コラム

ランディングページ(LP)の事例まとめサイト5選!自社にぴったりなLPの探し方

TIPS クリエイティブ
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「リスティング広告を運用しているけれど、自社にぴったりのランディングページを作成するにはどうすればいいのだろうか」

このように、リスティング広告運用におけるランディングページ(LP)の悩みでお困りではないでしょうか。

リスティング広告の掲載順位は、上限入札額と品質スコアをかけ合わせて決まります。

そのうち品質スコアに関しては、検索意図とランディングページの関連性が評価指標に組み込まれており、検索ニーズに即したランディングページの作成が必要不可欠です。

つまり、ランディングページを改善するだけでも品質スコアは高まる可能性があります。

そこで本記事では、ランディングページを作成する際に役立つ事例まとめサイトを5選ご紹介します。

また、自社にぴったりのランディングページ事例の探し方についても触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。

なぜリスティング広告運用にランディングページが重要なのかも含めて、改めて深掘りしています。

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1.ランディングページ(LP)がなぜ重要なのか?

広告主 入札単価 品質スコア 広告ランク 掲載順位
A社 120円 9 1,080 1位
B社 150円 6 900 2位
C社 80円 10 800 3位

※Google 広告の場合は「品質スコア」と呼びますが、Yahoo!広告の場合は「品質インデックス」と表示されています。

ランディングページの重要性を理解するためにリスティング広告の仕組みを整理したいと思います。

上記表は、広告主ごとの入札単価・品質スコア・広告ランクをまとめたものです。

また、広告掲載順位については、以下の計算式で求められる広告ランクによって決まります。広告ランクが高いほど掲載順位も上位に表示されます。

  • 広告ランク = 入札単価 × 品質スコア

例えば、入札単価が最も高いのは150円のB社ですが、品質スコアがA社よりも低いために広告ランクはA社よりも低くなり、掲載順位も全体の2位です。

このことからも理解できる通り、リスティング広告運用においては、高い入札を行えば掲載順位が上がるわけではなく、品質スコアも併せて改善する必要があります。

品質スコアに関しては以下の要素で決まります。

  • 推定クリック率:広告がクリックされる可能性
  • 広告の関連性:広告とユーザーの検索意図の関連性
  • ランディングページの利便性:検索意図とランディングページとの関連性や利便性

つまり、品質スコアを高めるには「ランディングページの利便性」も重要度が高いということです。

それでは、ランディングページの利便性とは一体何を指しているのでしょうか。

Google 広告では、以下のように記載されています。

ランディング ページはわかりやすく有用で、広告のキーワードにもユーザーの目的にも関連するものが望ましいでしょう。それらの要素は、ランディング ページの利便性のステータスにも影響します。

引用:Google 広告のランディングページの利便性について|Search Ads 360 ヘルプ

つまり、ユーザーの検索意図やキーワード、ユーザーの目的に関連したランディングページが望ましいと定義されているのです。

参考:品質スコアについて|Google 広告 ヘルプ

2.利便性を高めるランディングページ(LP)の構成について

利便性の高いランディングページを作成するためには、基本構成から理解する必要があります。

基本構成は、下記3つのパートと10要素となります。

    ヘッダー(ファーストビュー):LPの最上部にあたるエリア

  • キャッチコピー
  • アイキャッチ
  • サブコピー
  • 画像/動画
  • CTA
    ボディ:LPの本文部分

  • 導入文
  • 商品の詳細情報
  • 実績や口コミ
    クロージング:最下部にあるユーザーの疑問を解消するエリア

  • よくある質問
  • CTA/入力フォーム

まずは構成を理解し、基本に忠実なランディングページを作成しましょう。その上で、ユーザーの利便性を高めるにはどうすればいいのかを考えます。

ユーザーの利便性を意識したランディングページを作成するコツは、以下の記事に詳しく記されていますので、ぜひ参考にしてみてください。

参考記事

ランディングページの作成方法!正しい手順からポイントまで、まるごと紹介

3.自社にぴったりなランディングページ(LP) 事例の探し方

前章ではランディングページの基本構成や利便性を意識したランディングページ作成のコツについて触れました。

しかし、実際に制作しようと考えても「デザインはどうすればいいのか」「ファーストビューに動画を埋め込んだほうがいいのか」など、悩みは尽きません。

さらに、できることなら自社の模範となるようなランディングページを探して、参考にしながら作成を進めたいですよね。

ここでは、自社にぴったりなランディングページ事例の探し方についてご紹介します。

3-1.商品やサービスで探す

出典:LP ARCHIVE

上記は、ランディングページの事例まとめサイトである「LP ARCHIVE」を使って、検索窓に「日本酒」と入力した際の表示画面です。

日本酒に関するランディングページが94件もヒットしました。

ランディングページの事例まとめサイトには、商品やサービスで検索できる仕組みが整備されており、非常に便利です。

ぜひ、自社の商品やサービスと類似した検索ワードで探してみましょう。

3-2.業界やビジネス形態で探す

ランディングページの事例まとめサイトでは、商品やサービスだけでなく、BtoBやBtoCなどのビジネス形態で検索することも可能です。

対象とするターゲットによって、ランディングページの訴求方法は大きく変わりますから、まずはビジネス形態ごとに相性のよいランディングページを探してみてもよいでしょう。

また、「製造業」や「保育」など業界別に探すことも可能です。

3-3.カラーで探す

ランディングページを作成する際に、自社商品やサービスの「」が明確な場合は、カラーで検索してみるのもおすすめです。

例えば、社会福祉サービスを展開する場合には、見込み顧客に安心と信頼を届けるために、やわらかいイメージのピンクやブルーを採用しています。

このように、色の持つ意味や効果に着目してランディングページを作成してみるのも選択肢の一つです。

参考までに、色彩心理学に沿って色の持つ意味をご紹介します。

意味
レッド 熱さ・力強さ・興奮・情熱
オレンジ あたたかさ・明るさ・元気・愛らしい
イエロー 明るさ・元気・幸福・輝き
グリーン 安らぎ・平和・ナチュラル・リラックス
ブルー 冷静・紳士・悲しみ・冷たい・涼しい・誠実
パープル 神秘的・不安・セクシー・大人っぽい
ブラック 孤独・恐怖・シック・高級な・重厚感
ホワイト 純粋・清潔・無・軽やか

4.ランディングページ(LP)の事例まとめサイト5選!

ここからは、ランディングページの事例まとめサイトを5選ご紹介します。

ぜひ、まとめサイトを参考にCV(コンバージョン)に結びつく効果的なランディングページを作成してみてください。

4-1.LP ARCHIVE

出典:LP ARCHIVE

「LP ARCHIVE」は、リスティング広告などの広告遷移先で表示されるランディングページばかりを集めたポータルサイトです。

ページデザインの全体像を見られるだけでなく、業界や色、商品などで絞り込み検索ができ自社と類似したLPを探せます。

毎日10ページ以上のデザインが追加され、PCデザインの掲載数は3万件を超えるなど圧倒的な登録数を誇ります。

お気に入りのデザインを保存したり、共有したりすることも可能で非常に便利です。

4-2.WebDesignClip

出典:WebDesignClip

「WebDesignClip」は、ランディングページを制作する上で参考となるデザインを集めたギャラリーサイトです。

気になるデザインをクリックすることで、アイキャッチや構成、セールスライティングなどをチェックできます。

現在の登録サイト数は2,178件も確保されているので、自社にぴったりなデザインが見つかるでしょう。

また画面右上にあるハンバーガーメニューをクリックすれば、業界や業種などのキーワード検索はもちろんのこと、カテゴリーや色、タグで絞り込み検索も可能です。

検索しやすいランディングページまとめサイトをお探しなら、WebDesignClipはおすすめでしょう。

4-3.LPadvance

出典:LPadvance

「LPadvance」は、ランディングページ制作に携わるデザイナーコピーライターなど関連職種向けのリンク型参考サイトです。

他サイトとの最大の違いは、メインビジュアルや効果・エフェクトから好みのランディングページを探せる点です。

実務で使いやすいランディングページまとめサイトをお探しなら、LPadvanceがおすすめでしょう。

そのほかにも「キャッチコピー一覧」や「カテゴリー」「色・カラーから探す」など、検索機能が充実している点も見逃せません。

4-4.ランディングページ集めました。

出典:ランディングページ集めました。

「ランディングページ集めました。」は、Webディレクターの管理人が運営しているランディングページまとめサイトです。

2009年から運営している老舗サイトであり、「健康食品・サプリメント」「美容・化粧品」に関するランディングページが非常に豊富です。

これら業種に特化したランディングページの作成を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

また、月ごとのアーカイブ検索もできるので、最新のトレンドを知りたい場合にも便利でしょう。

4-5.LP幹事

出典:LP幹事

「LP幹事」は、掲載数2,584件を誇るランディングページ事例サイトです。

ファーストビューに業界・カラー・イメージ、よく見られている条件などの検索項目があり、好みのランディングページをAND検索できるのが最大の特徴です。

また、新着のLPデザインも数多く掲載されているので、ランディングページのトレンドが気になる方にもおすすめでしょう。

5.まとめ

本記事では、以下の項目をご紹介しました。

  • ランディングページがなぜ重要なのか?
  • 利便性を高めるランディングページの構成について
  • 自社にぴったりなランディングページ事例の探し方
  • ランディングページの事例まとめサイト5選!

ランディングページは、リスティング広告運用において品質スコアを高めるための重要施策の一つです。

検索意図との親和性がなかったり、UIやUXに課題があったりすると、当然のことながら品質スコアも低下します。

ぜひ自社商材にぴったりのランディングページを作成できるように、基本構成、CVを
高めるポイント、自社と相性のよい事例を探してみてください。

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本記事の著者

アドフレックス編集部

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