シニアコンサルタント
クライアントワークで長く信頼関係を築く
淡路島で見出した夢と、必要なスキル
アドフレックスが2社目のKさん。前職では何をしていましたか?
新卒で、主に人材ビジネスと地方創生事業を行うパソナグループに入りました。私が担当していたのは、淡路島の関係人口を増やす地方創生業務です。私は千葉出身で大学も関東だったので、就職して初めて淡路という土地に出向きましたが、現地の方々と関わりを深く持つ中で、次第にいつか私自身もこのような自然豊かで和やかな地方に拠点を移してノマドワーカーとして暮らしたい、自分の好きな仕事を好きな場所でやりたいという夢を抱くようになりました。
前職で培われた価値観で次の道を模索することになったのですね!その第一歩としてアドフレックスを選んだ理由は?
まずは、ノマドとして今後生きていくために僕が考えていた必要なスキルと、アドフレックスの方針とが合致した為です。アドフレックスはAIを使った自動化や定型化を強みとしながら、人がやるべき仕事とそうでない仕事を明確に住み分けしています。ノマドで仕事をしていく上でも、まさにそういう“人がやるべき”“人にしか出来ない”スキルを身に付ける必要があると考えました。
もう一つの理由は「人」にありました。面接でお話させていただいた代表の桑畑さん、取締役の高橋さんのお人柄や周囲からの慕われ方、フラットなやり取りに垣間見える誠実な姿勢を素敵だと思いましたし、社内の雰囲気からも風通しの良さを感じて、ここで働きたいと感じました。
クライアントワークでの信頼
現在の仕事内容を教えてください。
主に、クライアントさんのディスプレイ広告の運用を行っています。ディスプレイ広告とは、簡単に言うとGoogleなどで検索結果に表示されるテキストの検索広告以外の、いわゆるバナー等で表示される広告のことです。運用については、例えばご予算を頂いてその範囲でどのようなプロモーションを行うかを決め、その先で効果検証を行い、改善を繰り返しながらクライアントさんの業績向上を目指す、といったところです。一つのクライアントさんに対して3、4名でチームを組み、「フロント(窓口)」「運用」「制作」のように役割を振り分けて行うことが多いです。
あらゆる困りごとに対応するエキスパートチームなのですね。どのような面白さや難しさを感じられますか?
実際に広告を配信する側として、数百万人規模のエンドユーザーを相手にすることで、その行動心理が数字へと如実に現れるのが面白いです。自分なりのロジックで効果的と判断したバナーによって、例えば広告商品の購入数が増加したり、その先でクライアントさんの売上向上に繋がると、やはり運用していて楽しいですし、やりがいを感じます。
一方で大変なのは、自分なりのロジックを用いて正解を導き出し続けていくことです。実際に自分で広告を運用し、それの良し悪しを分析し、良いものは良い要素の発掘と展開を、悪いものは理由と対策とをセットで考え、クライアントさんに提出しなくてはなりません。
途方もなくタフさを要求される工程に思えます。お仕事を行う上で大切にされていることは何ですか?
私たちが行うのはクライアントワークです。クライアントさんよりお金を頂いて運用する立場として、何よりお客様との関係づくりは大事にしています。関わり合う中で、お客様にとってもプラスで、弊社としてもプラスで居られる“win-win”の状態を維持するために、信頼感のある人間関係を常に構築して、仕事が円滑に回るよう物事を進めていくということが大切だと思います。
その方法として、先述のように自分なりのロジックを洗練させて誠実な対応を行うことや、変化の激しいこの業界の中で常に最新の専門知識を都度仕入れておくことは続けています。クライアントさんから急な問い合わせがあった時、お待たせすることなくサポートできることが安心や信頼に繋がることも多いです。最近は私自身に出来ることも増えてきて、何かあると電話でご相談頂けるような関係が築けているのかなと感じています。
アドフレックスってどんな会社?
アドフレックスのメンバーはどんな方々ですか?
人としてとても温かくて、誠実な人が多いと思います。以前クライアントさんから急ぎでWebサイトの改修を依頼された時に、僕よりずっと多くのクライアントを抱えている上長が、僕を手伝いながら遅い時間まで一緒に作業してくださったことがありました。先方には遅くなっても当日中に対応した形で伝わり、その姿勢に責任感と温かさを感じました。
一方で、そういう温かさはありつつ、皆さん仕事ではものすごく合理的だとも思います。これは今一緒に働くチームのメンバーに対して特に感じますが、例えば必要以上に相手の時間を消費しない、クライアントさんに一度の連絡で内容を十分に伝える、主張には数字的な根拠やデータの裏付けがある、といった部分に表れていますね。
改めて、転職してからの環境の変化を振り返ってもらえますか。
まず人の面では、以前も温かい方達が多かったですが、皆で足並みを揃えてやっていこうという風土がありました。対してアドフレックスでは、温かくも数字にはシビアで、数字を達成するために必要なコミュニケーションや意識・情報共有を積極的に行おうとする姿勢を感じます。
業務の面では、前職の地方創生ではどちらかというと地域の雇用を創るために「仕事を創る」側面が強かったのですが、ここでは先にお話ししたように、AIを活用して自動化・定型化できる部分はどんどん進めているので、人にしかできない仕事だけを残す=仕事を減らして必要なものに注力していく環境に身を置くようになったという意味でも、大きな変化だったなと感じます。
ノマドで地方創生を志す
改めて、夢であるノマドワーカーとしての未来について具体的な将来像を聞かせてください。
はい、将来的には、淡路島のような田舎を拠点にして、その地方の小さな実店舗型の飲食店や企業様のプロモーションのお手伝いが出来たら良いなと考えています。
その意味でも、ここで担当している業務スキルはまさに必要だと思います。一人でやるにせよ、どこかに所属するにせよ、Webのスキルを使って目標を達成することは変わりませんし、お客様と信頼関係を築き、長いお付き合いをしていく力なども、引き続き高めていきたいと思っています。
これらを通してプロモーションを成功に導くことで、その地方の活性化に少しでも貢献出来ればうれしいですね。
素敵ですね。Kさんご自身は、どういうときに幸せを感じますか?
自分の仲の良い人や大事な人たちが、一緒に楽しそうに笑っていたり、面白い話やたわいもない話をして盛り上がっているのをみると、幸せだなって思いますね。