【目的別】2023年におすすめのWebマーケティング資格12選
消費者の活動の場がインターネットに移った現代においては、Webマーケティングのスキルを習得すれば、就職や昇給などさまざまな可能性が広がります。
数ある勉強法のなかでも、資格取得はスキルアップに役立つだけではなく、客観的にスキルの証明ができるため信頼度も高まるでしょう。
しかし、Webマーケティングの資格に興味がありながらも「どの資格がいいのか分からない」や「本当に必要なの?」と疑問に思う方もいるはずです。
そこで本記事では、Webマーケティングにおすすめの資格12選をご紹介します。
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目次
1.Webマーケティング担当者に資格は必要?
Webマーケティング担当者が必ずしも資格を取る必要はありません。しかし、資格があればキャリア構築に有利になるのも事実です。
【例】
Webマーケティングの資格を取得する過程で、Webマーケティングの幅広い知識や特定の専門性を習得できる。
このように、資格取得そのものにも意味はありますが、取得する過程にもキャリアアップに向けた学びがあるわけです。
また、これからWebマーケティング担当者を目指す方やキャリアアップを目指す方なら、以下のようなメリットがあります。
- 就職活動で優位に立てる
- 昇進の機会が高まる
Webマーケティングの支援会社やWeb広告代理店のオフィシャルサイトを見れば分かりますが、在籍メンバーの多くが資格取得者です。
資格を取得すれば、Webマーケターとしてのキャリア形成やクライアントの信頼獲得に有利に働くでしょう。
資格の取得は必須ではありませんが、Webマーケティングの知識を深め、キャリアアップにもつながることを踏まえれば、資格取得は有益な投資になります。
ここからは、Webマーケティング担当者におすすめの資格を見ていきましょう。
2.【全般編】Webマーケティングにおすすめの資格5選
Webマーケティング全般に役立つ資格をご紹介します。
Webマーケティングの基礎を学びたかったり、あらゆる業界で使えるスキルを身につけたかったりする人は要チェックです。
2-1.マーケティング・ビジネス実務検定

マーケティング・ビジネス実務検定は、マーケティングの実務的な知識とスキルを評価するための資格試験です。
試験は難易度の高さから、A級・B級・C級に分かれており、最もハードルが低いC級では以下の基礎科目が出題されます。
- マーケティング概念
- マーケティング・コンセプト
- マーケティング・マネジメント
- 市場細分化
- 標的市場設定
- マーケティング・リサーチ
- 消費者行動
- 製品戦略
- 価格戦略 など
A級はより実践的な知識が求められ、マーケティング戦略レベルの知識習得が必要不可欠です。
オフィシャルサイトには、過去の出題例なども掲載されているので、仕事で役立つマーケティング実務知識を習得したい方は、参考にしてみてください。
検定試験は年に4回開催されているため、計画的に学習をすれば、合格は難しくありません。
2-2.Web検定

出典:Web検定
Web検定は、Webマーケティングの知識とスキルを測るための試験です。
この試験は、Web戦略の立案からWebプロモーションの実施まで、Webマーケティング推進で必要な全般的な能力を試されます。
Web検定には以下4つの試験名称 があります。
- Webリテラシー
- Webデザイン
- Webディレクション
- Webプロデュース
まずはWebに関する必須知識を習得できるWebリテラシーの取得を目指しましょう。
それから必要に応じて、ディレクションやプロデュースなどの資格勉強をするとWeb制作の工程管理や現状分析、プロジェクト企画、戦略立案などより上流の業務知識を習得できます。
Web検定の学習をすれば、Webマーケティングの基礎的な知識だけではなく、Webサイトの分析方法やコンテンツ作成などの実践的なスキルも身につけられます。
2-3.IMA(Internet Marketing Analyst)検定

出典:IMA検定
IMA(Internet Marketing Analyst)検定は、Webマーケティングの知識と実務スキルを有する人材の育成と評価を目的とした資格試験です。
GMOデジタルラボ株式会社や株式会社カカクコムなどの多くの企業が利用しており、信頼性の高さが特徴です。
IMA検定の勉強をするなかで、Webマーケティングに関する基礎知識、どの業種でも重宝されるサイト分析など実務的なスキルも身につけられます。
資格取得の流れは以下の通りです。
- エントリー
- eラーニング
- 認定試験
- 合格
受講から試験までオンラインで完結、かつ約2ヵ月で実務スキルを身につけられるため、効率性が高い試験といえます。
IMAの資格は、Webマーケティングのキャリアをスタートするための良い出発点となり、Google 広告認定資格などより上位の資格を取得するための基礎にもなるでしょう。
2-4.HubSpotインバウンド認定コース

出典:HubSpotアカデミー
HubSpotインバウンド認定コースとは、HubSpotが提唱し、今ではWebマーケティングの基礎知識ともなっているインバウンドの考え方や、具体的な実践方法などを学べるコースのことです。
ペルソナやカスタマージャーニーマップの作成方法も解説されており、Webマーケティングを始める際に押さえておくべき基礎知識を学べます。
コースの最後に用意されている試験に合格すれば、LinkedInに掲載できる認定資格の取得が可能です。
また、HubSpotアカデミーではコンテンツマーケティングやEメールマーケティング、SNSマーケティングなどの豊富なコースが無料で提供されているため、積極的に活用するのがおすすめです。
2-5.ネットマーケティング検定

出典:ネットマーケティング検定
ネットマーケティング検定とは、Webマーケティングの企画や立案にかかわるスキルの証明をする資格です。
試験は40問で構成され、前半の30問はWebマーケティングにおける基礎知識、後半の10問は事例にかかわる知識が問われます。
本資格の勉強を通して、Webマーケティングの幅広い分野に関する知識を体系的に習得できるでしょう。
3.【Web広告編】Webマーケティングにおすすめの資格3選
株式会社電通による調査「2022年日本の広告費」によれば、マスコミ四媒体広告費が2兆3,985億円なのに対し、インターネット広告費は3兆912億円とすでにマス媒体を上回っています。
あらゆる業界がWeb広告を運用しているため、これからご紹介するWeb広告に関する資格を取得すれば、重宝されることでしょう。
3-1.Google 広告認定資格

出典:Google
Google 広告認定資格とは、Googleのリスティング広告やディスプレイ広告、各種キャンペーンを運用するためのスキルと知識を評価する試験であり、無料で受講できます。
Google 広告認定資格の勉強をすれば、多数の企業が運用しているGoogle広告の使い方や設定方法、運用、効果測定などに関する深い知識の取得が可能です。
Google 広告認定資格は、広告代理店やWebマーケティング会社で働くマーケターだけでなく、企業の広告担当者にとっても重要な資格となっています。
資格を取得すれば、Google 広告を使ったWebマーケティングの実務的なスキルを証明でき、就職や転職活動で有利に働くでしょう。
また、広告代理店で働く多くのメンバーが保有しているため、広告代理店での勤務を目指す方にとっては必須資格といっても過言ではありません。
Google広告認定資格にはいくつかの種類があり、まずはリスティング広告、次にディスプレイ広告の順に取得するのがおすすめ。
Google広告の運用で高いスキルを発揮できる人材は、広告代理店やWebマーケティング会社で重要な役割を担えるため、ぜひ取得しておきたい資格です。
3-2.Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定試験

Yahoo!プロモーション広告を使って、効果的な広告キャンペーンを運用できるスキルと知識を有する人材を認定する試験です。
ベーシック・検索広告アドバンスト・ディスプレイ広告アドバンストの3種類があり、基本的には「ベーシック→検索広告」の順、もしくは検索広告から受験するのがおすすめ。
学習コンテンツが豊富に用意されているため、入門者は学習コンテンツで理解を深めてから、受験するとよいでしょう。
ただし、Google 広告のほうが重要性は高いので、まずはGoogle 広告におけるリスティング広告とディスプレイ広告の認定資格の取得を目指しましょう。
3-3.Meta Blueprint

Meta Blueprintとは、FacebookやInstagramなどを運営するMeta社が提供している認定資格です。
FacebookやInstagram、Messenger、オーディエンスネットワークなど、Metaが提供するプロダクトに関するトレーニングコースの受講と無料の資格取得プログラムです。
Blueprint認定資格は、初級から上級まで複数のレベルが用意されており、自分のレベルに合わせたトレーニングコースの受講ができます。
また各トレーニングコースには、動画やテキスト、クイズなどが用意されているため、初心者でも簡単に理解できるのが特徴。
GoogleやYahoo!広告と同じくらい、Facebook広告は重要なWebマーケティング施策になっています。
Facebook広告の運用に必要なスキルの取得とそれをアピールするためにも、資格取得に取り組んでみるとよいでしょう。
4.【分析・ 統計編】Webマーケティングにおすすめの資格4選
Webマーケティングでは、ユーザーの行動データを分析し、最適な改善策につなげることが重要です。
データ分析に精通した人材は少ないため、これからご紹介する資格を取得すると重宝されるでしょう。
4-1.Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)

出典:Google
Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)は、Google アナリティクスで、Webサイトの分析とインサイトの抽出を行うためのスキルと知識を評価する資格試験です。
この試験では、Google Analyticsの使い方やデータの収集と処理、レポートとダッシュボードの作成、標準レポートとカスタムレポートの分析などに関する知識が試されます。
GAIQの認定を受ければ、Google Analyticsを駆使してデータに基づいた意思決定を行える能力の証明が可能です。
大企業の90%以上がGoogle アナリティクスを導入しているレポートがあるほど、企業のWebマーケティングにおいてGoogle アナリティクスは必須ツールとなっています。
GAIQを取得すれば、分析能力の高いWebマーケティングプロフェッショナルであることを示せるだけでなく、就職活動や昇進などで有利になるでしょう。
4-2. ウェブ解析士

ウェブ解析士は、Web解析の基礎から応用まで学べる資格です。
Webアナリティストとして著名な小川卓氏が顧問を務めるウェブ解析士協会が付与する資格のため、信頼性が高いのも特徴です。
ウェブ解析士の資格を取得すれば、正しい分析から得られたデータをもとに、ビジネスの成長を促進する改善策の提案ができる能力の保有を証明できます。
Web分析のエキスパートを本格的に目指す方は、ウェブ解析士の資格の取得に励むとよいでしょう。
オフィシャルサイトによれば、最も簡単なウェブ解析士の資格の場合、未経験者なら2~4ヵ月ほどの学習で取得できるようです。
4-3.Webアナリスト検定

出典:Webアナリスト検定
Webアナリスト検定は、Google アナリティクスの活用法を体系的に学べる資格。
検定試験を直接受講することも可能ですが、入門者の方は5時間/日のオンライン講座でGoogle アナリティクスの理解を深めてから、オンラインの検定試験に臨むのがおすすめです。
オフィシャルサイトによれば、合格率は8割程度なので、資格取得のハードルは低いといえます。
講座は現役のコンサルタント/データアナリストが担当します。
具体的な考え方や手順など、すぐに実務で使えるノウハウを伝授してくれるでしょう。
短期間でGoogle アナリティクスの基本的な使い方のマスターから、資格取得までしたい方におすすめです。
4-4.統計検定

出典:統計検定
統計検定とは、統計に関する知識や活用力を評価する試験です。
本資格の勉強をすれば、データに基づいた客観的な評価をし、Webマーケティングを成功へと導く有益な施策を発見できるでしょう。
統計検定は、データサイエンティストやアナリストを目指す方が受験する本格的な資格であり、取得をすればデータサイエンティストとしてさまざまな可能性を切り開けます。
5.まとめ
Webマーケティングの資格勉強をすれば、知識やスキルの取得だけではなく、就職活動や昇給などにも役立ちます。
資格の取得により、新たな可能性が広がる でしょう。
Webマーケティングのスキルアップに興味がある方は、ぜひ記事でご紹介した資格を検討してみてください。
「どの資格を取得すればいいのか分からない」という方には、年々大きな成長を果たしているWeb広告市場において、最も大きな存在感を放つGoogle リスティング広告の認定資格の取得をおすすめします。
まずは自身の課題や将来的な目標を明確にし、必要なスキルセットを定め、資格取得に励みましょう。
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