コラム

【完全版】Yahoo!広告とは?広告の種類や料金の仕組みを徹底解説

Yahoo!広告 基礎知識
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Yahoo!広告とは、国内最大級の検索サイトYahoo!とそのパートナーサイトに掲載できる広告を示します。Yahoo!広告を利用すれば、高いターゲティング精度で、多くのユーザーに広告を届けられます。

Yahoo!広告の利用を検討するにあたって、広告の種類やユーザーの特徴などを理解しなければいけません。本記事では、Yahoo!広告の種類や料金の仕組み、Google広告との違いなどを解説します。

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1.Yahoo!広告とは

Yahoo!広告とは:
国内最大級の検索サイトYahoo!とそのパートナーサイトに掲載できる広告を示す。

Yahoo!広告の強みは圧倒的なリーチ力です。日本のインターネットユーザーのうちスマートフォンは全体の8割、PCは全体の6割のユーザーにリーチできると言われています。

また、高いターゲティング精度も特徴です。Yahoo!広告は90億種類以上の検索キーワードと約100のサービスを通じて、日々膨大なデータを蓄積しています。このビッグデータを活用することで、最適なユーザーに広告を届けられます。

2.Yahoo!広告の種類


Yahoo!広告には以下3つの種類があります。

  • 検索広告
  • ディスプレイ広告(予約型)
  • ディスプレイ広告(運用型)

ここからは、3種類の広告について解説します。

2-1.検索広告

8,400万人が利用するYahoo! JAPANの検索結果画面に表示される広告です。ユーザーの検索キーワードに関連した広告が配信されます。つまり、課題の解決策を探しているユーザーに広告配信されるのです。

ユーザーは広告を見た瞬間に「これは自分の課題を解決できる」と判断し、広告をクリックする。

購買意欲の高い層にアプローチできるため、コンバージョンにつながりやすい。

2-2.ディスプレイ広告(予約型)

ディスプレイ広告(予約型)とは:
Yahoo! JAPANのトップページや関連サービスページに配信する広告。

画像や動画などの視認性の高いフォーマットで、多くのユーザーにリーチできるため、自社製品やサービスの認知度向上が見込めます。

ディスプレイ広告(予約型)は、掲載期間と表示回数を保証する広告のため、次に紹介する運用型よりも優先的に配信されます。注意点は、広告が表示されるたびに料金が発生することです。

広告がクリックされなくとも料金は発生するため、コンバージョンやサイト誘導などが目的には向いていない。

2-3.ディスプレイ広告(運用型)

ディスプレイ広告(運用型)もまた、Yahoo! JAPANのトップページや関連サービスページに配信する広告です。コンバージョンや動画再生などの目的に応じた運用ができます。

予約型とは異なり、1日の予算は少額から自由に設定でき、広告がクリックされた際に料金が発生する点も特徴です。ターゲティングの種類も豊富なため、自社に最適なユーザーに広告配信できます。

運用型ディスプレイ広告と検索広告の違いは、アプローチするターゲット層です。

検索広告は購買意欲の高い層へのアプローチに最適な一方、運用型ディスプレイ広告はニーズが顕在化していない潜在層へのアプローチが最適。

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3.Yahoo!広告の掲載順位と料金の決まり方


検索広告を運用する場合、まずは掲載順位と料金の決まり方を知る必要があります。以下では、それぞれについて解説します。

3-1.掲載順位

検索結果画面の上位に広告を表示できれば、多くのクリックを得られます。Yahoo!の検索広告では、入札価格と広告品質のかけ合わせで順位が決まります。

  • 入札価格:1クリックあたりの支払い上限額
  • 広告品質:ユーザーの求める情報と広告の関連性の高さ

どれだけ入札価格を高く設定しても、広告品質が低ければ上位表示は難しいです。費用対効果を最大化するためにも広告品質を高めつつ、最適な入札価格を見極めなければいけません。

3-2.料金

あらためてYahoo!広告の料金についてまとめました。

種類 検索広告 予約型ディスプレイ広告 運用型ディスプレイ広告
課金方式 クリック型 ビューアビリティ(広告が表示されるたびに課金) クリック型
目安費用 1クリックあたり数円〜数十円 1クリックあたり数円〜数十円 1クリックあたり数円〜数十円

Yahoo!広告では、1日の予算と上限金額を自由に設定できます。予算の範囲内で運用できるため、予算オーバーになることはありません。

4.Yahoo!広告とGoogle 広告の違い


Yahoo!広告とGoogle 広告のどちらを運用するべきか、迷っている方も多いでしょう。以下では、自社に最適な広告を選べるように、Yahoo!広告とGoogle 広告の違いを解説します。

4-1.配信先

Yahoo!広告とGoogle 広告では、配信先が大きく異なります。以下が、各広告の主な掲載先をまとめた表です。

広告の種類 Yahoo!広告 Google 広告
検索
  • Yahoo! JAPANの検索結果
  • Yahoo! JAPANの提携先サイト
  • Googleの検索結結果
  • Googleの提携先サイト
ディスプレイ
  • Yahoo!ニュースやYahoo!知恵袋など
  • YouTubeやGmailなど

4-2.ユーザー層

2018年に公開されたデータ となりますが、Yahoo!のユーザー層の特徴として、以下のものが挙げられます。

  • PCの月間アクティブユーザー数はNo1
  • ビジネス層(経営層)と主婦層が多い
  • 40〜50代のユーザーが多い
  • 年収700万円以上のユーザー構成比が高い

上記の特徴から、Yahoo!広告はライフスタイルやBtoB向け商材との相性が良いと言えます。一方、Google 広告は若年層の会社員やフリーランスが多く、スマホの利用率が高いです。

4-3.ターゲティング手法

Yahoo!広告とGoogle 広告では、ターゲティングの名称と内容が異なる部分が多々あります。特におさえておくべきポイントは、以下の通りです。

  • Yahoo!広告のみ「子どもの有無」でターゲティングできる
  • Yahoo!広告のみ「サーチキーワードターゲティング」ができる
  • Google 広告では半径を指定した地域ターゲティングができる

サーチキーワードターゲティングとは:
ユーザーがYahoo! JAPANで検索したキーワード情報をもとに、指定のキーワード検索をしたユーザーにのみ広告配信する機能。

キーワード単位でのターゲティングが可能なため、確度の高いユーザーに効率よくアプローチできます。

4-4.マッチタイプの表記法

細かな違いになりますが、マッチタイプの表記法も異なります。Yahoo!広告はプルダウンでの選択方式に対し、Google 広告はキーワードに記号をつけての表記となります。

4-5.オプション

広告表示オプションとは、広告の下部に追加して表示できる機能を示します。Yahoo!広告とGoogle 広告のオプションは以下の通りです。

Yahoo!広告 Google 広告
クイックリンクオプション サイトリンク表示オプション
電話番号オプション 電話番号表示オプション
テキスト補足オプション コールアウト表示オプション
カテゴリ補足オプション 構造化スニペット表示オプション
住所表示オプション
アフィリエイト住所表示オプション
価格表示オプション
アプリリンク表示オプション
プロモーション表示オプション
販売者評価表示オプション

5.Yahoo!広告の運用がおすすめな企業


Yahoo!広告とGoogle 広告のどちらで運用するか迷った場合、広告の表示回数が多くなるGoogle 広告を選ぶのがおすすめです。しかし、これから解説する2つの条件に該当した場合は、Yahoo!広告の運用も検討してみてください。

5-1.ブランド毀損リスクを避けたい

Web広告業界で大きな問題になっているのが、ブランド毀損リスクです。不適切なサイトやチャネルに広告配信されることでブランドイメージや信用を失うリスクがあります。

世界的広告会社のアバスは、クライアントの広告が反社会的勢力のYouTubeチャンネルに掲載されていたことから、YouTubeへの広告出稿を停止している。

Google 広告の場合、Web広告によるブランド毀損リスクは少なからずありますが、Yahoo!広告はその心配はありません。なぜなら、Yahoo!広告は法人サイトにのみ広告配信されるからです。

信頼性の高いサイトにのみ広告は配信されるため、ブランド毀損リスクは極めて低いです。

5-2.シニア層にアプローチしたい

Yahoo! JAPANの年代別ユーザー層の割合は以下の通りです。

  • 13~19歳:6%
  • 20~29歳:12%
  • 30~39歳:16%
  • 40~49歳:21%
  • 50~59歳:26%
  • 65歳以上:19%

ユーザーの半数以上が40歳以上です。Web広告ではシニア層へのアプローチは難しいですが、Yahoo!広告なら効率よく接触できます。

中高齢者向けの商材を扱っているのなら、Yahoo!広告は最適なプラットフォームの1つ。

6.まとめ

Yahoo!広告を利用すれば、国内最大級のメディア Yahoo! JAPANや主要提携パートナーサイトへ広告配信できます。Yahoo! JAPANが誇るビッグデータを活用し、最適なユーザーに広告を届けられるでしょう。

しかし、ユーザーの半数以上は40歳以上のため、若年層へのアプローチには向いていません。まずは本記事で解説した情報を参考に、Yahoo!広告が自社に最適かどうかを検討してみてください。

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本記事の著者

アドフレックス編集部

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