ディレクター
「楽しみながら常に挑戦する」システムユニットを牽引
コーポレートエンジニアとして「長く腰を据えたい」と選んだアドフレックス
現在11年目でいらっしゃるTさん。過去のキャリアと、アドフレックスとの出逢いについて伺えますでしょうか?
以前から、大小規模様々の企業、業界、職場を経験してきました。職種は一貫して、社内のシステム部門におけるコーポレートエンジニア(企業内のIT活用や運用を担当するエンジニア)で、アドフレックスに入社した年で通算12,3年目になるところでした。
それまで色々な企業を見たいという思いから、長くても3年ほど勤めたら転職していましたが、当時35歳というタイミングでそろそろ10年、20年と腰を据えて会社のため、世のためにできることはないのかなという考えに至り、お仕事を探していたところ、求人からアドフレックスに辿り着いた次第でした。
ご入社を決定づけた理由は何でしたか?
面接で当時システム部門の担当者さんとお話させていただいたのですが、その内容が自分の価値観と非常に合っていると感じたことが大きかったです。こういった場合は何を優先してどう対応するか、といったお話で、考えが合致していた点を魅力に感じました。
また、自分はアドフレックスでは6期目メンバーにあたり、期次浅いベンチャー企業として、様々な業務に制限なくチャレンジできるだろうという期待もありました。
システムユニットの意義と矜持
現在のアドフレックスでのお仕事内容と、そのやり甲斐や面白さについて教えてください!
現在アドフレックスでは、システムユニットのディレクターを担当しています。簡単にいうと、社内システムの責任者ですね。いわゆる情シス(情報システム)の業務もありつつ、それ以外のセキュリティ周り、法律に関する部分、様々な領域とクロスオーバーするような部分を幅広くみている状態です。
仕事で歓びを感じる場面というのは多岐にわたりますが、初めての実装を行ったり、新たな技術・システムなどにシステムユニットメンバーと一緒に取り組んで問題や障害となるものを解決した先で、最終的にユーザーである社内メンバーに喜んでもらえた時は、やっていて良かったなと思えます。メンバーと雑談していて「この間の改善が役に立ったよ」「仕事が楽になったよ」とお話を頂いたり、実際に現場で工数削減できているといった数字を見ると、嬉しいなと思いますね。
お仕事でとくにこだわっていらっしゃることはありますか?
自分自身のモットーとして「新しいことを楽しむ」を掲げています。仕事でワクワクできないというのは良くないと思っていて…働く上でメンバーには皆ワクワクしてもらいたい、そういう気持を大切にしてもらいたいと思っています。情シスというと、ルーティンワーク、同じことの繰り返しというイメージがあるかもしれませんが、アドフレックスでは日々新しい技術が取り込めないかを探求したり、もっと楽になる方法はないか、もっと早く出来る方法はないかと日々改善を行い、常に変化していくことを大切にしています。
また、同じことをやるのであれば、より早く応えた方が、価値が高くなります。システムユニットの対応が遅れることで、会社の全体のスピードを鈍くしてはなりません。ですので、どのような依頼もスピード感を持って対応することには重きを置いています。
Tさんご自身の更なるスキルアップのために続けていることなどはありますか?
本を買うのが好きで、つい技術書をコレクションしてしまう傾向があります。買い集めた技術書やシステム関係の専門誌などで、日々インプットを続けています。最近では、技術書ならGoogle Apps Script(GAS)関連の本、ビジネス書ならフィードバックに関する本を興味深く読みました。
アドフレックスにご入社されてからこれまで、とくに印象に残っている案件・お仕事があれば教えてください!
入社して2年目の頃、システム部門に所属しながら、現場の業務を1年半ほどやらせて頂く機会があり、広告運用に携わっていました。その際に、現場が受ける日々のプレッシャーを知ることができたり、直接お客様と接する機会を頂いて、お客様が我々に期待していることに直接触れられたのは、非常に良かったと思います。大変だったと記憶していましたが、今となってはそういう感覚はもう薄れていて、あのような経験をさせて頂けたことが、会社の全体のシステムや、社内のユーザーに対しての立場に立って何が大事なのかを考える視点、スピード感を重視するような今の働き方に役立っているなぁと思います。
今後のアドフレックスでのご展望や、やってみたいことはありますか?
現在アドフレックスでは、テレワークを実現できています。実は、フレキシビリティについてはコロナ禍の前から会社全体で取り組んできており、会社に出社しなくても業務を進められるようにと、クラウドファーストの考え方を世の中的にも早めに打ち出してきたという背景があります。その甲斐もあって、現在の状態へと至ることができました。
とはいえ、今はまだ会社のPCがないと仕事が出来ないといった箇所も残っているので、今後はタブレットでもスマホでも、デバイスを問わず仕事が継続できますよという状態を、セキュリティレベルを下げることなく模索していきたいと思っています。なるべくメンバーにとって使い勝手を良くしていく、そういったシステムを実現していくことは、引き続き取り組んでいきたいですね。
責任感とリーダーシップ溢れる組織で、仕事を楽しもう
社内の雰囲気や、メンバー達に感じていることを教えてください。
システムユニットについては、皆さん責任感や使命感を持ってやって頂いているなぁといつも思っています。他人任せにするということはなく、率先して仕事を進めたり、アイデアを出そうとしてくれる方が多いです。あとは、相手の立場に立って物事を考える視点を持っているなとも感じます。
社内全体を通してみると、リーダーシップをお持ちの方が多い印象です。皆さん、何事に対しても自分なりの意見を持っていらっしゃいます。物事を自らが引っ張って推進していくことで、一人一人がチームを牽引していくエネルギーに満ちた方が多いなと。コンサルタントの方々に関しては、問題をどう解決していくか、道を切り開いていくかに常に注力しながら活躍されていると思います。管理職に至っては、やはりアクティブですね。行動力があって、フットワーク軽くよく動いてくれる方々だと思っています。
ありがとうございます!アドフレックスに入社する人に向けたメッセージも、お願いいたします!
やっぱり「仕事を楽しんで欲しい」というのが、一番お伝えしたいところですね。おそらく誰しも多かれ少なかれ好奇心、探求心のようなものが心の中にはあると思うんです。アドフレックスに入ってからも、そういうものを大事にしながら仕事を楽しんで、色々なことに挑戦してみて欲しいです。一緒に働けることを、楽しみにしています。
自然と触れ合い、試行錯誤するプライベート
最後に、Tさんのプライベートでのご趣味について伺えますでしょうか?心癒される瞬間など…!
実は、最近はまっているのが、庭木の手入れです。実家の庭に木がいくつか植わっているのですが、その伸びてきた枝を選定する、切るといったことをしています。最初は本を買って読んだり、YouTubeを観て勉強するところから始めて、試行錯誤しています。「この枝が邪魔なのかな」とか「こっちの枝を伸ばしてあげた方が良いのかな」、「日当たりが…」と色々なことを考えながら1本1本枝を切っていくのですが、自分自身が自然と接点を持つ貴重な機会になっていて。普段の自分自身を振り返る時間というか、リフレッシュになるなぁと感じています。
植物って、沢山手をかけてあげるとそれに応えてくれるんですよね。今までは少し元気のなかった木が、枝を整えることで元気になったり、次のシーズンにはたくさん実をならせてくれたりします。逆に、忙しくてさぼったりすると、ちょっとしか花が咲かなかったりもします。そういったところが面白いと思います。さきほど入社する方に向けてのメッセージで「色々なことに挑戦して欲しい」と言いましたが、今はこれが自分の挑戦の1つです。やってみて失敗したら、庭木にはちょっと申し訳ないんですが、次年は今年の失敗を糧にして正しいやり方を試そうとか、改善しようと思えますし、それに対して木もきちんと反応してくれるので、これからも色々トライしようと思っています。