N.M

マネージャー

新しいものに出会い、経験できることに喜びを感じる

海外での経験で大きく成長

Nさんはアメリカの大学に通われていたそうですね。

はい。日本の高校を卒業して、アメリカの大学に進学しました。姉がアメリカの大学に通っていたこともあって、海外での進学は選択肢の一つにありました。当時、「日本の大学でこれを学びたい」と思えるような、明確なものもなくて。それなら英語だけでも習得できるように、と消去法で決めました(笑)

大学生活を海外で過ごしたことで、何か影響はありましたか?

すごく変化したと思います。テニス部に所属したのですが、いろんな人種の人がいて、いろんな意見が飛び交うグローバルな環境で。最初は自分に軸がないせいで、周りに振り回されてしまっていました。自分の気持ちがブレてばかりで、辛かったですね。

そんな中、いろいろな出来事について考えたり、自分と対話することが増えていきました。そして、楽しいことも辛いことも、全て一人で解決できるようになっていきました。私は楽観的な性格なので、不安はあまりなかったです。英語が全然話せなくても、行ったら何とかなるだろうと思って渡米したくらいですから。今は、その経験があって良かったですし、仕事面でも生かせていると思います。

お話していて、Nさんは芯が通っている方だなと感じます。

小学校3年生でテニスを始めたことも大きいです。着替えから準備まで、全部自分でしていました。そんなふうに、「自分のことは自分でやる」のが幼いながらに身に付いたんだと思います。

それから、大人になったら「母みたいになりたい」と思っていました。母は仕事がすごく好きな人なんです。時々は「大変」とか「疲れた」と言うこともありましたが、いつも楽しそうにしている姿を見て「かっこいいな」って。だから、私も早く仕事をして、自立した素敵な女性になりたいと思っていました。

自分にフィットする環境を求めて転職

前職はどんな仕事をされていたんですか?

大学を卒業したら、日本で就職しようとは決めていました。それで、留学生向けのキャリアフォーラムに参加して、200くらいの企業の中から興味を持った会社を受けました。

そして、大手の製薬会社に入社して、MRを一年半ほど経験しました。
ですが、現場に出始めた頃から「何でこの業務をやっているんだろう?」と感じることが多くなっていきました。自分の中で肚落ちできないことが増えたことで、転職しようと決めました。

元々経営に興味があったり、大学でビジネスマネジメントを専攻していたこともあり、コンサルタントを目指していました。それから、規模が大きすぎない企業がいいと考えていましたね。組織が大きいと制約が多く、自由度も少ないので、私には向いていないと思いました。

アドフレックスのどんなところに惹かれましたか?

まず、代表の桑畑さんとお話しして、すごくフラットな方だと感じました。他には、当時からAIに注力していたことですね。制度面ではスライドワークやノー残業デーなど、働きやすそうな環境が整っていて、メンバーの平均年齢が若いのもポイントでした。

アドフレックスは、社員の働きやすさを考えて、いろいろな取り組みにチャレンジしています。それは本当にありがたいなと思います。直近だとフレックス制度が導入されて、プライベートの時間も充実するようになりました。

会社のトップの方と意見が合うところも、この会社に入ってよかったことです。よく、桑畑さんがメンバーに向けてメッセージを発信されるのですが、時々「成長意欲がない人はこの会社には向いていません」というようなストレートな内容もあったりして。それを聞いて「私もちゃんとしないとな」と背筋が伸びます。

新しいことを学ぶのが楽しい

Nさんは今、幅広く業務に携わっていますね。

仕事の幅が広いことも、アドフレックスに入って良かったことです。そのほうが、私には合っていると思います。

「新しいことを学ぶのは楽しい」というのが、自分の経歴で一貫していることです。日本の高校から海外の大学に行って、製薬会社に行って、広告の会社に来て。

振り返れば、常に新しい分野を経験しています。数多くのことに関われている毎日に達成感を感じますし、ワクワクします。不安よりも期待や楽しみのほうが大きいですね。

普段、何か意識していることはありますか?

「いろんな可能性があること」は意識しているかもしれません。物事を決めつけではなく、周りにあるいろんな可能性を捉えるようにしています。

それから、いつも目の前のことしか見てなくて、それが自分にとってハードルが高いことかどうか、気にしないタイプです。そのあたりは鈍感なんでしょうね。実際にやってみて、「難しい!」と思うこともありますが、やってみないことには分からないな、と思います。

自由を感じる時が幸せ

テニスは今も続けているんですか?

はい。旦那さんがテニスのコーチをしていることもあって、週末はテニスクラブで体を動かしています。
他に、前職時代から実業団チームに所属していて、試合にも出ています。

幸せを感じるのはどんな時ですか?

車を運転している時です。テニスの練習の行き帰りや、買い物に行くなどの日常で、運転する時間が好きなんです。窓を全開にして風を浴びながら、好きな音楽をかけて走るのが幸せで。時々音楽に合わせて、大声で歌ったりもします(笑)
車だったら、行こうと思えばどこへでも行けるじゃないですか。自由を感じられることに、幸せを感じているんだと思います。

Nさんにとって、自由であるかどうかが重要なことなんでしょうね。

学生時代、両親に学費を出してもらうことに、後ろめたさを感じたのも自立したい理由の一つでした。だから、早く自立して、仕事をして、稼いで、好きなように暮らしたかったんです。今は結婚をして、自分の家も、車もある。この状況が本当に幸せだな〜ってしみじみ思います。