コラム

Yahoo!ディスプレイ広告、自動入札「コンバージョン単価の目標値(tCPA)」の精度改善

Yahoo!広告 ディスプレイ広告
この記事は4分で読むことができます


Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)にて、既に目的に応じた自動入札を導入されているアカウントも多いのではないでしょうか。

この度、ディスプレイ広告の自動入札「コンバージョン単価の目標値(tCPA)」の精度が改善されることになりました。2022年7月19日(火)から8月1日(月)にかけて順次実施される予定になっています。

本記事では、このアップデートによる「精度改善の内容」と「期待できる効果」を解説します。

参考:「コンバージョン単価の目標値(tCPA)」の精度改善 | Yahoo!広告 リリースノート 

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1.アップデート内容

今回のアップデートによって、自動入札「コンバージョン単価の目標値(tCPA)」の精度が改善されます。

コンバージョン単価の目標値(tCPA)とは:
コンバージョン単価の目標値(tCPA)を維持しながら、できるだけ多くのコンバージョンを獲得できるよう、入札価格を自動的に調整。

「精度改善の内容」と「期待できる効果」について、ヤフー株式会社から以下のようにアナウンスされています。

精度改善の内容
自動入札「コンバージョン単価の目標値(tCPA)」において、キャンペーンの1日の予算の消化状況が加味されるため、インプレッションシェア損失率(予算)がより小さくなるように自動で調整して広告を配信します。
これにより、コンバージョンの獲得をより強化した自動入札になります。

期待できる効果
インプレッションシェア損失率(予算)の数値が高い場合、コンバージョン数の増加やCPA(顧客獲得単価)の改善が期待できます。
本改善以降、CPA(顧客獲得単価)が低くなった場合、1日の予算の増額をご検討ください。コンバージョン単価の目標値(tCPA)の範囲内でさらにコンバージョン数の増加が期待できます。

引用:「コンバージョン単価の目標値(tCPA)」の精度改善 | Yahoo!広告 リリースノート 

精度改善の期間以降に、CPAが改善された場合は、日予算の増額を検討した方がいいかもしれません。

なお、今回の精度改善に合わせて、コンバージョン単価の目標値(tCPA)の名称が変更される予定。

2.自動入札の特徴

この機会に、自動入札の種類と特徴をおさらいしましょう。キャンペーン目的に合わせた自動入札を導入することで、効果改善が見込めます。

2–1.自動入札の種類

ディスプレイ広告(運用型)で設定可能な自動入札は、以下の4種類です。

コンバージョン単価の目標値(tCPA)
コンバージョン単価の目標値(tCPA)を維持しながら、できるだけ多くのコンバージョンを獲得できるよう、入札価格を自動的に調整。

コンバージョン数の最大化
キャンペーンで指定した1日の予算の範囲内でコンバージョン数が最大になるよう、入札価格を自動的に調整。

クリック数の最大化
キャンペーンで指定した1日の予算の範囲内でクリック数が最大になるよう、入札価格を自動的に調整。

動画再生数の最大化
キャンペーンで指定した1日の予算の範囲内で動画再生数が最大になるよう、入札価格を自動的に調整。

参考:自動入札とは|Yahoo!広告ヘルプ 

2–2.キャンペーン目的ごとに設定できる自動入札

キャンペーン目的ごとに設定できる自動入札は以下の通りです。

目的 自動入札の種類
コンバージョン
  • コンバージョン単価の目標値(tCPA)
  • コンバージョン数の最大化
アプリ訴求
  • コンバージョン単価の目標値(tCPA)
  • コンバージョン数の最大化
サイト誘導 クリック数の最大化
動画再生 動画再生数の最大化
商品リスト訴求
  • コンバージョン単価の目標値(tCPA)
  • コンバージョン数の最大化
PayPayギフト
  • コンバージョン単価の目標値(tCPA)
  • コンバージョン数の最大化
参考:自動入札とは|Yahoo!広告ヘルプ 

ただし、「ブランド認知」は自動入札の設定はできません。「商品リスト訴求」「PayPayギフト」は、一部のお客様のみに提供しているキャンペーン目的です。

2–3.入札価格の最適化について

自動入札を設定すると、インターネットユーザーおよび広告配信に関する情報を読み込んで、入札価格を最適化します。

入札価格の最適化に利用される主な情報は以下のとおりです。

インターネットユーザーに関する情報
  • プレイスメント情報
  • 年齢
  • 性別
  • デバイス
  • 興味・関心のあるカテゴリー
  • アクセス時間(週・時間帯)
  • 地域
  • サイトへの訪問履歴
  • 過去の検索キーワード
  • 広告配信実績
  • オーディエンスリスト
広告配信に関する情報
  • 広告タイプ
  • 広告配信実績
参考:自動入札とは|Yahoo!広告ヘルプ 

まとめ

今回は精度が改善した、ディスプレイ広告(運用型)の自動入札「コンバージョン単価の目標値(tCPA)」について解説しました。

コンバージョン単価の目標値(tCPA)を維持しながら、できるだけ多くのコンバージョンを獲得できるよう、入札価格を自動的に調整することできるため、入札価格の管理や運用コストの削減が見込めます。ぜひ活用を検討してみてください。

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