【初心者向け】Facebook広告フォーマットの配置の特徴・選び方を解説!
「Facebook広告のフォーマットや配置の選び方が分からない」とお悩みではないでしょうか。
Facebook広告運用を始めてみたものの、自社商材と相性の良いフォーマットを理解できず、困っている方も多いはずです。
そこで本記事では、初めてのFacebook広告運用に悩む担当者向けに、フォーマットの種類と配置の特徴や活用ポイントをお伝えします。
広告フォーマットを理解することで、自社商材や広告出稿目的に合わせてフォーマットを選ぶことができ、コンバージョンの向上にも貢献します。
場合によっては、フォーマットを最適化するだけで、コンバージョンの成果に数倍以上の差がつくことも。
おすすめのフォーマットと配置もご紹介するので、自社に合わせた広告フォーマット選びでお悩みの場合には、参考にしてください。
フォーマットを最適化し、Facebook広告効果を最大化していきましょう。
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目次
1.Facebook広告のフォーマットとは
まずは、Facebook広告フォーマットの概要についてご紹介します。
フォーマットとは:
Facebook広告における「型」や「形式」のこと。1枚の画像とテキストで配信される「画像広告」や1つの動画とテキストで構成される「動画広告」、複数の画像をスライドショーで訴求できる「スライドショー広告」など、さまざまな型がある。
どの広告フォーマットを利用すべきか迷いが生じることもあるかと思いますが、それを理解するためには、各フォーマットの特徴と導入のメリットを知る必要があります。
【例】
商品のメリットやブランドストーリーを見込み顧客に分かりやすく伝えるためには、1枚の画像より、複数の画像で訴求した方が見込み顧客の集客につながるかもしれない。
↓
この場合、画像広告よりもスライドショー広告の導入が検討されるべき。
このように、Facebook広告のフォーマットを最適化するためには、自社で取り扱いのある商材やサービス、そして、広告を配信する目的などを総合的に判断し、決定する必要があります。
ですので、まずは各フォーマットの特徴から詳細に理解しましょう。
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2.Facebook広告フォーマットの種類と特徴、導入のメリットについて
ここでは、Facebook広告フォーマットにはどのような種類があるのか、種類ごとの特徴と導入するメリットについて、詳しく解説します。
Facebookに採用されているフォーマットの種類は、以下の通りです。
- 画像広告
- 動画広告
- スライドショー広告
- カルーセル広告
- インスタントエクスペリエンス広告
- コレクション広告
- リード獲得広告
- ダイナミック広告
- クーポン広告
- イベント広告
2-1.画像広告
まずは画像広告について解説しましょう。
- 画像広告の特徴
画像広告では、画像を使って商品やサービス、ブランドについてユーザーに知らせます。1枚の画像と広告文などのテキストだけで広告が完成するため、最も手軽に出稿できるフォーマットです。
Facebook広告で配信可能な媒体は、以下の4つがあります。
- Messenger
- Audience Network
これらすべての媒体が画像のフォーマットに対応しているので、幅広く広告を出せる点も魅力です。Facebook広告を出稿するなら、画像から始めると良いでしょう。
- 活用のポイント
画像のフォーマットを使う際には、素材を手軽に用意できるメリットを生かして、さまざまなパターンの画像を作成するのがおすすめです。
同じ商品の写真であっても、撮影する角度や背景を変えるだけで、印象が大きく変わる場合があります。
複数の画像で広告を出稿してデータを集めることで、ユーザーの反応が良い広告の傾向が分かってくる。
画像を加工してテキストを記載することも可能ですが、画像が見にくくならないように配慮が必要です。テキストが占める面積は、全体の20%程度以下に抑えると良いでしょう。
- 推奨事項と技術要件
FacebookとInstagramのそれぞれについて、フィードとストーリーズに画像の広告を出稿する場合の推奨事項と技術要件をまとめました。
- ファイルタイプ:JPGまたはPNG
- 解像度:1,080 x 1,080ピクセル以上
- メインテキスト:125文字以内
- 最大ファイルサイズ:30MB
配置 | アスペクト比 | テキスト | 技術要件 |
---|---|---|---|
Facebookフィード | 1.91:1~1:1 | ・見出し:40文字以内 ・説明:30文字以内 |
・最小幅:600ピクセル ・最小高さ:600ピクセル ・アスペクト比の許容誤差:3% |
Facebookストーリーズ | 9:16 | 見出し:40文字以内 | ・最小幅:500ピクセル ・アスペクト比の許容誤差:1% |
Instagramフィード | 1:1 | ・見出し:40文字以内 ・最大ハッシュタグ数:30 |
・最小幅:500ピクセル ・最小アスペクト比:400×500 ・最大アスペクト比:191×100 ・アスペクト比の許容誤差:1% |
Instagramストーリーズ | 9:16 | ー | ・最小幅:500ピクセル ・アスペクト比の許容誤差:1% |
2-2.動画広告
Facebook広告のフォーマットのうち、動画広告について詳しく解説します。
- 動画広告の特徴
動画広告は画像広告と比べて、多くの情報量を伝えられるのが特徴です。ナレーションや音楽などの音声情報も活用できます。
自動再生されることで、ユーザーに注目してもらいやすいのもメリット。
4つの媒体すべてが動画のフォーマットに対応しています。画像での広告出稿に慣れたら、動画のフォーマットにもチャレンジしてみましょう。
動画は撮影や編集に手間がかかりやすいのがデメリットです。
動画は注目されやすいからこそ、低品質なものを出稿すると、商品やブランドのイメージが悪化してしまう可能性があります。
「画像ではなく動画を使う」こと自体が目的にならないように注意が必要。
- 活用のポイント
画像では伝えにくい情報を扱う場合に、動画を利用すると効果的です。
【例】
- スポーツの体の動きを見せる
- 楽器の演奏を聴かせたりしたい
配置によっては1時間以上の長さの動画も出稿できますが、最後まで動画を見てもらうためにも、長さは15秒以内に抑えるのがおすすめです。
ユーザーは「最初の数秒」で動画の続きを見るかを判断するため、最初の部分で興味を持ってもらえる工夫が必要。
- 推奨事項と技術要件
FacebookとInstagramのそれぞれについて、フィードとストーリーズに動画の広告を出稿する場合の推奨事項と技術要件をまとめました。
- ファイルタイプ:MP4、MOVまたはGIF
- 解像度:1,080 x 1,080ピクセル以上
- メインテキスト:125文字以内
- 動画設定: H.264圧縮方式、正方画素、固定フレームレート、プログレッシブスキャン、及び128kbps以上のステレオAACオーディオ圧縮(Instagramのフィードは指定なし)
配置 | アスペクト比 | テキスト | 技術要件 |
---|---|---|---|
Facebookフィード | ・1:1 ※1 ・4:5 ※2 |
・見出し:40文字以内 ・説明:30文字以内 |
・最大ファイルサイズ:4GB ・動画の長さ:1秒〜241分 ・最小幅:120ピクセル ・最小高さ:120ピクセル |
Facebookストーリーズ | 9:16 | 見出し:40文字以内 | ・最大ファイルサイズ:4GB ・動画の長さ:1秒〜2分 ・最小幅:500ピクセル ・アスペクト比の許容誤差:1% |
Instagramフィード | 4:5 | 最大ハッシュタグ数:30 | ・最大ファイルサイズ:250MB ・動画の長さ:1秒〜60分 ・最小幅:500ピクセル ・アスペクト比の許容誤差:1% |
Instagramストーリーズ | 9:16 | ー | ・最大ファイルサイズ:250MB ・動画の長さ:1秒〜60分 ・最小幅:500ピクセル ・アスペクト比の許容誤差:1% |
※1 デスクトップまたはモバイルの場合 ※2 モバイルの場合のみ
2-3.スライドショー広告
Facebook広告のフォーマットのうち、スライドショーについて詳しく解説します。
- スライドショー広告の特徴
スライドショー広告は、2〜15枚の画像と音楽を組み合わせて、スライドショーの動画として配信する広告です。
スライドショー広告には以下のメリットがあります。
- ストーリーを伝えやすい
- 自動で画像が切り替わるため注意を惹きやすい
- 動画を用意する手間がかからない
- 動画よりも通信容量が小さいためスムーズに再生される
「動画より手軽にブランドイメージを伝えたい」という場合にぴったりの広告です。ただし、複数の画像が必要なため、画像広告よりも準備に手間がかかります。
- 活用のポイント
画像広告では成果が上がりにくい、また、動画広告では作成に費用や手間がかかる場合、コストを削減しつつ訴求効果を高めることができます。
動画広告で訴求したいけれど、動画広告だと読み込みに時間を要し、ユーザーが離脱する懸念がある場合にも有効。
- 推奨事項と技術要件
スライドショー広告における推奨事項と技術要件をまとめました。
- ファイルタイプ:JPG、PNG推奨
- 解像度:1,080 x 1,080ピクセル以上
- 使用可能枚数:2〜15枚
- 画像のアスペクト比16:9、1:1
- テキストオーバーレイ:30文字まで
2-4.カルーセル広告
Facebook広告のフォーマットのうち、カルーセルについて詳しく解説します。
- カルーセル広告の特徴
カルーセル広告では、最大で10点の画像や動画を表示し、それぞれに別のリンクを付けられます。
ユーザーは自身でスクロールすることで、画像や動画を順番に見ていくことが可能です。
4つの媒体すべてがカルーセルでの広告出稿に対応していますが、画像や動画に比べると出稿可能な配置の種類は多くありません。
複数の画像や動画でストーリーを見せたり、多くの商品を紹介したりすることで、ユーザーに関心を持ってもらいやすいのがメリット。
構成要素が多いカルーセル広告は自由度が高いので、他社の事例も参考にしつつ、自社に合った活用方法を探すと良いでしょう。
- 活用のポイント
カルーセル広告では、使用する画像や動画の雰囲気を合わせましょう。
統一感を持たせることで、ユーザーが受ける印象が良くなる。
画像や動画の並び順にこだわりがない場合は、Facebookのアルゴリズムに並び順を自動で変更してもらうこともできます。
よくタップされて商品の販売につながっている画像や動画を先頭に移動させることで、広告の成果を得やすくなる場合がある。
また、画像や動画ごとに別のリンクを付けられることを生かして、商品ごとの専用ランディングページを用意しておくのがおすすめです。
ユーザーがリンク先で商品を探す手間を省けるため、購入率が高まると考えられる。
- 推奨事項と技術要件
FacebookとInstagramのそれぞれについて、フィードとストーリーズにカルーセル広告を出稿する場合の推奨事項と技術要件をまとめました。
- 画像のファイルタイプ:JPGまたはPNG
- 動画のファイルタイプ:MP4、MOVまたはGIF
- アスペクト比:1:1
- 解像度:1,080 x 1,080ピクセル以上
- メインテキスト:125文字以内
- 画像の最大ファイルサイズ:30MB
- 動画の最大ファイルサイズ:4GB
- ランディングページのURL:必須
配置 | テキスト | 技術要件 |
---|---|---|
Facebookフィード | ・見出し:40文字以内 ・説明:20文字以内 |
・カルーセルカードの数:2〜10 ・動画の長さ:1秒〜240分 ・アスペクト比の許容誤差:3% |
Facebookストーリーズ ※1 | ー | ・カルーセルカードの数:3 ・画像の最小幅:500ピクセル |
Instagramフィード | 最大ハッシュタグ数:30 | ・カルーセルカードの数:2〜10 ・動画の長さ:1秒〜2分 ・アスペクト比の許容誤差:1% |
Instagramストーリーズ | ー | ・カルーセルカードの数:2〜10 ・動画の長さ:1秒〜15秒 ・アスペクト比の許容誤差:1% |
※1 画像のみ
2-5.インスタントエクスペリエンス広告
Facebook広告のフォーマットのうち、インスタントエクスペリエンスについて詳しく解説します。
- インスタントエクスペリエンス広告の特徴
インスタントエクスペリエンス広告は、タップすると拡大されて、フルスクリーンで表示される広告です。モバイル端末のみで使用できます。
- 活用のポイント
ユーザーに視覚的なインパクトを与えることで、広告内容に興味を持ってもらいやすい点がメリット。
ブランドイメージを伝える際にも、強い印象を残せます。
フルスクリーンで広告の画像や動画をじっくり見てもらいたい場合に、利用すると良いでしょう。
- 推奨事項と技術要件
インスタントエクスペリエンス広告における推奨事項と技術要件をまとめました。
- ファイルタイプ:JPG、PNG推奨(アニメーションGIFには非対応)
- 幅:最大表示幅 1,080 ピクセル(3倍)
- 高さ:最大表示高さは1,920ピクセル(3倍)
- 使用可能枚数:最大20枚
2-6.コレクション広告
出典:Facebook広告ガイド
Facebook広告のフォーマットのうち、コレクションについて詳しく解説します。
- コレクション広告の特徴
コレクション広告では、カバー画像もしくはカバー動画が大きく表示され、その下に複数の画像が小さく表示されます。
ユーザーがコレクションの広告をタップすると「インスタントエクスペリエンス」が表示されるのが特徴。
コレクションのフォーマットに対応する配置は多くありませんが、「Facebookのフィード」と「Instagramのフィード及びストーリーズ」では利用できます。
- 活用のポイント
コレクションのフォーマットでは、インスタントエクスペリエンスによって、ユーザーに自社のECサイトを訪れたかのような感覚を持ってもらえるでしょう。
多種多様な商品の画像を載せたライティングページを作成することで、「こんな商品も扱っているんだ」と興味を持ってもらいやすくなります。
また、広告に載せる画像や動画の選択をFacebookのアルゴリズムに任せることも可能です。
広告の画像や動画が、ユーザーの反応が良いものに自動で変更されることで、商品の購入率が高まると考えられる。
- 推奨事項と技術要件
Facebookのフィード、Instagramのフィードとストーリーズにコレクションの広告を出稿する場合の推奨事項と技術要件をまとめました。
- 画像のファイルタイプ:JPGまたはPNG
- 動画のファイルタイプ:MP4、MOVまたはGIF
- 解像度:1,080 x 1,080ピクセル以上
- メインテキスト:125文字以内
- 見出し:40文字以内
- 画像の最大ファイルサイズ:30MB
- 動画の最大ファイルサイズ:4GB
- ランディングページのURL:必須
- インスタントエクスペリエンス:必須
配置 | アスペクト比 | 技術要件 |
---|---|---|
Facebookフィード | 1:1 | ー |
Instagramフィード | 1.91:1〜1:1 | ・画像・動画の最小幅:500ピクセル ・画像・動画の最小高さ:500ピクセル |
Instagramストーリーズ | 1.91:1〜1:1 | ・画像・動画の最小幅:500ピクセル ・画像・動画の最小高さ:500ピクセル |
2-7.リード獲得広告
Facebook広告のフォーマットのうち、リード獲得について詳しく解説します。
- リード獲得広告の特徴
リード獲得広告は、ユーザーを広告から直接フォームに誘導できる広告です。
その場で氏名やメールアドレスなどの入力をしてもらうことで、スムーズにリードを獲得できる。
入力項目は任意で設定できるため、多くのユーザー情報を集めることが可能です。
- 活用のポイント
リード獲得広告は、広告をクリックした先のFacebook上のフォームで入力が完結するフォーマットのため、別途ランディングページを用意しなくても、見込み顧客の情報を入手することが可能です。
ランディングページであれば、見込み顧客が名前やメールアドレス、住所など個人情報を入力する必要があります。
しかし、リード獲得広告の場合は、Facebookと紐づいた情報が自動で反映されるため、モバイルフレンドリーな入力画面を実現しています。
入力の煩わしさが軽減されるので、コンバージョン率にも貢献すると考えられる。
ランディングページの用意を省略して、ユーザーにメールマガジンの購読や資料ダウンロードを促す場合、費用対効果を最優先にリードを獲得したい場合などに利用することをおすすめします。
- 推奨事項と技術要件
Facebookリード獲得広告を出稿する場合の推奨事項と技術要件をまとめました。
- 画像のファイルタイプ:JPGまたはPNG
- アスペクト比:1:1
- 画像サイズ:1,080 x 1,080ピクセル
- メインテキスト:125文字以内
- 見出し:40文字以内
- 説明:30文字以内
- 動画のファイルタイプ:MP4、MOV
- 長さ:15秒以内
- アスペクト比:4:5
- 動画:264圧縮、ハイプロファイル推奨、正方形ピクセル、固定フレームレート、ブログレッシブスキャン
- メインテキスト:125文字以内
- 見出し:40文字以内
2-8.ダイナミック広告
Facebook広告のフォーマットのうち、ダイナミックについて詳しく解説します。
- ダイナミック広告の特徴
ダイナミック広告は、ユーザーに合わせて広告内容が自動的に調整される広告です。
事前にFacebookに商品リストの情報を登録しておくことで、画像や広告文などが自動的で作成される。
- 活用のポイント
商品点数が多いアパレルや雑貨などECサイトでは、商品ごとに広告を作成すると多くの手間がかかります。
ダイナミック広告なら、そうした手間をなくせるのがメリット。
ただし、Facebook広告で利用可能な形で商品リストを入稿する必要があるため、利用する場合は早めに準備を進めておきましょう。
2-9.クーポン広告
Facebook広告のフォーマットのうち、クーポンについて詳しく解説します。
- クーポン広告の特徴
クーポン広告は、ユーザーに実店舗やECサイトで使えるクーポンを配布する広告です。
お得感をアピールすることで、広告に関心を持ってもらい、商品の購入につなげられるメリットがある。
- 活用のポイント
実店舗への来店やECサイトへの訪問を促したい場合に、利用すると効果的です。
顧客リストを利用することで「既存の顧客のみに広告を配信して再来店を促す」といった使い方もできる。
2-10.イベント広告
Facebook広告のフォーマットのうち、イベントについて詳しく解説します。
- イベント広告の特徴
イベント広告は、Facebookで作成した「イベントページ」を宣伝するための広告です。
イベントページとは、イベントを告知するためのFacebookページのことで、以下の機能があります。
- フォロワーに表示される
- 参加者とやり取りできる
- チケットが販売できる
- 活用のポイント
イベント広告を利用することで、ユーザーはチケット購入までをFacebook内で済ませられます。そのため、購入率が高まると期待できる点がメリットです。
イベントを宣伝したい場合には、積極的に利用すると良いでしょう。
3.Facebook広告の配置の種類について
ここまでFacebook広告フォーマットの種類についてご紹介しました。その中で、各フォーマットには使用可能な広告の配置が決まっています。
配置とは:
Facebook広告の「フィード」や「ストーリーズ」など、広告を配信できる場所のこと。
Facebook広告は、どのフォーマットを利用するかだけではなく、どの場所へ配信するかという「配置」についても決めなければなりません。
- フィード
- ストーリーズ
- インストリーム
- 検索
- インスタント記事
ここでは、どのような配置があるのか具体的にご紹介します。
3-1.フィード
【利用可能なフォーマット】
- 画像広告
- 動画広告
- スライドショー広告
- カルーセル広告
- インスタントエクスペリエンス広告
- コレクション広告
- リード獲得広告
- ダイナミック広告
- クーポン広告
- イベント広告
「フィード」の配置では、友達やグループ、ページからの最新情報などの投稿に混じって広告が表示されます。
フィードはFacebookの基本の機能であり、対応している広告フォーマットが最も多い。
Facebook広告の初心者の方は、まずはフィードに広告を配信してみるとよいでしょう。
3-2.ストーリーズ
【利用可能なフォーマット】
- 画像広告
- 動画広告
- スライドショー広告
- カルーセル広告
- インスタントエクスペリエンス広告
- コレクション広告
「ストーリーズ」の配置では、ユーザーのストーリーズの投稿に混じって広告が配信されます。
ストーリーズでは、広告がスマートフォンの画面いっぱいに表示されるため、ユーザーの没入感が高いのが特徴。
広告の画像や動画を大きなサイズで表示してアピールしたい場合に、積極的に利用すると良いでしょう。
3-3.インストリーム
【利用可能なフォーマット】
- 画像広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- インスタントエクスペリエンス広告
- コレクション広告
「インストリーム」の配置では、ユーザーが投稿した動画に広告が挿入されます。広告は動画再生の前後や、再生の途中に表示されます。
動画に意識を集中させているユーザーに対してのみ広告を表示するため、広告をしっかり見てもらいやすいのが特徴。
ただし、広告をうっとうしいと感じるユーザーもいるため、広告内容には配慮が必要です。
3-4.検索
【利用可能なフォーマット】
- 画像広告
- 動画広告
- カルーセル広告
「検索」の配置では、ユーザーがFacebookで検索した際に、検索結果に混じって広告が配信されます。ユーザーは広告であることをあまり意識せず、自然にクリックしてくれる場合があります。
検索をしているユーザーは積極的に情報を探しているため、有益な情報を提供する広告を掲載することで、クリックを増やせる。
3-5.インスタント記事
【利用可能なフォーマット】
- 画像広告
- 動画広告
- カルーセル広告
インスタント記事とは、Facebook内で早く読み込めるWeb記事のことです。認定された発行者のみが、インスタント記事を発行できます。
「インスタント記事」の配置では、広告は他のインスタント記事と同じ形式で配信されます。
ユーザーはインスタント記事を読むのと同じ感覚で広告をクリックして、表示されたページを読み進めてくれるでしょう。
広告のリンク先が記事のような読み物である場合に、相性が良い配置です。
4.Facebook広告の配置一覧
Facebook広告の配置を、媒体別に一覧表でご紹介します。
Facebook広告の初心者の方が広告を出稿するなら、まずはFacebookやInstagramのフィードを選ぶのがおすすめです。
ただし、その他の配置のほうが自社に適している場合もあります。徐々に広告を出稿する配置を増やして、最も成果を得やすいものを探すと良いでしょう。
媒体種別 | 配置 | 広告の特徴 |
---|---|---|
フィード | 友達やグループ、ページからの最新情報と投稿に混じって表示される。 | |
ストーリーズ | ストーリーズ内で、一定時間またはユーザーがスワイプして終了するまで表示される。 | |
右側広告枠 | 各ページの右側の枠に表示される。デスクトップ専用。 | |
インスタント記事 | ユーザーがインスタント記事を閲覧したときに表示される。モバイルに最適化。 | |
インストリーム動画 | 動画を閲覧しているユーザーに対して表示される。 | |
Marketplace | 商品を売買する場である「Facebook Marketplace」内に表示される。 | |
検索結果 | Facebook内での検索結果ページに表示される。 | |
フィード | ユーザーがフォローしているアカウントの投稿に混じって表示される。 | |
ストーリーズ | ストーリーズ内で、一定時間またはユーザーがスワイプして終了するまで表示される。 | |
発見タブ | 発見タブ内の投稿に混じって表示される。 | |
リール | リール内の投稿に混じって表示される。動画のフォーマット限定。 | |
Messenger | 受信箱 | スレッドとスレッドの間に広告が表示される。 |
ストーリーズ | ストーリーズ内で、一定時間またはユーザーがスワイプして終了するまで表示される。 | |
広告メッセージ | 過去にビジネスでやり取りしたことのあるユーザーに広告メッセージを送れる。 | |
Audience Network | ネイティブ、バナー、インタースティシャル | Facebookの枠を超えて、ユーザーにネイティブ広告、バナー広告、インタースティシャル広告を表示できる。 |
動画リワード | アプリ内アイテムや限定コンテンツなど、ユーザーが何らかの特典を得るのと引き換えに視聴する。動画のフォーマット限定。 |
5.まとめ
Facebook広告は「フォーマット」と「配置」の組み合わせを決めて出稿します。主なフォーマットは以下の通りです。
- 画像広告
- 動画広告
- スライドショー広告
- カルーセル広告
- インスタントエクスペリエンス広告
- コレクション広告
- リード獲得広告
- ダイナミック広告
- クーポン広告
- イベント広告
初めてFacebook広告を利用する場合は、まずは最も手軽に利用できる「画像」のフォーマットで出稿すると良いでしょう。配置は以下の4つの媒体から選べます。
- Messenger
- Audience Network
初心者の方は、表示機会が多いFacebookとInstagramの「フィード」及び「ストーリーズ」への広告出稿から始めることをおすすめします。
Facebook広告に慣れてきたら、さまざまなフォーマットと配置の組み合わせを試して、自社に最適なものを探しましょう。
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・【画像付き】Facebook広告のやり方ガイド|アカウント作成から広告出稿まで解説
・【分かりやすい】Facebook広告の費用相場は?仕組みや課金形式を解説!
・【現場で役立つ】Facebook広告アカウント停止の原因と対処法
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