コラム

動画広告市場の規模と今後の動向を詳しく解説

広告運用
この記事は3分で読むことができます


2021年のネット動画広告市場は前年比42.3%増の4,205億円、2022年は同比30.7%増の5,497億円になると見込まれています。

2025年には1兆円規模になるとの予想もあるため、今後も動画広告市場は拡大の一途を辿ると考えていいでしょう。

本記事では、2021年の動画広告市場の規模や今後の動向などについて詳しく解説していきます。

Webマーケティングでコンバージョン数を増やしたい方へ

とにかく成果を伸ばしたいWebマーケティング担当者に、最先端AIマーケティングソリューションを活用した、まったく新しいリスティング広告の打ち手をご提案いたします。

  • リスティング広告のコンバージョン数を確実に改善させたい
  • 人の手で実績を改善し続けるのが困難
  • リスティング広告のプロフェッショナルに課題解決の相談をしたい
まずは、無料公開の「リスティング広告最適化の秘訣」をご確認ください。 資料ダウンロードは
こちらから

1.2021年の動画広告市場

2021年の動画広告市場規模は、昨年対比42.3%増の4,205億円という大幅な成長を遂げたと推測されています。

今後も高い成長率が続くものと予想され、2022年には5,497億円、2025年には1兆465億円に達する見込みです。

出典:サイバーエージェント、2021年国内動画広告の市場調査を発表 | 株式会社サイバーエージェント

インストリーム動画広告を中心に需要が増えているのも、2021年動画広告市場の特徴です。企業規模を問わず多くの広告主やブランドが動画広告を出稿する流れが加速し、前年比59.8%増の1,847億円と急成長しています。

次点はインフィード動画広告で、同比37.3%増の1,637億円、インバナー動画広告は同比48.2%増の246億円です。

2.動画広告市場が拡大している要因

新型コロナウイルスの影響による広告出稿の抑制が進む一方で、自粛による巣ごもり需要に伴う動画コンテンツの視聴時間は増加。

活発化している動画を使ったコミュニケーションも、動画広告市場拡大の要因と考えていいでしょう。

放送局系列の動画配信サイト
テレビで放送される番組との同時配信を行ない、コンテンツの拡充やユーザーの利便性向上につなげる取り組みも増えてきた。

ソーシャルメディア
動画広告から商品購買までを一括対応できるフォーマットの開発も進んでいる。

動画サービスの活況も、動画広告市場規模拡大の大きな要因です。オンデマンド型の動画共有サービス利用率は、2019年の73.5%から2020年の85.4%にまで10ポイント以上伸長しています。

出典:総務省「令和2年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」を基にアドフレックス編集部作成

年代を問わず利用率が高い動画サービスは「YouTube」(85.2%)、次いで「Amazon プライムビデオ」(29.7%)、「niconico」(14.9%)です。

全世代においてYouTubeの利用率が高いのは、動画広告の運用において注目すべきポイントといえるでしょう。

出典:総務省「令和2年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」

モバイルにおける動画広告の規模も拡大しています。

スマートフォン動画広告需要は前年比115%の2,635億円に達し、動画広告需要全体の89%を占めると見込まれています。

出典:サイバーエージェント、2020年国内動画広告の市場調査を発表 | 株式会社サイバーエージェント

今後も動画広告需要全体の成長はスマートフォンによって牽引され、2024年には6,396億円に達すると予想されています。

3.今後も動画広告市場の拡大が続く理由


大きな成長を遂げ、今後も大きな飛躍が予測されている動画広告市場ですが、市場の拡大が現実化する可能性は高いと考えられます。主な理由は以下の2つです。

    • 5Gの導入開始
  • 縦型フォーマットの増加

3-1.5Gの導入開始

2019年4月10日より、大手4キャリアに対して5G電波の割り当てが開始され、本格的なサービスがスタートしました。

第5世代移動通信システムの5Gは、データ通信容量が4Gの1,000倍、通信速度が100倍となるため、現在の通信技術では難しい複雑で高度な動画広告の配信も可能になります。

3-2.縦型フォーマットの増加

動画コンテンツの普及によって、TikTokのように縦型専用のフォーマットの増加も予想されます。

縦型動画広告が普及すれば、従来とは異なるアプローチが実現するため、新たな手法や訴求方法の浸透が市場を拡大させる可能性は高いでしょう。

4.まとめ

今回の内容をまとめると、以下になります。

  • 2021年のネット動画広告市場は前年比42.3%増の4,205億円
  • 2022年は同比30.7%増の5,497億円になると見込まれている
  • 今後も動画広告市場は拡大傾向が続くと予想される

動画配信サービスの普及や新たな通信技術の提供などによって、画像やテキストを主体とした広告から動画広告へのシフトは続いていくものと考えられます。

効率的なマーケティングの実現には、動画広告を中心とした戦略を展開する必要があるでしょう。

【動画広告の基礎知識】広告や配信先の種類、効果測定方法までまとめて解説
YouTube動画広告の基本から設定方法まで詳しく解説【種類別の費用や活用方法も紹介】

Webマーケティングでコンバージョン数を増やしたい方へ

とにかく成果を伸ばしたいWebマーケティング担当者に、最先端AIマーケティングソリューションを活用した、まったく新しいリスティング広告の打ち手をご提案いたします。

  • リスティング広告のコンバージョン数を確実に改善させたい
  • 人の手で実績を改善し続けるのが困難
  • リスティング広告のプロフェッショナルに課題解決の相談をしたい
まずは、無料公開の「リスティング広告最適化の秘訣」をご確認ください。 資料ダウンロードは
こちらから
本記事の著者

アドフレックス編集部

アドフレックス・コミュニケーションズ公式アカウントです。

アドフレックス・コミュニケーションズ公式アカウントです。