コラム

【比較表付き】もう迷わない!主要SNS広告5種類の特徴や成功事例

事例 広告運用 SNS広告
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総務省の「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、平日のSNSの平均利用時間は10代で72.3分、20代で84.6分であり、消費者は多くの時間をSNSで過ごしていると分かります。

SNS広告を出稿すれば、各プラットフォームで広告を配信でき、多くの潜在顧客にアプローチできます。

そのため、新規顧客の獲得や認知拡大、ブランディングなどに最適です。しかし、「どのSNS広告がよいのか分からない」「SNS選定のリサーチをする時間がない」と悩むマーケティング担当者も多いのではないでしょうか。

本記事ではそのような方に向けて、Twitter・Facebook・Instagram・TikTok・LINE広告の特徴や事例などを徹底的にご紹介します。

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1.そもそもSNS広告とは

SNS広告とは:
TwitterやFacebookなどのSNS上に出稿する広告のこと。

SNS広告はプラットフォーム上にユーザーデータを蓄積しているため、Google 広告やYahoo!広告などと比較して、詳細なターゲティング設定ができます。

検索連動型広告と異なる点は、検索連動型広告は顕在層にアプローチするのに対し、SNS広告は潜在層にアプローチする点です。

そのため、認知度の拡大や新規顧客の獲得、ブランディングなどに向いている。

メリットが多いSNS広告ですが、自社に適切なプラットフォームを選べなければ、期待した成果は見込めません。

ここからは、主なSNS広告の特徴を解説します。

2.SNS広告種類1:拡散性が極めて高い「Twitter広告」

出典:Twitterビジネス

Twitterは国内ユーザー数4,500万人のSNS。テキストコンテンツが主流ですが、画像や動画を添付することも可能です。

以前はTwitterの売り上げの90%は広告収入によるものでしたが、イーロン・マスク氏のTwitter社買収により状況は一変しました。

具体的には、広告主の一部が不利益を被る可能性があることから、広告出稿を一時停止しています。

2022年11月時点ではTwitterの動向が不透明のため、広告を出稿するのかどうか慎重に検討しましょう。

2-1.Twitter広告の種類

Twitter広告の主な種類は以下の通りです。

  • プロモ広告:通常のツイート形式の広告。幅広いユーザーへのリーチや既存のユーザーのエンゲージメントを高める
  • フォロワー獲得広告:自社と関連性の高いユーザーに配信するツイート形式の広告
  • テイクオーバー広告:トレンドと連動して配信する広告。トレンドリストや [話題を検索] タブの最上部に24時間のみ独占配信できる

基本的には、「プロモーション」と明記された通常のツイート形式の広告が、タイムライン・検索画面・プロフィール画面に表示されます。

2-2.Twitter広告の課金形式

Twitter広告の課金形式は、登録キャンペーンの目的により異なります。

以下がキャンペーン目的と課金形式をまとめた一覧表です。

キャンペーンの目的 課金形式
リーチ 広告が1,000回表示されるたびに課金
動画の再生数 動画が一定時間再生されるたびに課金
プレロール再生数 動画が一定時間再生されるたびに課金
アプリのインストール数 広告が一定回数表示もしくはアプリがクリックされるたびに課金
ウェブサイト訪問数 リンクがクリックされるたびに課金
エンゲージメント数 エンゲージメントが発生するたびに課金
フォロワー数 フォローされるたびに課金
アプリのリエンゲージメント数 アプリがクリックされるたびに課金

参考:Twitter広告 リーチキャンペーン|Twitter ビジネス

参考:動画の再生数キャンペーンを作成する|Twitter ビジネス

参考:プレロール再生数キャンペーンを作成する|Twitterビジネス

参考:アプリのインストール数キャンペーンを作成する|Twitter ビジネス

参考:ウェブサイト訪問数キャンペーンを作成する|Twitter ビジネス

参考:エンゲージメント数キャンペーン|Twitter ビジネス

参考:フォロワー数キャンペーンを作成する|Twitter ビジネス

参考:アプリのリエンゲージメント数キャンペーンを作成する|Twitter ビジネス

2-3.Twitter広告を選ぶべき理由とおすすめの企業

Twitter広告は、ほかのSNS広告よりも拡散性が高いのが特徴です。
拡散された場合、さらなる予算を投下せずに、広告を多くのユーザーに届けられます。

また、Similarwebの調査結果によれば、全体の約67%が男性であり、最も多い年齢層は25~34歳です。

また、傾向的にIT人材をはじめとしたビジネスパーソンが多いように思われます。これらの点を踏まえると、Twitter広告は以下の企業におすすめです。

  • BtoB企業や無形商材を取り扱っている
  • 20~30歳代がターゲット

2-4.アプリDL数が4,000%増!マイナビ転職のTwitter広告成功事例

最後にマイナビ転職におけるTwitter広告の成功事例について、ご紹介をさせていただきます。

マイナビ転職では、昨今懸念されているCookie規制により、リターゲティング広告をはじめとするターゲティングが難しくなるのではないかと次なる施策を模索していたそうです。

そのような状況下において、Twitter広告であれば、プラットフォーム内のデータを基にターゲティングを行えるのではないかと着目し、利用を開始しました。

特に、特定の語句を使用するユーザーにアプローチできるキーワードターゲティングは、転職に興味・関心がある人にピンポイントでアプローチできるとあって非常に魅力的だったそうです。

実際にCV獲得につながり、その後も検証を続けながらCV数を伸ばすことに成功しました。また、転職関連のキーワードは当然ながら、よりCVを獲得するため、ビジネスパーソンの関心が高そうな語句をターゲティングに設定します。

具体的には、通勤時間にゲームアプリを楽しむビジネスパーソンに広告を届けるため、ゲームに興味・関心があるユーザーにターゲティングを実施しました。

こちらの対策も功を奏し、結果として、コンバージョン数が4,000%増加という大成功を収めます。

参考:アプリDL数が4,000%増!マイナビ転職に聞く、潜在層向けTwitter広告で効果を引き出す方法|Twitter マーケティング

Twitter広告とは?初心者でも簡単に運用できる広告の概要を解説

3.SNS広告種類2:高精度のAIで自動運用「Facebook広告」

出典:Meta

Facebook広告は1日数百円から出稿できる広告サービスです。

Facebook広告を使えば、Facebookだけではなく、InstagramやMessenger、月間10億人にリーチできるAudience Networkにも広告を配信できます。

Facebook広告の強みは高精度のAIです。2022年1月~3月のFacebookデイリーアクティブユーザー数は19億6,000万人にもなります。

膨大な数のユーザー情報や行動を学習しているため、AIの精度は極めて高いのが特徴。

従来のWeb広告では「40代女性向けの美白化粧品」を宣伝する場合、40代女性にのみ配信ユーザーが絞られます。しかし、Facebook広告はAIが過去の行動履歴を分析し、購入意欲が高いと判断すれば、20代や30代、男性にも広告が配信されるのです。

3-1.Facebook広告の種類

Facebook広告の出稿位置は以下の通りです。

  • フィード
  • ストーリーズ
  • インストリーム(動画コンテンツの再生前後または再生中に広告を表示)
  • 検索画面
  • Messenger
  • 記事内
  • 外部アプリ

Facebook広告で利用できるフォーマットは以下の通りです。

  • 写真
  • 動画
  • Instagramストーリーズ
  • Messenger
  • カルーセル
  • スライドショー
  • コレクション広告
  • プレイアブル(アプリのプレビュー画面を表示)

このようにFacebook広告では、豊富な媒体や配置位置、フォーマットから自社に最適な組み合わせを選べます。

3-2.Facebook広告の課金形式

Facebook広告は1日数百円からの出稿が可能で、予算の上限も設定できるため、予算オーバーになることはありません。

Facebook広告の課金形式は、大きくクリック課金とインプレッション課金の2つに分類できます。

クリック課金とは:
広告がクリックされるたびに料金が発生する方式で、購入や問い合わせなどのコンバージョン獲得に有効。

インプレッション課金とは:
広告が1,000回表示されるたびに料金が発生する方式で、認知度の拡大や見込み客の獲得などに向いている。

Facebook広告はオークション形式を採用しているため、クリック単価やインプレッション単価は常に変動するのが特徴。

そのほかにも、アプリのインストール数や動画の再生数などで課金される形式もあります。

3-3.Facebook広告を選ぶべき理由とおすすめの企業

先にも解説した通り、Facebook広告の強みは膨大なユーザー情報を学習した高精度のAIです。

AIがキーワード選定や入札戦略の最適化を図るため、成果の最大化を見込めます。

一方、AIを使いこなすためには、具体的なターゲティング設定は欠かせません。なお、サードパーティーCookie廃止の影響でリターゲティング(ユーザーを追跡する広告配信)が困難になっています。

Facebook広告を提供するMeta社は、アプリ間でのユーザー追跡が難しくなることで、年間100億ドルの収益が減少すると試算しているほどです。

基本的に、Facebook広告はどの規模や業種にも向いていますが、特に下記の企業におすすめです。

  • ECショップを運営している
  • 明確なペルソナ像がある
  • 自社で顧客情報を保有している

3-4.広告費用対効果を8倍に向上!NikuyaのFacebook広告の成功事例

Nikuyaは、日本風の包丁を提供するフィリピンの企業です。

同社は、新たなマーケティングチャネルを開拓し、顧客とのコミュニケーションを改善するために、Messengerに誘導する広告を出稿しています。

動画広告とダイナミック広告を出稿し、広告の下には「メッセージを送信する」と記載されたCTAを設置しました。

ユーザーが広告をクリックすると、Messengerが開き、ユーザーはチャットボットに質問や注文をできる仕組みです。

さらに、幅広いユーザーにリーチするため、通常の動画広告キャンペーンも実施しています。Facebook広告の運用により、費用対効果は8倍にも向上したそうです。

参考:Nikuya FacebookのMessenger誘導広告掲載によりビジネス成果を向上|Meta

Facebook広告とは?特徴からメリット、始め方まで詳しく解説!

4.SNS広告種類3:若者の購買意欲を醸成「Instagram広告」

出典:Instagram

Instagramは、画像や動画で訴求できるプラットフォームです。

MMD研究所が発表した「2021年版:スマートフォン利用者実態調査」によると、Instagram利用者の38%がInstagramをきっかけとして商品購入をした経験があると回答しており、購入アクションにつなげられる重要なチャネルとなっていることが理解できます。

また、Instagramの主な利用者は若い女性というイメージがあるかもしれませんが、Meta社とsimilarwebの調査で以下の点が判明しています。

  • 国内のミレニアル世代においては男女のユーザー数はほぼ同数
  • 2022年10月時点のグローバルユーザー数の割合は男性が57.05%
  • 18~34歳までの利用者が多い傾向

もはや若い女性だけのプラットフォームではないため、あらゆる年代の層に商材の訴求やブランディングなどを実施できます。

4-1.Instagram広告の種類

Instagramに掲載できる広告の種類は以下の通りです。

  • 写真広告
  • 動画広告
  • カルーセル広告
  • ストーリーズ広告
  • リール広告
  • 発見タブ広告
  • Instagramショップ広告

そのほかにも、FacebookやMessengerなどにも広告を配信できます。なおインストリーム動画広告は、2022年3月21日をもって利用できなくなりました。

4-2.Instagram広告の課金形式

Instagram広告の主な課金形式は以下の4つです。

  • クリック課金
  • インプレッション課金
  • アプリインストール課金
  • 動画再生課金

Instagram広告もFacebook広告と同様に、100円程度から出稿できるため、導入ハードルは低いのが特徴です。

4-3.Instagramを選ぶべき理由とおすすめの企業

Instagram広告と相性がいいのは、画像や動画で訴求できる商材。

先にご紹介した「2021年版:スマートフォン利用者実態調査」によれば、Instagramがきっかけで購入した商品で最も多かったのが化粧品・美容品の46.3%、次いで衣類小物品が30.5%、衣料品が28.9%となっています。

これらの商材は、画像や動画での訴求が効果的なため、Instagram広告との相性は良好です。

また、Instagramでの購入経験が最も多かったユーザー属性は、女性20代の58.8%、次いで女性30代の52.2%でした。男性の場合は、30代で30.3%、20代で23.1%です。

これらの点を踏まえると、Instagram広告がおすすめなのは以下の企業と言えます。

  • 衣類や美容製品を取り扱っている
  • ビジュアルでの訴求に強みがある
  • ターゲットが若い世代

4-4.1,000万人以上に訴求したJALのInstagram広告の成功事例

日本航空(JAL)は、ラグビーワールドカップに合わせて、ラグビー日本代表の応援キャンペーンをInstagramで実施しました。

Instagram広告配信の目的は、ブランドメッセージ「挑戦」を伝えながら、自社への親近感を醸成することです。

この目的を達成するためには、幅広いユーザー層にアプローチしなければいけません。

そこで日本航空は、著名アスリートを起用し、ワールドカップを楽しむための基礎知識を学べる動画を制作してストーリーズに配信します。

ストーリーズでは、テンポよくコンテンツが入れ替わるため、動画の冒頭や画面上下にブランドロゴを入れるなどの工夫を凝らし、ユーザーに自社の印象を残せるように配慮しました。

その結果、期間限定のキャンペーンながらも1,000万人以上にリーチでき、リーチ単価は13%改善しました。

参考:日本航空|Instagram広告の成功事例

Instagram広告の完全ガイド!初期設定から成功に導く運用方法まで、徹底解説

5.SNS広告種類4:情報伝達力に優れた動画で訴求「TikTok広告」

出典:TikTok for Business

TikTokは、ショート動画の投稿プラットフォームです。TikTokの依頼でNielsenが実施した調査によれば、下記の広告効果が分かっています。

  • ユーザーエンゲージメントが46%高い
  • TikTok視聴後に行動を起こすユーザーは92%
  • TikTok視聴後に購買行動を起こすユーザーは25%

また、株式会社ジャストシステムが男女1,016名を対象にした調査によれば、34.2%がTikTok動画をきっかけに製品購入した経験があると回答しています。

膨大な情報を分かりやすく伝えられるショート動画の性質上、優れたコンバージョン率を生み出せると考えられます。

5-1.TikTok広告の種類

TikTok広告の種類は以下の通りです。

  • 起動画面広告:TikTok起動時に広告を配信。膨大な数のユーザーにアプローチできる
  • チャレンジ広告:独自ハッシュタグを用意し、ユーザー参加を促す広告
  • インフィード広告:おすすめ欄に配信。ユーザーによる二次拡散の可能性がある
  • 運用型広告:ユーザーの一般投稿にブレンドして配信

なお、TikTok広告の課金形式はオフィシャルサイトより公表されていませんでした。

そのほかの広告媒体のように、広告種類ごとに対応する課金方式が異なるため、興味がある場合は、オフィシャルサイトより問い合わせましょう。

5-2.TikTok広告を選ぶべき理由とおすすめの企業

TikTokは10代から20代の若者が多く利用しています。特に10代にアプローチできることは、TikTokならではという強みでしょう。

動画での広告配信が基本となるため、若者をターゲットにしていて、ビジュアルで訴求できる商材を取り扱う企業におすすめです。

5-3.2021年8月上旬には2,000万回の視聴回数を獲得した大塚製薬のTikTok広告の成功事例

大塚製薬のファイブミニは、従来30~50歳代をターゲットにプロモーションを展開していました。

ある日、TikTok上で若いユーザーがファイブミニを取り上げたことをきっかけに、売り上げが瞬く間に伸びていきます。そこで、さらなる売り上げの拡大を狙い、TikTokでインフィード広告を出稿することにしました。

その結果、人気のインフルエンサーを起用することで、いいねやコメントなどのエンゲージメント率が増加しました。

さらに起動画面広告で、ファイブミニ1パックを1,000名にプレゼントするキャンペーンを展開したのです。

これらの施策展開により、「#ファイブミニ」がついた動画の視聴回数は、2021年
8月上旬時点で2,000万回を超える結果になりました。

参考:TikTokで若年層を購買に結び付けた大塚製薬「ファイブミニ」|TikTok for Business

6.SNS広告種類5:圧倒的なユーザー数にリーチ「LINE広告」

出典:LINE for Business

LINEの月間利用者数は、2022年3月末時点で9,200万人を超えており、日本人の生活には欠かせないインフラと言っても過言ではありません。

LINE広告は運用型広告であり、多くのユーザーにアプローチできます。以下では、LINE広告の特徴を見ていきましょう。

6-1.LINE広告の種類

LINE広告の主な配信先は以下の通りです。

  • トークリスト
  • LINE NEWS
  • LINE VOOM
  • LINE BLOG
  • LINEポイントクラブ
  • LINEショッピング
  • LINE広告ネットワーク

そのほかにも、ウォレットやLINEチラシなどに配信可能です。下記は、LINE広告の配信先と対応クリエイティブをまとめた画像となります。

出典:【公式】LINE広告の特長とは?配信面や費用、導入事例を総まとめ│LINE for Business

6-2.LINE広告の課金形式

LINE広告の課金形式は、主に以下の3つです。

  • クリック課金
  • インプレッション課金
  • 友だち追加ごとに課金

LINE広告は低予算からの出稿も可能ですが、広告の配信有無はオークション形式で決まります。

LINEは、Webサイトへの集客が目的なら月30万円、公式アカウントの友だち追加が目的なら月10万円の予算を用意することを推奨しています。

6-3.LINE広告を選ぶべき理由とおすすめの企業

LINE広告を使えば、あらゆる年齢層の膨大なユーザーにアプローチできるため、美容やアプリなどの幅広い層に支持される商材を取り扱う企業におすすめ。

特に新規顧客の獲得が目的ならば、LINE広告の活用を前向きに検討しましょう。

例えば、トークリストで成果を出せた広告を、LINE NEWSやLINE VOOMなどほかの配信面に出稿すれば、異なるユーザー層にアプローチできるため、同じクリエイティブでさらなる成果につながる可能性があるのです。

一方、ニッチな商材や高額商材などはLINE広告には向いていません。

6-4.新規獲得数を530%アップさせたDr.stretchのLINE広告の成功事例

ストレッチ専門店のDr.stretchは、急速な事業拡大に伴い、新規顧客の獲得やサービス認知の拡大を目指し、2020年2月にLINE広告の運用を始めます。

地域セグメント機能で店舗から半径3m以内のユーザーを対象にすることで、サービスを利用する可能性の高いユーザーに効率よくアプローチできます。

また、上限クリック単価を高めて広告配信量の最大化を図り、自動最適化の精度を高めました。

その結果、新規顧客獲得数530%アップ、クリック単価32%の改善に成功したのです。

参考:新規獲得数を530%アップさせたDr.stretchのLINE広告活用とは|LINE for Business

LINE広告とは?多彩な配信面を持つ広告プラットフォームの概要を解説

7.主なSNS広告の種類の早見表

主なSNS広告の特徴をまとめた早見表をご紹介します。

先ほど解説した特徴を踏まえて、早見表で各SNS広告を比較検討してください。

項目 Twitter広告 Facebook広告 Instagram広告 TikTok広告 LINE広告
ユーザー数 4,500万人 2,600万人 3,300万人 1,690万人 9,200万人
ユーザー属性 20~30歳代 30~50歳代 10~30歳代 10~20歳代 10~60歳代
特徴
  • ITをはじめとしたビジネスパーソンが多い
  • 拡散性が高いテキスト主体
  • 40歳代以上が多い
  • 実名制高精度のAI
  • 20~30歳代の男女が多い
  • 購買のきっかけとなる可能性が高い画像や動画で訴求
  • 10~20歳代が多い
  • エンゲージメント率が高いショート動画で訴求
あらゆる年齢層にアプローチ

8.まとめ

SNS広告の運用前には、各プラットフォームの特徴やユーザーについて理解する必要があります。

自社に適していないプラットフォームで広告を出稿しても、期待した成果にはつながりません。

まずは取り扱い商材の理想の顧客像「ペルソナ」を作成し、親和性が高いSNSを選びましょう。

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アドフレックス編集部

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