もう落ちない!Yahoo!広告の審査基準や落ちやすい広告の特徴
2021年、Yahoo! JAPANは約5,700万件の広告素材を非承認としています。
この事実からも分かるように、Yahoo! JAPANはWeb広告の品質向上に注力しており、広告主は細かな掲載基準を通過しなければいけません。
それでは、どのような広告が不承認となってしまうのでしょうか。
本記事では、Yahoo!広告の運用を検討しているマーケティング担当者に向けて、Yahoo!広告の審査基準や流れと期間などを解説します。
※掲載内容は記事執筆時点の情報をもとにしています。
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目次
1.Yahoo!広告の審査とは
Yahoo! JAPANは、アカウント開設時と広告出稿時に厳格な審査を実施しています。
審査の目的は、ユーザーがクオリティーの高い情報を得られ、広告主が多くの見込み顧客を獲得できるようにするため。
Yahoo!広告の審査は、広告掲載ガイドラインに沿って行われ、広告ガイドラインに準拠していない場合は、広告出稿が不可能となります。
以降は、Yahoo!広告の審査基準やスケジュールなどを分かりやすく解説しますが、一度ご自身で広告掲載ガイドラインの確認もしてみてください。
2.Yahoo!広告の審査基準
まずはYahoo!広告のアカウント審査基準と広告の審査基準を見ていきましょう。
2-1.Yahoo!広告のアカウント審査基準
Yahoo!広告のアカウント開設時には、広告主を対象にする審査が行われます。Yahoo!広告のアカウント審査の基準は以下の通りです。
- 登録情報:不正出稿の懸念はないか
- サイトの表示:運営サイトが適切に動作し、ユーザーが使いやすいかどうか
- サイトの使用言語:日本語もしくは英語で統一されているか
- 禁止となる表現やサービス:法令や社会規範に違反するものがないか
- その他、Yahoo!が不適切と判断する要素はないか
さまざまな基準がありますが、簡単に言えば以下3つのいずれかに該当すれば、アカウント開設が承認されません。
- 過去に不正行為あり
- 広告掲載基準への抵触が多い
- 審査をすり抜ける行為がある
Yahoo! JAPANが公開しているレポートによれば、2021年下半期の非承認アカウント数は5,324件です。
アカウント審査基準について、より詳細な項目を把握したい方は「Yahoo!広告 アカウント審査基準」をご覧ください。
2-2.Yahoo!広告の広告掲載基準
Yahoo!広告の掲載基準は多々あるため、特に重要な基準をピックアップしました。
- 広告の主体者が明確にされているか
- 検索キーワードと広告またはランディングページの関連性が高いか
- ユーザーにとって広告は有用性か
- 同一ページに同じ広告が重複掲載されていないか
- ユーザーに迷惑となる広告になっていないか
- ユーザーの意に反する広告になっていないか
- 法令や社会規範に反する商材を広告していないか
2021年の非承認広告数は約1億3,000万件であり、非承認理由の割合トップ3は以下の通りです。
- 最上級表示、No.1表示:37%
- 薬用化粧品(医薬部外品)、化粧品:25%
- ユーザーの意に反する広告の禁止:6%
Yahoo!広告の作成にあたり、注意するべきポイントが「最上級表示、No.1表示」です。
「最大」や「最高」、「世界初」などの誇張表現は、広告審査に落ちる可能性を高める。
最上級表示を記載する際は、客観的な調査の提示、および最上級である範囲や領域を明確にするようにしましょう。
3.Yahoo広告クリエイティブの規定
Yahoo!広告に入稿するクリエイティブにも規定があり、規定に反する場合は出稿が認められません。
ここでは特に重要な規定をご紹介します。詳しくは、Yahoo!のオフィシャルサイトよりご確認ください。
- キーワードは80文字以内
- 検索広告のタイトルは30文字以内
- レスポンシブディスプレイ広告のタイトルは20文字以内
- 説明文は90文字以内
- !や?などの記号を多用しない
- !や?などの記号を連続使用しない
- ユーザーに不快感を与える文字列を使用しない
- 意味不明な文字列を避ける
- 顔文字や機種依存文字は使用しない
参考:Yahoo!広告の最適な文字数と使用可能な文字・記号(検索広告・広告表示アセット|ディスプレイ広告)|LINEヤフー for Business
参考:文字、記号を使用する際のルール|Yahoo!広告ヘルプ
4.Yahoo!広告の審査の流れと期間
Yahoo!広告の審査の流れは以下の通りです。
- 広告を入稿
- Yahoo! JAPANがシステムと目視で確認(約3営業日)
- 問題がなければ、広告の配信
Yahoo!広告の審査期間は、約3営業日です。審査の仕組みは、システムと目視で広告やキーワード、画像、ランディングページなどの確認が行われます。
なお、広告掲載ガイドラインは定期的に更新されるため、広告掲載中も内容の確認が随時行われるのです。
【例】
掲載中の広告においても新たなガイドラインに違反している場合、広告の掲載が停止される。
また、1アカウント内で大量の入稿をすると、審査完了までにかかる時間が長くなるため注意をしてください。
5.Yahoo!広告の審査でよくある質問に140字以内でお答え
最後にYahoo!広告の審査でよくある質問に回答していきます。
5-1.Q:審査状況はどうやって確認するの?
広告管理ツールで確認できます。審査に通過しなかった場合は、その理由や推奨される対処法なども表示されます。
5-2.Q:広告の再審査の依頼方法は?
広告管理画面より、不承認の広告を開きます。広告内容を修正し [申請] ボタンをクリックすれば、再審査が実施されます。
5-3.Q:違反は何度しても大丈夫?
何度も違反やガイドラインへの抵触を繰り返すと、アカウント自体が停止される恐れがあるため、可能な限り違反はしないようにしましょう。
5-4.Q:広告が非承認にならないためにはどうしたらいい?
原則としてガイドラインを守ることが大切です。そのうえで、キーワードとの関連性を高め、露骨な表現やユーザーに不快感を与える表現は避けましょう。
6.まとめ
Yahoo!広告を利用するためには、アカウントと広告審査を通過する必要があります。審査基準は細かく用意されていますが、大切なことは以下の通りです。
- キーワードと広告/ランディングページの関連性を高める
- 客観的なデータを示さずに誇張表現を使用しない
- 露骨な表現をしない
- ユーザーに不快感を与えない
この4点を意識して、広告やランディングページを作成すれば、承認率を高められます。
不承認となった場合は、広告管理画面より原因を特定してから、修正と再申請をするようにしましょう。
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アドフレックス編集部
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