【入門者から中上級者まで】Webマーケティングのおすすめ本22選
「Webマーケティングのおすすめの本が知りたい」や「質の悪い本を選んで、時間とお金を無駄にしたくない……。」とお悩みではないでしょうか。Webマーケティングに関する本は多数出版されていますが、なかには質の低い本があるのも事実です。
そこで本記事では、Webマーケティング入門者に向けて厳選した本22選を、下記項目別にご紹介します。
- Webマーケティングの全体像
- SEO
- リスティング広告
- SNSマーケティング
- Web分析
- BtoBのWebマーケティング
ぜひ本記事を参考に、自身に合った本を発見してみてください。
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目次
1.Webマーケティングの全体像を学べる本5選
1-1.沈黙のWebマーケティング
「沈黙のWebマーケティング」は、Webマーケティング支援企業の株式会社ウェブライダーの代表松尾氏による本です。
この本がおすすめの理由は、マンガ形式でWebマーケティングの概要をつかめること。特に松尾氏が得意とする、SEOやコンテンツマーケティングに関する必要知識を効率よく学べます。
ストーリーは、オーダー家具の販売会社をWebマーケティング施策で救うというものです。登場人物がWebマーケティングの知識がない状態で始まるため、感情移入して読み進められるでしょう。
具体的な施策やWebマーケティングで重要な考え方が丁寧に解説されているので、これからWebマーケティングを始める方にもおすすめ。
1-2.マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 ―Webマーケッター瞳の挑戦!
本書は、Webマーケティング担当者におなじみのサイト「Web担当者Forum」で連載されていたマンガを一冊の本にまとめたものです。
「沈黙のWebマーケティング」と同様に、マンガ形式となっているため、効率よくWebマーケティングについて学べます。
異なる点は、「沈黙のWebマーケティング」がコンテンツマーケティングを重視しているのに対し、本書はWebマーケティングの全体像を体系的に解説していることです。
KPIやMAなどの専門用語や具体的な施策などを学びたい方におすすめ。
1-3.はじめてでもよくわかる! Webマーケティング集中講義
「はじめてでもよくわかる!Webマーケティング集中講義」は、Webマーケティングの知識がまったくない人を対象にした本です。
テキスト主体ですが、図やイラストが豊富に掲載されているため、読みやすい一冊です。またWeb広告やSEO、動画マーケティングなどについて言及されています。
Webマーケティングについて網羅的にまとめられている一方、各トピックの内容はあえて深掘りされていないため、Webマーケティングの全体像を把握したい方におすすめです。
多少なりともWebマーケティングを知っている人は物足りなさを感じるかもしれません。
知識ゼロの状態でWebマーケティングについて学びたい方におすすめ。
1-4.新訳 ハイパワー・マーケティング あなたのビジネスを加速させる「力」の見つけ方
本書の著者ジェイ・エイブラハム氏は、フォーブス誌が選ぶ全米トップ5のコンサルタントで、伝説のマーケターでもあります。
本書はマーケティングの本質や考え方などについて解説しています。そのため、1回読むだけでは十分に理解できないかもしれません。
しかし、Webマーケティングに取り組むなかで、繰り返し読み直せば本書の内容を理解でき、施策改善のアイデアにつながる可能性があります。
Webマーケティングに特化した本ではありませんが、マーケティングの本質を学べるという点で、これからマーケティングに取り組む方におすすめ。
1-5.THIS IS MARKETING ディスイズマーケティング 市場を動かす
本書の著者セス・ゴーディン氏は、元Yahoo!副社長であり、数多くのマーケティング書籍を発表しています。
「THIS IS MARKETING」はウォールストリートジャーナルやNYタイムズが選ぶ必読書です。本書のテーマは、信用が求められる時代における顧客インサイトのつかみ方です。
Webマーケティングの普及により、顧客は毎日膨大な情報に触れています。このような状況で、顧客から選ばれる企業になるためには、顧客の信頼を勝ち取るしかありません。
本書を読めば、顧客から信頼を得る方法だけではなく、Webマーケティングの本質も学べます。
事例も多く、有益な示唆が豊富なため、繰り返し読むことになる。
2.Webマーケティングの定番施策SEOについて学べる本4選
2-1.現場のプロから学ぶ SEO技術バイブル
タイトルだけ見ると、SEO中上級者を対象にした本だと誤解されますが、本書はこれからSEOに取り組む方やSEOで成果を出せていない入門者におすすめです。
SEOは、コンテンツ対策・内部対策・外部対策の3つに分類でき、本書はサイトの高速化やHTTPS化などの内部対策をメインに解説しています。
本書を読めば、内部対策の基本構造を理解できる。
また、内部対策で使えるコードが網羅的にまとめられているため、すぐにWebサイトの最適化に取り組めます。これからSEOに取り組む場合、持っておくと重宝するでしょう。
2-2.10年つかえるSEOの基本
「SEOといえば専門的なテクニックや知識」とイメージする方におすすめしたいのが本書です。小手先のSEOテクニックに頼った場合、アルゴリズムの変動で、サイト順位が大きく下落する可能性もあります。
SEOで重要なのは、検索エンジンとSEOの本質を理解すること。
本書には、トレンドやテクニックに惑わされないSEOの基礎と本質がまとまっています。SEOは少し複雑なテーマですが、対話形式で進むため、非常に分かりやすく初心者でも納得しながら読み進められます。
SEOに取り組む前はもちろん、現在進行形で実施している場合にも定期的に読み返すことで、本質に沿ったSEOを実施できるでしょう。
2-3.SEO対策・超入門2023
本書は20年以上のキャリアを持つWebコンサルタントによる一冊です。SEOの基礎から歴史、2023年版のトレンドまで網羅的にまとめられているため、SEOについて知っておくべき基礎知識を学べます。
また、「SEOを1日で習得する」というコンセプトの通り、2~3時間ほどで読了できます。
SEOに関する知識がゼロの方は、本書を読んでから、ほかの本やWeb記事を読むと効率よく理解を深められるでしょう。
2-4.沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘
SEOにおいて、Webライティングスキルの習得は欠かせません。Webライティングに関する書籍は多数ありますが、迷ったら「沈黙のWebライティング」のみで十分です。
本書はマンガ形式となっているため、Webライティングの知識を分かりやすく習得できます。
具体的には、分かりやすい文章を書くポイントやライターの育成法、SEOライティング、コンテンツ作成のコツなどがまとめられています。
Webライティングで成果を出したいマーケティング担当者やライターにおすすめ。
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3.Webマーケティングにおけるリスティング広告を学ぶのにおすすめの本4選
リスティング広告は、規模や業界を問わず多くの企業が実践しています。ここからは、リスティング広告を学ぶのにおすすめの本をご紹介します。
3-1.いちばんやさしい[新版]リスティング広告の教本
本書はリスティング広告の入門者に向けて、リスティング広告の全容を分かりやすく解説した本です。
著者のコメントやイラスト、操作画面のスクリーンショットが豊富に掲載されているため、効率よくリスティング広告の知識を深められます。
リスティング広告の仕組みから初期設定、運用、改善まで丁寧にまとめられているのが特徴。
リスティング広告の知識がない方でも、本書を参考にすれば、リスティング広告の運用を開始できる基礎知識は習得できます。
リスティング広告の運用担当になったら、まずはこの本を読んで、大まかな知識を把握するとよいでしょう。
3-2.新版 リスティング広告 成功の法則
本書の著者は、アナグラム株式会社代表取締役の阿部氏です。アナグラム株式会社といえば、もっとも有名なリスティング広告運用代理店の1つです。
リスティング広告運用の第一線で活躍する著者が、長年の経験で蓄積したノウハウや考え方をまとめたのが本書です。
本書に書かれているのは、小手先のテクニックではなく、リスティング広告の本質となります。「誰に何を売っているのか」という本質を理解することで、変化が目まぐるしいWeb広告業界においても、安定した成果を創出できるのです。
2014年に出版された本ですが、その内容は全面的に刷新され、さびれることはありません。
3-3.なぜ8割の企業がリスティング広告で失敗するのか?
リスティング広告は、非常に取り組みやすい施策である一方、多くの企業が期待した成果を上げられていません。
本書を読めば、リスティング広告でよくある失敗とその対処法を学べます。
特にリスティング広告の基礎知識だけではなく、代理店の選び方や代理店に依頼する際の注意点まで書かれているのが特徴。
また、ほかの本はリスティング広告の運用を重視していますが、本書はLPに関する内容も充実しています。リスティング広告で集客できても、LPが最適化されていなければ、コンバージョンにはつながりません。
本書を読めば、LPも含めたコンバージョンにつながるリスティング広告の知識を得られるでしょう。
3-4.ネット広告運用“打ち手”大全 成果にこだわるマーケ&販促 最強の戦略102
本書は、リスティング広告・ディスプレイ広告・Facebook広告の運用ノウハウをまとめた本です。基礎知識ではなく、すぐに現場で使える運用ノウハウを重点的にまとめているため、中級者以上におすすめです。
なお本書は辞書のように活用できます。例えば、リスティング広告の運用で成果が頭打ちになった場合、本書を見ることで、最適な改善策を立案できます。
ここまでは、リスティング広告の基礎や本質について書かれた本をご紹介しました。
さらに理解を深めたい場合は、以下の記事も参考にしてみてください。
4.SNSマーケティングを学ぶのにおすすめの本3選
総務省の「令和2年通信利用動向調査の結果」によれば、2020年の国内SNS利用率は73.8%にものぼります。
もはやSNS、カスタマージャーニーのあらゆるステージで、顧客と接点を持つ重要チャネルになっているのです。
ここからは、SNSマーケティングを学ぶのにおすすめの本をご紹介します。
4-1.SNSマーケティング大全
「SNSマーケティングに興味はあるけど、どのSNSを活用すべき?」と悩む担当者は多い傾向です。SNSマーケティングを推進する際は、各プラットフォームの特徴やユーザー属性を理解したうえで、自社に最適なSNSを選択しなければいけません。
本書は、TwitterやInstagram、YouTubeなどの主要SNSの特徴やプロモーションノウハウなどを網羅的にまとめた本です。
SNSマーケティングに精通した著者のため、事例が豊富で具体性の高い内容になっています。SNSの入門者は、まずは本書でSNSの全体像をつかむとよいでしょう。
4-2.僕らはSNSでモノを買う
SNSマーケティングに携わる方なら、本書は読んでおいて損はないでしょう。本書は、消費者がSNSで商品購入する時代における重要法則UGCについて解説しています。
UGCとは、ブログ記事や口コミなど一般ユーザーが作成したコンテンツのことで、消費者の購買意欲に大きな影響を与えます。
本書は、UGCを増やす方法やSNSで購入へとつなげるポイント、コンテンツマーケティングなどについて詳しく学べるのが特徴。
4-3.共感SNS
本書の著者はSNSの総フォロワー数190万人を超えるゆうこす氏。本書には、SNSマーケティングの本質が書かれているといっても過言ではありません。
特に、ファンの作り方や競合アカウントと差別化を図るポイントは大変勉強になります。
著者の経験をもとに、熱量のあるファンを作るSNSマーケティングの戦略が分かりやすく書かれています。
これからSNSマーケティングに取り組む方、なかなか成果を出せていない方にこそおすすめの本です。
5.Webマーケティングに欠かせない分析について学べる本3選
Webマーケティングで成果を上げるためには、定期的な分析と改善が欠かせません。しかし、「分析の仕方が分からない」と悩む担当者が多いのも事実です。
ここからは、Webマーケティングの分析について学べる本をご紹介します。
5-1.1週間でGoogleアナリティクス4の基礎が学べる本
Webマーケティング担当者の必須ツールといえばGoogleアナリティクスです。
従来はUA(ユニバーサル アナリティクス)が使用されてきました。しかし、2023年7月1日よりGoogle アナリティクス 4へ完全移行が決まっています。
UAとGA4は大きく異なるツールのため、事前の学習は必須です。本書は、GA4の基礎知識を解説した完全入門書となります。
GA4への移行からダッシュボードの見方、データ探索の方法まで丁寧に解説されているため、GA4の概要を知りたい方におすすめの一冊です。
5-2.現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書
本書の著者である小川氏は、リクルートやサイバーエージェント、アマゾンジャパンなどでWebアナリストとして活躍されていました。そのような経歴を持つ小川氏が、Webサイトの分析と改善を分かりやすく丁寧にまとめた一冊となります。
具体的な内容は、KPIの設定方法や主な施策の分析方法と事例、レポートの作成方法などが書かれています。
Webサイト分析における一連の流れが優しく解説されているため、これからWebマーケティングに取り組む方や成果を出せていない方におすすめ。
5-3.意思決定のための「分析の技術」
分析の目的は、効果的な意思決定をすること。
単に分析するだけでは、有効な改善策にはつなげられません。本書は、コンサルタントの著者が分析の手法や考え方を丁寧にまとめた一冊です。ロジックツリーやイシューツリーなどのツリーや基本の分析手法などが網羅的にまとめられています。
Webマーケティングの分析に特化した本ではないですが、分析の基礎を学べるという点でおすすめの本です。
6.BtoBのWebマーケティング担当者におすすめの本3選
ここからは、BtoBのWebマーケティング担当者におすすめの本をご紹介します。
6-1.BtoBウェブマーケティングの新しい教科書 営業力を飛躍させる戦略と実践
本書は、BtoBにおけるWebマーケティングの基本的な考えから戦略立案方法、実践方法までをまとめたものです。この本はタイトルの通り、Webマーケティングでの見込み客獲得方法を中心に解説しています。
具体的な手法や成功事例まで丁寧に解説されているため、BtoBのWebマーケティング入門書におすすめの本です。
6-2.デジタルマーケティングの定石 なぜマーケターは「成果の出ない施策」を繰り返すのか?
本書の著者は、Webサイト解析ツールAIアナリストを提供する株式会社WACULの代表取締役垣内氏です。垣内氏は、質の高いレポートやTwitterを発信しており、BtoBマーケティングの最前線を走っているといっても過言ではありません。
本書では、垣内氏が長年の経験に基づいたデジタルマーケティングの定石を論理的に解説しています。
特に、考え方を施策レベルにまで落としこんで具体的に解説している点が魅力的です。
本書を読めば、効率よくWebマーケティングで成果を出せるようになるでしょう。
6-3.BtoBマーケティングの定石 なぜ営業とマーケは衝突するのか?
本書の著者もまた垣内氏です。「デジタルマーケティングの定石」を読んでみて、垣内氏の考えに共感したBtoBマーケターは、ぜひ本書も読んでみてください。
本書はBtoBマーケティングにおける勝ちパターンを丁寧に解説しています。
マーケティングを社内で推進する方法から具体的な施策まで書かれているため、BtoBマーケティングの教科書といっても過言ではありません。
特に、BtoBマーケティングにおけるWebサイトの種類が詳しく解説されており、自社に適したWebサイトを構築し、Webマーケティングを推進できるでしょう。
社内にマーケティング文化がなかったり、一人でマーケティングを推進していたりする担当者におすすめの本です。
7.まとめ
Webマーケティングは専門性が高く、施策種類は多岐にわたるからこそ、本での学習がおすすめです。
Webマーケティングの本は、著者が長年の経験で得た良質な知識やノウハウを数時間で得られるため、費用対効果の高い学習法と言えます。
入門者はもちろん、中上級者も定期的に本で知識をアップデートし、Webマーケティングの精度を高めましょう。
Webマーケティングでコンバージョン数を増やしたい方へ
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