニペットとグローバルサイトタグが連携することで、どの広告経由でコンバージョンしたのか計測できるようになります。

    どちらか片方のみではコンバージョン測定はできません。必ず両方のタグを設置しましょう。

    2.Google 広告のコンバージョンタグを設定する方法 

    Google 広告のコンバージョンタグ設定する方法はありそれぞれ以下の特徴があります

    2-1.Googleタグマネージャー(GTM)を使用する

    Googleタグマネージャー(GTM)とは:

    Google無料で提供しているタグ管理ツール。WebサイトのHTMLを直接編集することなくタグの設定が行える。

    GTMを使えばコンバージョンタグ以外のタグも設定・管理でき、複数サイトのタグ一括管理することも可能です。

     

    GTMは初期設定の手間こそかかりますが、煩雑になりがちなタグ管理を一括で行える非常に便利なツールです。特に初心者の方にはGTMの利用をおすすめします。

                    GTMでのタグ設置手順

                    GTMのアカウントがない場合は、以下の手順でアカウントを設定します

                    1. Googleタグマネージャー公式サイトにある [無料で利用する] をクリック
                    2. 「アカウントの設定」「コンテナのセットアップ」「ターゲットプラットフォーム」を入力し、 [作成] をクリック
                    3. 利用規約に同意
                    4. 案内に従って、表示されたGTMタグを計測したいWebページすべてに設置

                            次に、Google 広告の管理画面にログインし、以下の手順でコンバージョンタグを作成します。

                            1. 管理画面の「ツールと設定」→「コンバージョン」を選択
                            2. コンバージョン画面左上の [] をクリックして新規コンバージョンアクションを作成する
                            3. トラッキングするコンバージョンの種類で「ウェブサイト」を選択
                            4. 「カテゴリ」「コンバージョン名」「値」「カウント方法」などを選択し、 [作成して続行] をクリック
                            5. タグを設定する画面で「Googleタグマネージャーを使用する」を選択
                            6. 「コンバージョンID」と「コンバージョンラベル」をコピーして保存
                            7.  [完了] をクリック

                                          再びGTMの管理画面に戻り、以下の手順を進めます。

                                          1. 「新しいタグを追加します」を選択
                                          2. 任意でタグ名を付ける
                                          3. 「タグの構成」内のアイコンをクリック
                                          4. タグタイプで「Google 広告のコンバージョントラッキング」を選択
                                          5. 保存した「コンバージョンID」と「コンバージョンラベル」を入力
                                          6. 「トリガー」内のアイコンをクリック
                                          7. サンクスページなどコンバージョン測定に用いるページのURLを入力
                                          8.  [保存] をクリック

                                          推奨:コンバージョンリンカーの設定

                                          コンバージョンリンカーとは:

                                          Googleタグを使ってクリックデータを計測するツール。

                                          近年、Apple社はユーザーのプライバシー保護の目的で、ITPと呼ばれるセキュリティ機能を使ってトラッキングを規制。この影響で、AppleのOS「Safari」環境ではGoogleのコンバージョンタグが正常に作動しなくなってしまいました。

                                           

                                          この動きに対して、Googleでは「コンバージョンリンカータグ」を開発。ITPが作動した場合にも正確なコンバージョンデータを取得できるようになりました。

                                           

                                          以下の手順でGTMでのコンバージョンリンカータグの設定が可能です。

                                          1. 管理画面の「タグ」→画面右上の [新規] をクリック
                                          2. タグタイプで「コンバージョンリンカー」を選択
                                          3. 「トリガー」内のアイコンをクリック
                                          4. 「All Pages」を選択
                                          5.  [保存] をクリック

                                                    2-2.Webページに直接設置する

                                                    Webページに直接タグを設置することもできます。対象ページのHTMLを編集して手動でタグを埋め込んでいくため、HTMLの知見が必要です。

                                                    コード修正を間違えるとサイト表示などに不具合が起こるため、慣れていない場合は避けたほうが無難。

                                                      ページに直接タグを設置する手順

                                                      広告の管理画面にログインし、以下の手順でコンバージョンタグを作成します。

                                                      1. 管理画面の「ツールと設定」→「コンバージョン」を選択
                                                      2. コンバージョン画面左上の [] をクリックして新規コンバージョンアクションを作成する
                                                      3. トラッキングするコンバージョンの種類で「ウェブサイト」を選択
                                                      4. 「カテゴリ」「コンバージョン名」「値」「カウント方法」などを選択し、 [作成して続行] をクリック
                                                      5. タグを設定する画面で「タグを自分で追加する」を選択
                                                      6. 「グローバルタグ」と「イベントスニペット」をダウンロード
                                                      7.  [完了] をクリック

                                                                  手順7でダウンロードした2つのタグを、それぞれ貼り付けます。

                                                                  • グローバルサイトタグすべてのページの<head>内
                                                                  • イベントスニペットコンバージョンページの<head>内

                                                                  3.コンバージョンデータの分析で確認すべきポイント    

                                                                  Google 広告は、配信結果分析改善を繰り返して広告の精度を高めていくことが非常に重要です。コンバージョンデータを分析する際に確認すべきポイントをご紹介します。

                                                                  3-1.コンバージョン単価(CPA)

                                                                  コンバージョン単価(CPA)とは、コンバージョンを1件獲得するために必要な広告費のことです。

                                                                   

                                                                  CPAは以下の計算式で算出できます。

                                                                  CPA = 広告費 ÷ コンバージョン数

                                                                  CPAが上昇するほど、広告の費用対効果は低下しますCPAの上昇を避けるために、コンバージョン1件あたりにどの程度まで費用をかけられるか、事前に目標CPAを計算しておきましょう。

                                                                   

                                                                  CPAを上手に活用することで、費用対効果の高い広告運用が可能になります。

                                                                  3-2.コンバージョン率(CVR)の変化

                                                                  コンバージョン分析、改善を実施する前後でコンバージョン率(CVRがどのように変化したかも確認しましょう。改善施策は仮説のもと進められますが、予想通りの効果が得られたかを判断し、次の施策に活かせます。

                                                                   

                                                                  CVRは以下の計算式で算出できます。

                                                                  CVR = コンバージョン数 ÷ 広告のクリック数 × 100

                                                                  例えば、コンバージョン改善するためにLPのキャッチコピーを変更しCVRが上がれば有効と判断できます反対にCVRにあまり変化がない場合は別の施策を考える必要があります。

                                                                   

                                                                  施策の方向性が間違っていないか確認するために、CVRの確認は欠かせません。

                                                                  3-3.広告クリエイティブ

                                                                  どの広告が最もコンバージョンにつながっているかをチェックして、キーワード選定や広告クリエイティブの改善を行いましょう。

                                                                  【例】

                                                                  コンバージョンにつながキーワードが見つけられれば、入札金額や予算を調整して広告の露出を増やして効果を高めることができる反対にコンバージョンにつながないキーワードは除外設定で無駄な配信を抑える

                                                                  コンバージョン計測と併せて流入しやすいキーワードや広告を分析することで、より高い効果を狙えるようになります

                                                                  4.まとめ

                                                                  Google 広告のコンバージョン設定には、2種類の方法があります

                                                                  • Googleタグマネージャーを使用
                                                                  • Webページに直接設置

                                                                    成果を高めるには獲得したコンバージョンを分析して、上手に活用しながら改善施策を実施していくことが大切です。この記事を参考にして、自社に最適なものを選んでみてください。

                                                                    この記事をシェア

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